『まんがタイムきららキャラット』2013年2月号、先日の続きです。
『さくらティーブレイク!』、一年生桜と菊華が初お点前だそうですよ。七紀先輩も着物、男物なんですが、って、どんだけ背が高いというのか。先輩たちも後輩の初披露、大切に考えているっていうのですよね。しかしここからが面白かった。髪焦がす、カンペをガン見で流石を「りゅうせき」と読んでしまう、お菓子を間違え、こけるは、食べるは、水蒸気もうもうたてた上、極めつけは水でお茶をたてる。もう、このテンポ、この段取り、めちゃくちゃ面白かったです。一生懸命、それが伝わる。いい子ですよ。あの、片付けしてるところの絵なんかも実にいい。ええ、すごく面白かった、よかったですよ。
『ぷらいまりィずむ!』、遠足後編。カラーが可愛いですよね。で、お弁当を忘れためいふが、いろいろ食べ物わけてもらったりする中、さゆらだけは意地でもわたさない。うん、姉妹とはこういうものなのか。さてさて、今回はニコちゃん回でしたね。お手伝いする、その手際のよさ、また近所の皆からも好かれていて、お母さんが亡くなっちゃった、それでお姉ちゃんが頑張ってるって、みんなが知ってるんでしょうね。で、遠足、ゴミ拾いを兼ねてオリエンテーションをやる。いや、ゴミ拾いがメインなのかな。その最中、アレな本見付けちゃって、しずのはなにかわかるんだ! で、ニコはぎゃあって叫んで逃げるんだ。森の中、迷子になって、不安になって、それで助けられた時に、ニコ、めいふさゆらのお母さんに抱き付いて泣いてしまう。ええ、ほんと、よい話でした。頑張ってるニコ、いつも明るいニコだからこそ、ぐっとくる瞬間でしたよ。
『うぃーしぇあ!』、お風呂で瑚町さんと遭遇。人見知りな人、あのぬいぐるみを作ってくれた人ですよね。目をあわせてくれない。曇った眼鏡で表情がわからない。なんとかコミュニケーションとりたいなあ、そう思うんですが、なかなかうまくいかない。そこにやってきた里音先輩のおかげで、瑚町さんの眼鏡の曇りもとれて、そうしたら鼻血。あさひ自分のせいと思って、いろいろ世話を焼く。いちご牛乳飲みたい、今すぐ買って参ります!! なんでもする、お菓子も献上、それですっかり仲良くなって、あさひの尊敬を勝ち取ろうと瑚町、里音で争奪戦が発生する。ええ、よかった。楽しかったです。舞ちゃん最強、これもよかったですよ。
『もこもこBOX』はおじいちゃん登場です。ゴロゴロとカートを引いてやってきた和服の御老人。どっこいしょと座る、それは椅子じゃなくてグリリンだっていうんですね。おじいちゃん、立派なしっぽ。もふもふと子供に大人気。おおー、なるほどキューちゃんのおじいちゃんだっていうんですね。子供が好きそうな、優しいおじいちゃん。ちょっといたずら好きそうで、すっとぼけた発言もいい感じ。キューちゃんもすっかり翻弄されてますね。しかしこうして皆のお母さん、おじいちゃんも揃って、わいわいと大人数、なんだかにぎやかで楽しそうで、ほのぼの。ほんと、すごくよいのですよ。次回! グランドフィナーレ! えええっ! なんだって!?
- 『まんがタイムきららキャラット』第9巻第2号(2013年2月号)
私はなにか集まりがあるとギターを持っていって歌ってる、そういう人間なんですが、フォーク世代がたくさんいる集まりですとね、ちょっとした歌声喫茶状態になるんですね。あれをやって欲しい、じゃなくて、あれを歌いたい。となると、定番の曲は押さえておく必要がありますよね。『


『まんがタイムきららフォワード』2013年2月号、発売されました。表紙は『ハナヤマタ』、晴着のなるがとてつもなく可愛いですね。ちょっと崩しぎみに座りこむ、その様子、八の字眉。周囲にはちんまくなった皆がいて、髪飾りや帯留めをなおしたり、また鳴子を持ってたり、華やかで綺麗、そこにちんまくて可愛い、いろんな要素が共存して、実にいい感じの表紙になっていますよ。
『
最初は全然期待してなかったんですよ。『てーきゅう』。タイトル見ればわかるように、テニスものですね。って、わかる? ええと、2分くらいのアニメ。OPの歌を抜いたら1分半くらい? その短時間に、ものすごい勢いで話が展開する。な、なんじゃこれー!? 最初度肝抜かれたんですが、いや、しかしこれ、めちゃくちゃ面白いですよ。で、テニス、ものすごく関係ない。主人公ユリが嘆くくらい関係ない。どれくらい関係ないかは、実際に見ていただいた方がはやい。なので、
『
うおお、カバーはずしたら、いきなりの鈴子黒歴史ノートかいな。いや、この子の場合どうなんだ? 黒歴史で進行形? ほっ、よかった。卒業したらしい。自分の作った設定の世界、きっちり反省して、苦い経験を次にいかそうとしています。うん、成長したねえ、鈴子。中学校の3年間を、自分で作った設定に逃げ込んでやりすごした。ずっとぼっちだった女の子。友達らしい友達もできなくて、だから星垣臣美、この子がはじめてできたお友達だったというんですね。星垣臣美、自称宇宙人だそう。おお、ものすごい電波!? ええ、『こずみっしょん!』の開幕です。
最近は女装なんていうのもポピュラーになっている、そんな印象もありますが、いや、女装でベース弾いたりね、さらに踏み込んで性別の転換ものなんていう漫画小説なんかも人気なのだそうですよ。『チェンジH』という、性転換、いやTSといった方がより適切だと思う、そういうテーマでのアンソロジーが刊行されておりました。今日とりあげる『のぞむのぞみ』も『チェンジH』に掲載されていたタイトルです。『チェンジH』には、そのものずばりTSものからTVもの — 異性装まで、わりと広いジャンルを扱って、さて『のぞむのぞみ』はといいますと、野球少年が罰ゲームで女装させられて、それで……。一見女装ものかと思いきや、そうではないというのが見どころです。




『まんがタイムきららフォワード』2013年1月号、発売されました。表紙は『がっこうぐらし!』でありますね。ヒロイン3人、教師の床に寄り添うように寝転がって、ひとり膝枕状態。物語の設定、展開が暗くなりがちなだけに、こうしたとにかく明るく楽しそうなイラストはよいですね。ゆきの笑顔、それに応えるように笑っているくるみ。こうした様子が描かれて、見守るようなりーさんの表情なんかもいいですね。
水木しげるさんは、こんなことおっしゃってるんですね。
先だって読んだ『
