2012年12月8日土曜日

『まんがタイムきらら』2013年1月号

『まんがタイムきらら』2013年1月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』、雪のちらつく通学路の風景。影が短いから帰りなのかな? 白い息、コート、寒い中、三人の距離の近さ、それぞれの気持ちのちゃんと繋がってることがわかるいいイラストです。ちょっと遅れて歩く唯の視線、それが生きてるんですね。楽しそうになにを話してるのかな、見ているだけで気持ちがふんわかと暖かくなる思いでありますよ。

チェリーブロッサム!』は、なるほど新丸子先生にフォーカスでありますよ。新入部員を呼び出してなにをするんだろう。いきなりのヤバそうな植物に度肝抜かれながらも、なるほど発明品の実験なんですね。駄目押しの追加機能、それさえなければ有用そうなのばかりじゃないか。しかしなぜ新丸子先生が発明を続けてるのか、それに触れられて、なんとそういうこと! 乙女であるなあ。惚れた相手がいるのか。いつか追い付きたいのか。健気。このあたりも今後描かれるのかなあ。先生サイドも面白そうですよ。

箱入りドロップス』、おお、扉のちょっと気取った雫が可愛いなあ。さてさて、相ノ木家襲撃ですよ。雫の相ノ木へのあの発言、めちゃくちゃ面白かったです。相ノ木のこと、どう思ってるんだろう、このお嬢さん。さて、まさかの新人物。相ノ木妹、鈴音、この子、なんと、春日井のこと好きなのか!? 見るからにあからさまなのに、純ちゃんしか気付いてないのか!? 来年から同じ学校に通うことになる。はたしてどうなる? はたしてどうする? 台風の目になったりするのかな。いやなかなかに期待させてくれる子登場ですよ。ところで相ノ木、なんのかんのいわれながらも、いいやつですよね。

『女子大生生活様式』、素晴しいな。枕の下になにかいれると、その夢を見られる。それでぬいぐるみいれたら、ぺしゃってなっちゃった。うん、頭って重いからね。わくわくしてるねねの可愛さがたまんですよ。さてさて、こよは怖い話がきらい。心霊ものとかありえない。テレビで心霊ものやってるの見て、即座に消す。いいですね。ねねがさ、こないだのブタさんですよ、ブタマフラー、幽霊とかこの子が追い返してくれるよ、って、なんだその笑顔! 最高ですよ。もうね。一番しっかりした子なのに、もう! もう! で、ちょっとお出かけ、ひとり自室に残ったこよがことねの攻撃に怯えてブタ抱き締めてるの。最高だな。素晴しいな。いや、しかし、ほんと、くまあんぱん。ねねの笑顔、ことねの対応、素晴しいな。

『帰宅るまでが学校です!』、ゲストです。中学3年間を部活に費やした、その反動から高校では部活入らない、青春を満喫するんだと決意したヒロイン。いきなりの遅刻ですよ。ああ、そういや私も入学式に遅刻して、保護者席にいたことあるわ。ヒロイン立花葵、ボーイッシュな女の子、ってショートヘアにしたのは高校に入ってからか。慌てて飛び込んだ学校、図書室で出会ったのはおっとりした不思議な先輩。なんだかすごく気になって、探して探して会いにいって、学校行事に興味がないというこの人と、葵、一緒に青春しようというんですね。先輩、芹沢しおん、じゃあ部活を作りましょう。家に帰るまでを楽しむ部。帰宅部を作ろう。しかし、葵、ずいぶん熱血さん。バレー部だったからそうなんでしょうか。いや、これが地なんでしょうね。

『はぴえん。』、ゲストです。スーパーマーケット? 友達に話しかけたつもりが知らない人だった。ああ、あるよね。恥ずかしいよね。はぐれてしまったふたり。はると綾夏、ふたりがさまよいながら互いを探しもとめる話。って、まあ迷子ですね迷子。はるがあかんたれっぽいですね。知らない街、知らない建物で、知らない子供に出会ってしまった。迷子。一緒に動いて、しかしどういう設定があるんだろう。迷子の子、探してたのはお母さんじゃなくせんせーと呼ばれる人。冬季子。本体施設? わからない状況だけど、これはおいおい紹介されるのでしょう。今回はゆるやかな紹介、そういう感じでした。

『すいまさんといっしょ』、すいまさん、たまらん可愛さだな! ふみんさんもたまらんな! 最高ですよ!

『ふぉりぼら』、ゲストです。ひとり暮らしをはじめたくぬぎ。彼女を起こしてくれたのは、ときわ、幽霊だというのですね。きれいなお姉さん。やたらフレンドリーで、くぬぎともうまいこと同居できている? いや、まだそういうほどでもないのかな。ちょっとぐうたらくぬぎと、全然怖くない幽霊ときわとのルームシェア、じゃないな、とにかく一緒に暮らすお話ですね。ちょっとのんびりライフ? そうした感じ。ふたりのやりとり、ちょっと牽制しあいながらも、なかなかに楽しい、悪くなかったですよ。

  • 『まんがタイムきらら』第11巻第1号(2013年1月号)

0 件のコメント: