2012年12月21日金曜日

ガールズ&パンツァー

 ガールズ&パンツァー』のBlu-ray、発売されましたよ。いやもう、これが楽しみで楽しみで、だって低音増強仕様なんでしょう? サブウーファー成分を加えて2.1ch、名付けてセンシャラウンド。どれほどに違うのだろう、大いに期待して、まずはテレビ放送の録画で冒頭だけ視聴、続けてBDを見れば、おおう、全然違うよ。もともとBDって音質が放送に比べてもずっといいんですよ。小さな音がちゃんと聴こえる。定位や存在感、空気感なんかも全然違うものなんですが、戦車が踏み散らかす小石がたてるパラパラという音、この存在感! もちろんエンジン音、走行音に砲撃、着弾の音の臨場感もものすごい。センシャラウンド、ハンパない! いやもうこれはさすがの一言だよ。そう思ってたら、え? 続くシーン、ちょ、ちょっと尺が長くないか!? え、カットが追加されてるのか! うわあ、すごいことになってんな!

と思ったら、どうも気のせいでした。騒ぎたてて、すまん。どうも西住殿の寝息に興奮してしまってたみたいです。

冒頭の戦車シーン、あれは何度見てもしびれます。最初、このアニメがどういったものかわからなかった頃、とりあえず見ると決めて録画、おそるおそる品定めの第1話、いきなりがあれでしょう。戦車の存在感、イカれた塗装の戦車群にも度肝抜かれたのですが、うわあ、色物なのか? こんな有り得ない目立つ戦車で連戦撃破とか、そんなだったらやだなあ! 杞憂だったんですけどね、当初はほんと心配したんです。けど、戦車すごいな、音響もそうだし、地面をしっかり踏んで走行している、その感触もそう。そうした当初の印象、そこに新たに積み増しをしたのがセンシャラウンド、2.1ch音声であると感じます。

収録されている音声は、センシャラウンド2.1chをデフォルトに、通常の2ch、そしてキャストオーディオコメンタリーにミリタリーコメンタリー。盛り沢山です。いや、ちょっと時間が足りてなくてまだ本編しか見てないんですけど、楽しみですよミリタリーコメンタリー。他の特典は、新作OVA、「ウォーター・ウォー!」ですね、これに続いて「不肖 秋山優花里の戦車道講座」。「ウォーター・ウォー!」はOP、EDちゃんとついててびっくり。じゃあ、本編は短い? そう思っていたら、充分しっかりの内容。むしろ「戦車道講座」が短い。いや、これは文句というよりも、もっと見たい! ですね。自衛隊の10式は実写映像が使われてるなど、いや、あれはかっこいいですよ。スラローム射撃ができるよっていうのが売りですが、どうせなら撃ってるところも見たかった。

定番のノンテロップオープニングにエンディング。PV、CMなんかも嬉しいところ。またサウンドドラマも収録されてて、これ、てっきりCDにして売るんだと思ってました。あの可愛いイラスト、これ大きく綺麗な画像で見たいなあ、そう思っていたものだから、ほんと嬉しかったです。1巻に収録されてるのは自己紹介編ですね。定位がはっきりして、なかなかにナイスですよ。イラストのとおりに声も並んでるんです。

あとは、なんだ、関連商品を紹介しますっていうインフォメーション。OP、EDのCMが収録されてるの、これいいなあ。他にもフィギュアにプラモデルに記念乗車券にと、記念乗車券!? 盛り沢山。こういうのも楽しくて、好きなんですよ。まさかの他アニメCMはバンダイビジュアルらしいんでしょうか。どうせなら『TIGER & BUNNY』のCMも入れてよ!

見どころたくさん、もちろん本編の充実が素晴しい。センシャラウンドの本領は次巻以降といった感じもしますが、ほんと、部内での対抗戦、八九式に撃ち込まれるIV号、砲撃音に空気がふるえたとバレー部員もいってましたが、実際サブウーファーから風がどんどん出てる! すごいよ! 続きが2月だなんて、待ち切れないですよ! かくして私もすっかりパンツァーハイなのですよ。

追記

このBDを購入される/された方には、2.1chの簡易なものでいいから、ホームシアターシステムを導入することをおすすめします。私の使ってるのはONKYOのBASE-V30HDX。センターを加えて3.1にしてます。

BD

DVD

書籍

  • 才谷屋龍一『ガールズ&パンツァー』第1巻 ガールズ&パンツァー製作委員会原作 (フラッパーコミックス) 東京:メディアファクトリー,2012年。
  • 以下続刊
  • ひびき遊『ガールズ&パンツァー』ガールズ&パンツァー製作委員会原作 島田フミカネ,京極しんイラスト (MF文庫J) 東京:メディアファクトリー,2012年。

CD

戦車

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