2012年12月6日木曜日

『まんがタイムスペシャル』2013年1月号

『まんがタイムスペシャル』2013年1月号、先日の続きです。

『趣味じゃない園芸』、いよいよ冬ですね、って今週に入ってからめちゃくちゃ寒くなって、もうたまらんです。さて、松にこも巻き。あれって、虫をこもに集めて、まとめて焼いて退治するってもんだって思ってましたけど、へー、効果ないんですね。害虫どころか益虫。へー、知らんかったです。そして話題は雪吊りに。へー、あれってそんな名前なんだ。しかし、植物園の行事もろもろにからめながら、微妙な気持ち、その屈折を描いてく。女子力、ダイエット、クリスマスリースでダウナーとか、面白かったですよ。うん、女子力、自分もあんな感じになっとります。っていうか、ほんと寒いの苦手なのよ。というわけで、こも巻き、防寒目的、ああいうのもあるんですね。テントみたい。ぬくぬくしてたら猫が集まって、南方さん? その猫にひかれて駅まで一緒に。色々なものを集めるようです、そのしめくくりがいい雰囲気かもしだしていました。

『ピンポン☆ブー』、順調にクイズ仲間増えていきますね、ってそんな簡単じゃなかった。内流みう、テレビに出たいからという理由で参加する。クイズなんかにまったく興味ないっていうんですね。とりあえず参加してテレビにだけ写りたい。なめてますよね。景二、そんなみうを断固拒否。念願の三人目なのに。やる気のない仲間はいらない。そうした姿勢、しっかり出てるというの、ええ、いいですね。まじめでストイックな景二に、思わず気持ちうばわれるみう。そしてやっぱり駄目駄目なあやや。いい感じに動いていってますね。

シュガービーチ』、おお、部長、カリフォルニアに留学するんだそう。突然の別れに動揺する部員たち、と思ったら全然そんなことないのか。バレー部の北条、あの人だけがうろたえる。北条の様子を見て、あれこそが正しい反応だっていってる部長がいいですね。送別会はいらない、そういうものの本心はやってもらいたい。そうした本音がばりばり出てるところとかナイスですよ。しかし、ちっともお別れらしい話にならない。だもんだから、結局は留学といってるけど短期でしたー、みたいな落ちでくるのかな、そう思ってたら、ああ、やられましたよ。部員たち、平気、なにも思ってない、そう思わせてただけなのか。突然の感情の発露、遠くで後輩たちの真意を知る部長。ああ、しみますね。それまでがそれまでだけに、そうだったのか、気持ち抑えてたのか、ええ、しみる話でした。

『メー探偵フワロ』、いきなりの尊属殺人フラグ。冒頭の一本、あの展開は見事でした。ミスレモンも人が悪いなあ。しかし今回、すさまじかったです。ヴィヴィアン登場。あの紳士が押されてるぞ!? 犯行予告が届いたというのですね。ヴィヴィアン、もうすぐアンティーク。フワロさんに夢中だ! 孫娘は、黒髪の美少女。しかし祖母はもうぎりぎり妖怪って感じで、フワロ氏にじりじりと迫るヴィヴィアンの影! 失礼ですよと怒るミスレモンに抗弁するフワロ氏とか、めちゃくちゃ面白かったです。しかし、かけひきから生贄の流れ。ぐわあ、孫娘もやばかったーっ! いやもうしびれました。強烈でした。ヴィヴィアン、今後もまた出てきたりするのかなあ。でもそれだとアーサーがもたないかも知れません。

  • 『まんがタイムスペシャル』第22巻第1号(2013年1月号)

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