2012年11月30日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2013年1月号

『まんがタイムオリジナル』2013年1月号、先日の続きです。

『かでん屋さんの基礎知識』、『女子高生かんさつ日誌』から一度仕切り直して新作、なんですね。タイトルにもあるように、家電屋さんを舞台にしたお仕事四コマであります。今回はきっちり名前がついてくるんですね。ヒロインは園宮一花、実家も電器店なのかな? 父さんが腰やっちゃったからしばらく外働き。家電量販店にバイトにきたっていうことのようです。可愛いキャラクター、元気で明るい、そうしたところは前作に同じでありますね。社員でいいのかな? さんちゃん、同級生だったそうですが、心情の園宮、理屈のさんちゃん、そんな感じで、いいコンビですね。売り場作って、お客さんと交流して。以前よりも普通の四コマに近付けたという感じですよ。

『電車のお姫様。』、ゲストです。念願の本社勤務、馬沢周が都会の洗礼を受けるというんですが、それはなんと電車に住んでいるお嬢さん? 通勤電車、扉が開いたそこには朝食をとる女性が。みな知ってるくらいに有名な人らしいけれど、誰もが知らないふりをする? なんといっていいものか迷いますが、不条理系なんでしょうか、なんだかあんまり芳文社の雑誌では見掛けないタイプの漫画だと思います。とりあえず自分は今のところ置き去りにされています。今後、どうなるかで評価感想は違ってきそうに思います。大当たりするか、それともまったく面白さを理解できずに終わるか、どちらかになりそうです。

『かがやけ!工学女子』、大学での実験の様子、まずは簡単な道具を使って、重力加速度を割り出すっていうんですね。振り子の揺れの周期をストップウォッチで計測して、計算。理論値と違ったら、なぜその差が出たのかを考察する。なるほど、きっちり正しく計測できたら合格ってわけではないのね。誤差の出る原因は、人的そして装置的要因がある。いろいろ調べて、なにが誤差を生じさせたのかを見付けだす。そしてレポートというのですが、なるほど、きちんと計るということの訓練でもあるけど、それ以上に考察して報告する、ちゃんとしたレポートを書く訓練をやっているのですね。思えば、これが大切なんだろうなあ。なるほど、勉強になります。

『あおぞらのカケラ』、空が好きな女の子みはるのお話。おお、6時には起きて空を見ているのか。冬だとまだ星が見える。てっきり気象がテーマと思っていたら、天文も普通に視野にはいっているのですね。しかし、あの目覚まし時計、ちゃんと月齢が表示されるんですね。いい感じ。今回は流星群を見ます。ふたご座流星群。けれど、山側に建つみはるの家だと空が一望できない。というわけで、早菜が自分の家にみはるを誘う。流星群、見上げる姿勢がつらいから道端に寝転がってみたり、で、早菜のバイト先のマスター、この人も天文好き? それともただのイベント? まあ、発端がこの人だったわけですけど、星空ベッドなるものを装備しているとか、それで彼女に見放されて、いい感じに裏目でありますね。

  • 『まんがタイムオリジナル』第32巻第1号(2013年1月号)

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