『まんがタウン』2012年12月号、発売されました。表紙は『偽装男子』、最終回を迎えたこともあって、表紙を飾った、ということなんでしょうね。あやかとみずき、ふたりが手を繋いでいる。ちょっと赤面しているあやかが、まだ慣れない感じでよいですよ。しかし、こうして見ると、みずき、ちゃんと男の子の体形なんだなあ。ちょっとした服装の描きわけで、その雰囲気、色気のようなものを違えて見せるのはさすがだと思います。そして他には、『新クレヨンしんちゃん』、『あつあつふーふー』、『かりあげクン』のカットもございます。
そして『偽装男子』、女子校行きを命じられたあやかの明日はどっちだ? やっぱり前回の父、彼の活躍がメインになりましたね。母の男性不信の元凶。詫びからなにから、裏目に出てる父。って、まともに謝るつもりがあるかどうかわからないくらい駄目な人! で、この人の最後にとった方法。ああ、やっぱりきましたね、きっとこうなるだろう、そう思ってましたが、やっぱりきました。で、通勤風景、まいったな、割と似合ってる……。ほんと、変な人たちの出てくる漫画。けど、その変な人たちの巻き起こす騒動、楽しくて好きでしたよ。
『涙の数だけ輝いて!』、ゲストです。アイドルものですね。5人組アイドルグループのセンターを務める日比野直子、この子が主人公なんですが、なんというか苦労人。他のメンバー、川村唯、水無涼子、森麗奈、そして風間晴香、みんな困った人たち! 自由というか、どこかたがが外れてるというか、出る番組を間違えたり、気付いたらいなくなってたりと、もう大変。で、直子が詫びをいれてまわったりする。あの、お菓子づくりのエピソード、あれはほんといきなりで、それが実に面白かった。唯、ドMだそうですが、いいですね。涼子、いい感じにろくでなしですね。誰か思い出す。麗奈はお金持ちキャラ、で、晴香は酷い子で期待大です。あと2回あるゲスト掲載。楽しみです。
『思春機13号』、面白いですね。あのロボ子、機械田ひとみ、騒ぎおこしすぎて、人が離れて、学校も休みがちになったんだ。で、北杜さん、プリントを届けにいく。あいかわらずポンコツなひとみですが、この子、見た目は可愛いな。というか、お母さんが可愛いな。これ偽装してるんだ。しかし、バリアが出る、洗脳装置も出る。けど、そうした危ない手段に頼らなくとも、ちゃんと友達ができていく。あの、友達にかこまれて涙目になってるひとみ、実によかったですよ。この先、さらに面白くなりそうな予感させる回でした。
『花いちよう』、こちらもゲストです。光晴ねねですね。ええと、四コマじゃなくてコマ割り漫画。長い間、離れて暮らしてた父葉と、その娘一花が一緒に暮らす話。一花は、なんでも自分でやりたい、そんな年頃。ちんまくて可愛くて、しっかりしてそうで、やっぱり子供でっていう、そのらしさ、これはいいですよ。あのスーパーでの大泣きとか、実にらしいです。包丁使いたがるところ、はらはらさせるあの描写、いかします。子供の感触がリアルといいますか、ちょっと父、大変そう? けど大丈夫そう? いい雰囲気、面白そうです。
- 『まんがタウン』第13巻第12号(2012年12月号)
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