私はいまだに『うぽって!!』に夢中であるわけですが、まだBDリリース途中ですしね、なかなか熱が冷めそうで冷めないのでありますよ。さて、BD買いますと、特典で『小銃月報』なる小冊子がついてきます。これが面白いんですよ。キャラクターのモデルとなった実銃の説明や、アニメに描かれたミリタリーネタ、その解説があったりするんですが、これが結構な充実。バトル/アサルトライフルに興味を持って自分でも調べてるんですけど、やっぱりにわかですからね、全然知らないことが書かれてたりして、ああ、面白いなあ、なおさらに好きになる。ええ、『小銃月報』、素晴しいです。
さて、BDは3巻が発売されて、チーム対抗戦の完結ですね。アニメのオリジナル要素まじえながらの進行、原作の方がいいなというのと、アニメの改変もいいな、そう思うところがどちらにもあるから、どっちがいいとか悪いとか、そういう風にはならないのがいいところだと思います。で、対抗戦終わって後の日常編、完全にオリジナルなわけですが、ここに出てくる人気エピソード、ガリルの栓抜きですけど、ほんと、栓抜きのついてるライフルがあるとか、現実ってすごいなって驚かされるわけですけれど、この漫画のガリルはARだから栓抜きがついてない。って、こんなの解説がなかったら、面白さがわからないよ! 自分はいろいろネットで読んでたらその解説を見付けて、なるほどそういうことなのかと感心、いちはちのいってることも理解したわけですけど、ちゃんとこのエピソード、月報でも解説されていて、ええやっぱり解説があるとよいなと思いますよ。
で、いちはちがガリルに貸した栓抜き、マルチツールですけど、これはガーバーじゃないか、そういわれてたりしてたんですが、月報によるとどうもレザーマンらしい。実際の話、完全にこれとマッチするモデルはないようで、プライヤー付きマルチツールを総称してレザーマンと表現したのかも知れませんが、こうやって手掛かりができると、ちょっと欲しくなったりしてしまうのは悪い癖であります。うん、実際ちょっと欲しくなってます。欲しくても銃は持てない、その反動が小物に向かうのかも知れません。
さて、ここで一緒に書いてしまいますが、冒頭に掲げたジャケットアート、これ、サントラのですが、これがなかなかによかったのですよ。サントラとはいいますが謎の仕様で、2枚別々のリリース。サントラありキャラソンあり、そしてドラマあり、なんで混ぜちゃったの? みたいなアルバムであります。なんですが、このドラマが面白くて、実銃の発砲音を聞いて当てるクイズ、とはいっても、ただのクイズにはならないんですが、そういう企画が面白く、すっかり気にいっています。結局これも、テーマであるアサルトライフル、銃のネタをしっかり生かしているからこそなんだろうなって思います。実際、『うぽって!!』で評価されているところ、ここがいいという意見が散見されるところって、そういう銃をはじめとする実際のネタが生かされてるところという感触ありますが、自分自身を振り返ってもそうだと実感するところであります。
- 天王寺キツネ『うぽって!!』第1巻 (角川コミックス・エース・エクストラ) 東京:角川書店,2010年。
- 天王寺キツネ『うぽって!!』第2巻 (角川コミックス・エース・エクストラ) 東京:角川書店,2011年。
- 天王寺キツネ『うぽって!!』第3巻 (角川コミックス・エース・エクストラ) 東京:角川書店,2012年。
- 天王寺キツネ『うぽって!!』第4巻 (角川コミックス・エース・エクストラ) 東京:角川書店,オリジナルアニメBD付き限定版,2012年。
- 天王寺キツネ『うぽって!!』第4巻 (角川コミックス・エース・エクストラ) 東京:角川書店,2012年。
- 以下続刊
- 夏希のたね『うぽって!! らいふる・らいふ』高見明男,笛吹りなイラスト 天王寺キツネ監修 (富士見ファンタジア文庫)) 東京:富士見書房,2012年。
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