2012年1月2日月曜日

演奏能力開発エクササイズ アコースティック・ギター

 ドレッドノートタイプのギターを弾かなくなって随分たつのだけれど、こりゃまずいな、弾かないとな、そう思って、心機一転弦を張りなおし、弾いてみました。このところはギターを弾く時間も減ったし、またナイロン弦のギターばっかり弾いてたから、スチール弦なんてちゃんと弾けるだろうか。心配したのですが、思ったよりも平気でした。意外、というか、どんな弦であっても、弾かないと弾くでは全然違うんだなと思いました。さて、久しぶりにギターを弾くというので、思い立って『演奏能力開発エクササイズ アコースティック・ギター』を引っ張り出してきました。ギターをはじめた当初に使っていた教本です。リハビリにはちょうどよかろう、そう思ったのですね。

まったくこの本の内容を忘れていたわけでもないし、練習フレーズとして今でも使っているものもあるのだけど、まあ大半は数年ぶりといった次第。弾けないものだってあるのですが、さすがというか、一度通過したものばかりなだけあって、ちょっとさらっていたらなんとなくでもできるようになってくる。というか、はじめてさらった時よりも、今の方が基礎技術が上がってるためだろう、プリング・オフとかね、以前ならきっとできてなかったろうことができるようになっているのですね。

ああ、練習は何度でも繰り返してみるもんだ。

プリング・オフは、プリング・オフが指定されてないところ、ハンマリング・オンだけが指定されていて、次の音は普通に弾くように書かれているのだけど、それをあえてハンマリング・オン、プリング・オフと続けるようにしてみたんだけど、うん、むしろこっちの方が練習としても、音楽的にもよいんじゃないかな? そんな感じもしてきて、指示どおりに弾くのもよし、いろいろ違えて弾いてみるのもよし、工夫できるのがよい感じです。あるいは、もしかしたら以前はきちんとできてなかったものも、ちゃんと弾けるようになっているのかな。弾けてると思っていただけのものも、弾けるようになってる、その可能性もありますね。

ええ、やっぱり何度でも繰り返すことが大切なのですね。

とりあえず、この本をひととおり最後まで弾いてみようかと思います。それで指ならしをして、その後他のメカニックの教本に続けばよいかな、そのように思います。とにかく弾く、それが大切でありますね。

ところで、この本はもう絶版していて、代わるものとして『アコースティック・ギタリストのための演奏能力開発エクササイズ』がリリースされたのかな、そう思っていたら、これ、内容も違ってるみたいですね。いずれ買ってみてもいいかな、そんなこと思っています。

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