『まんがタイムきらら』2012年2月号、発売されました。表紙は『あっちこっち』。テレビアニメになるというので、いいですね、のってますね。さてさて、表紙はつみきさん、晴着でもちつき。臼から杵まで、ぐいーんと伸びたもちに、あ・はっぴー・にゅー・きらら の文字。背景も金、文字も金、扇の意匠は銀。派手、けどぎらぎらとした感じのない、いいバランスの表紙だと思います。そして今回はつみきさんグラフィグがついてくる。って、これ、グラフィグっていうんだ。ちょっと嬉しい? 組み立てることはないと思いますけど、この四角い箱フィギュア。ちょっと気になっていたのでした。なんか、いいですよね。
『チェリーブロッサム!』。大咲のこと、見損なったよ! 君は、植物に興奮する変態だったんじゃなかったのかね。そんな巫女さんに、脱、に心揺らされるだなんて、見損なった! しかし、この巫女さん、清火さん、きっとどちらかの関係者なんだろうなあ。 そう予想したら、まさに! でした。今回はお正月、初詣、っていうんですが、先輩ふたりは着物じゃないっていうんですね。大倉山先輩は飽きるほど着た、網島先輩は、家での普段着が着物。あのお賽銭もそうですけど、ふたりのお嬢様であるってこと、これでもかですよね。札束、あれ、いくらあるんだろう。実にしびれます。そしてひーちゃん家にみなでいくって話になるんですけど、きっとものすごい歩かされるぞ、そう思ったら、ええ、見事そのとおり。実にいい感じであります。そして大咲が清火さんと再会。ひーちゃんのお母さん。結構、しっかり躾されてるんですね。かくして話は次回に続く。いや、これは面白いですよ。
『放課後せんせーしょん』は、1ページ目からこのインパクト! ごちそーさまでしたっ! って、ほんまですよ。絵の威力でもって、ぐっと押し出してくる。魅力ですよ。ちょっと、この手法、『きらら』誌で流行ってほしい。さて、本編はケーキバイキング。この別腹は、実際そうなんですってね。以前、テレビでレントゲンだかで見せていて、すげえな、感心したものでしたが、というわけでケーキバイキング。フィルムのはがし方。楽しみは後にとっておくのー。それぞれの落ち、シンプルで、いい感じ。倒すの、実際やっちゃいますよね。そして、次のページ、ふたコマ、ぶちぬいてキャラクターを大きく描いて見せる。魅力だわ。ちゃんと流れは作ってあるから、絵だけが無意味に大きく描かれてるわけじゃない。ほんと、絵の見せ方、その工夫がため、可愛さがどーんと押し寄せてくるようでありますよ。
『プレフレ』、ゲスト2回目ですが、これ実にいい感じ。数学小テストで椿撃沈。呼び出しくらって、それからのメールやりとり。帰るの帰らないの、言葉の向こうに違った気持ちが揺れている。椿が可愛いわ。あの一瞬の絶句の後、弱気になって返信しようとする、いやほんと、可愛いわ。でもって、ナンパされてる楓を椿、樹のふたりが成敗するんですが、ええ、なんだこれニュータイプだよ。面白かった。3人の個性がうまいこと見えてきてますよね。楓のポジション、見えてきましたね。で、今回の話はツンデレがテーマ? いや、それっぽいけどなんか違うぞ。でも、仲のよさは感じられる。ベタベタな仲じゃない、けど繋がってる気持ちがある? いいじゃないですか。ええ、いい感じです。
『リリウムあんさんぶる』、ゲストです。おお、まるでKRコミックスの巻頭思わせる導入。雰囲気がここできちっと整えられて、いいですね。ヒロイン、日野南咲来。この街に引っ越してきたところ、ということは、そばにいるふたり。この子らは最近友達になったっていうのかな? 真菜、ええとこの子は咲来のことをさきちゃんって呼んでる。うん、ちゃんとそうだって説明してくれてて、ああ、ありがたいです。実は、私、登場人物の名前がわからなくなると困るから、ゲストでも連載でも、名前が出た時点でここにフルネームで書いておくことにしてるんですよ。ああ、こうしてわかりやすくしてくれる気遣い、ありがたいです。この子が真菜ちゃん。ちょっとにぎやかな女の子。そして、ちょっと落ち着いた、うるるん、潤香さん。真菜と幼なじみ? 腐れ縁? ツーカーな仲って感じですよね。で、こんな女の子たちが、たまたま見付けた気になるお店、カフェ・リリウムに入店する。と、今回はここまでですね。店長でしょうか、お店の人が咲来のことを意識していて、なにか次回に動きがありそうですよ。
- 『まんがタイムきらら』第10巻第2号(2012年2月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿