2012年1月12日木曜日

『まんがタイムジャンボ』2012年2月号

『まんがタイムジャンボ』2012年2月号、発売されました。表紙のテーマは、節分ですね。中央に大きく『レーカン!』天海さんが、ええと、この装束はなんていうんだろう、福娘とかでいいのかな? こちらに豆をまいてくれています。他にも『じょしもん』美々は晴着、『おねがい朝倉さん』は裃ですね、豆を手にしています。そして『ちっこいんちょ』の連載開始告知カットもございます。

『中2限定ガールズトーク』は、皆のバックグラウンドが見えてきて、面白さもいや増しました。ゆずの健気さというか、一途なんだけど成績に反映されない理由とか、ああ、なるほどそういうことか。先生のその理由に気付いた、あの一連の流れ、描写にはぐっときて、けど基本的には明るく楽しいコメディで、いやだからこそ、明るさの向こうに隠された苦労、いや苦労といっちゃうのは違うような気がする、いじらしいですよね、ぐっとくるんだと思うのです。しかし今回は家庭科、ということで、ゆずが大活躍。ハルカ、ことりを圧倒して、面白いなあ。ことりが可愛いわあ。ヒカル先生と別れる時の、ゆずのちょっとしっかりした表情も素晴しいわ。でもってハルカ。この子もいいわ。皆が皆、その時、今という時間に生きて輝いてるなあ。素晴しいです。

『ラン様の放課後遊戯』、ゲストです。って、とく村長じゃないかあ! いえね、時に漫画の登場人物の名前がわからなくて、そのタイトルで検索することがあるんです。そうしたら、やたらクオリティ高いイラストが出てくる。元の作者の特徴をうまいこと捉えた、そんなイラストが、いくらも出てくるんですよ。それを描いてる方がとく村長。うひょー、宝の山か!? それにしても四コマが好きなんだなあ。そんなラインナップにうなってたんです。というこで、ラン様。葉沼ラン。好物がバナナ。放課後になると現れる謎の美少女、っていうんですが、左手にどんな願いでも叶える、そんな力を持っているんだそう。で、この力でもって800人くらい助けないといけない、そんな理由があるのかな。まだ導入。美術部の女の子を支援して、その絵の出来に驚嘆してという話。設定にちょっとケレン味もたせて、けど四コマとしてはオーソドックス寄りに構成しているって感じです。

『お金さまのつぶやき』、ゲストです。とある青年の財布の中、一円玉と五円玉、百円玉が喧嘩するって話なんですが、百円玉が五円、一円に対してえらそうにふるまって、一円、五円から反感買ったと思ったら、消費税で五円にも用があるといって懐柔する。基本は、小銭に関する小ネタを軸に、硬貨の擬人化で味付けしているという感じです。最後の大落ち、あれは意外なところをつかれて、いい感じ。けど、単発だったらいいけど、継続するには苦しそうなテーマだなって思いました。

  • 『まんがタイムジャンボ』第18巻第2号(2012年2月号)

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