2024年12月31日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2025年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2025年2月号、先日の続きです。

『ごきげんよう、一局いかが?』

ずっとひとりでいた冴だけど、今ではフレンドいっぱいになりました。けれど、まだなかなか一緒に麻雀しようっていえずにいるんですね。なので乃々花が一肌脱ぎました。

千星さま冴さんと麻雀をする会 in クリスマス!

乃々花が声をかけたら、ばーって話が広がって、たくさんのお嬢さんが参加してくださる運びとなりました! おお、これこそは千星さま、冴さんの人徳、人気ってやつですよ。千星と、冴とお近づきになりたいと、こんなにも多くの人が思ってくれていた。千星からすればいつものことでも、冴となればもう望外のことだったかも知れませんね。

いつものメンバー以外と麻雀を打てる、その楽しさもあるかと思ったけれど、冴にはまだまだハードルが高かったみたいで、くじ引きで千星と同じ卓を引いてちょっと安心しています。今回の主賓ふたりと同卓になった幸運なお嬢さんふたりは、もう涙を流す勢いで、そしてこのふたりともがまったくの麻雀初心者! ああ、冴千星効果で麻雀をはじめたんですね! ええ、この学園に吹く麻雀ブームの風。それを受けて麻雀はじめて、すぐさま暴風圏に立つというのですから、とんでもない快挙であります。

冴、千星の卓は、本当にこのふたりが主役でしたね。どうしてもこのふたりが中心になってしまう。なんとかして勝とうとズルい策も厭わないふたり! 上家に目配せしたりして、ああ、冴さん、ウインク下手でいらっしゃるのね! かわいい! かわいいですわ! いやもう、こうしたじゃれあいも最高な今回だったのですけど、でもこれらがいわば前振りだっただなんて、思いもしやしなかったですよ!

問題はこの後です。冴という人が知られるきっかけとなった麻雀会。しかしそれがなんだか嫌だと思う千星なのです。ひとり教室を離れて、それを追う乃々花。彼女に胸のうち、打ち明ける。ああ、千星という人はこれまで嫉妬という感情を抱いたことはなかったのだ。それが、冴を相手にすればどうしてもやきもち焼かずにはいられなくて、さらにはかわいいわがまままでも。

自分に最高の笑顔を向けてくれた冴に、そのかわいい顔は自分だけのものにしたいですって!

いや、本当に! いや、本当に! ええ、乃々花にお友達ふたり、あのしあわせな様! ええ、すべての人にしあわせを振り撒く、それが千星冴なのですね!

いや、本当に!

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

真侑たちの前に現れた敵の魔法少女。はたしてその正体は! 真侑のクラスメイト、らいむが見せた妹の写真に、その魔法少女の面影を見た真侑であります。まさかの友達の妹! あまりのことに開いた口もふさがらない。これはなかなかにこじれた人間関係になりそうな予感です。

そしてさっそくノクタンがらいむの妹、ゆずにアクセス。最初は魔法少女として戦うことを拒否したゆずだけど、ノクタンのたっての頼みに折れました。ゲームセンターはクレーンゲームのぬいぐるみをとってほしい。残念ながらとれずじまいだったのですけど、この場に現れた真侑を見て、魔法少女に変身したゆず。真っ向敵対してくるというのですね。

ゆず、ただノクタンへのお礼、この子が喜ぶならと、その一心で戦うのですね。しかしゆずの攻撃で衣装が破れた真侑。羞恥心が高まりノクタンを撃退。今回は真侑の勝ちとなるのですが、別れぎわに真侑がゆずに姉と知りあいであることを明かす。

ああ、ゆず、真侑の説得にどう応えるのか。今はまだなにもわからぬままに戦っている。孤独な気持ちがすべてに対し背を向けさせる、そんなゆずに真侑の、姉の思いは届くのか。今はまだ迷いの中にいるゆずの明日に思いをいたさせる。そしてゆずがなにかしらの答を得たそのときには、ノクタンもまたなにか変わるのではないか。そんなこと思わされたのです。

2024年12月30日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2025年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2025年2月号、先日の続きです。

『沖浪荘202号の漫研部』

部屋飲みの誘いを断った稲敷。これはなにかあるなと感づいた藍羽につくし。興味津々の藍羽が、互いにコードネームなんてつけあって、稲敷の尾行をしようというのです。

あのとき、稲敷はスマートフォンを気にしていた。これはきっと恋人がらみとあたりをつけて、そしてこの推理がつくしの気持ちに火をつける!

ああ、これきっとろくでもないことになるな。稲敷に彼女という線はなかろう。いいとこ妹とかそういうところ。そう思うも、どんどん様子は不穏になって、これは藍羽の推理があたったのか!? と思わせておいて、やっぱりたいしたことない話なのでした。

いやね、あのお嬢さんが出てきたときは、新登場人物か! と思ったりしたのですが、それすらも空振り。運動不足解消にジムをと思って体験にきただけというのですから、本当の本当に大空振りなお話。でも、これ、つくしにはちょっとした兆しとなりそうな話でしたね。

『どうにも不器用な夫婦でして。』

まいったな今回、ヨシアキの気持ちがわかりすぎる。

服を持ってないヨシアキです。 なんと3着! ぜんぶよれよれ! 急いで買いにとマコトがいうも、必要ないからと断るヨシアキ。ああ、わかるわ。基本そんなに必要ないよね。でも、これに共感できるということは、自分もよれよれ、いつも同じ服着てやがんなとか思われてるのか。あかん、これはいけない気がしました。でも実際、これと服が欲しいなんて気にはそうそうならないのですよね。

マコトがヨシアキを連れていった先は、服と雑貨のお店。店長はなんとマコトの姉。猪突猛進の妹の行く末を心配していたというお姉さんなのですが、今回のヨシアキの試着会。これがヨシアキという人を知る機会となり、ああ、よかった、いい人そうで安心したとのこと。こうして家族の縁も深まっていくんだなと思われた回でした。

しかしヨシアキ、服の試着で疲れはてちゃうんですね。気持ちはわからんでもない。億劫なんかな? みたいに思うけど、この人に関しては、むしろ体力的な理由っぽい! ああ、これはいけません。もっと体を鍛えませんと。まずは体を動かすところから。というわけで、このへんもマコトさん頼みですかね。お外へ連れ出してあげてくださいな!

『アイドルはお忍びchu♡』

うわー、扉の木槿、めちゃくちゃかわいいな! これ、完全にアイドルモードですよね。ハートなんて飛ばしちゃって、芙蓉もニコニコで見守ります。

さて、今回はレゼルとフルールクレール一緒に番組収録の日ですよ。和気あいあいとした雰囲気で進んだ撮影。その途中の目隠しチャンバラ? 木槿がおらぬな楽勝だとかいってる芙蓉が尋常でなくかわいかったんですね。

収録が終われば、皆で打ち上げのご飯。リラックスした雰囲気、打ち解けて歓談することになるのですが、ここで一花が心配するのは芙蓉のこと。木槿の近くにいたいのではないか。そうなら、富山に戻らず東京に暮らすのもやぶさかではない。とか思っていたら、木槿がきっぱりお断りですよ。姉を案じて? いやそうではないと。人の多さに混乱した芙蓉が遁術でも使えば大事件勃発というの、ああ、木槿は姉をよくわかっているのだなあ!

そして芙蓉も、任務で里を離れることが多かったから大丈夫と、富山暮らしを了承して、ああ、ひとまずはこれまでどおりの暮らし、活動とあいなりそうなのですね。

でもって最後ですよ! ジェットバスに驚く芙蓉! やっぱり木槿の懸念は正しかった!? 今回は回避ですんで事件勃発にはいたらなかった。いろいろ危なっかしい芙蓉です。でもそうしたところがこの子の魅力なんですよね。

2024年12月29日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年2月号、先日の続きです。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

お金のかからない楽しみを、というわけで市営プールにいった美都にカンナです。自宅外のプールははじめての美都。はじめての経験、社会勉強は美都にとってはとても刺激的な体験だったようですね。はじめてのプール。はじめて見るカンナの水着姿、そして一緒に滑ったウォータースライダー。いきいきとした美都の魅力。それもさりながら、美都を前にしてのカンナのがんばりが、さらに美都を喜ばせる。ああ、今回、本当に素敵なエピソードでありました。

いえね、カンナがね、本当は怖いのに美都のために一緒にウォータースライダーを滑ってくれたんです。滑ってみたら楽しかった! と、カンナも見事に上機嫌なのですが、その感想いうときに怖がってたことバレちゃって、そのとき見せた美都の笑顔よ! ちょっと小悪魔的。魔性感じるその表情は、どれほどにカンナのしてくれたことが嬉しかったか、同時にどれだけカンナのことが好きであるか、強く、強く訴えていたのですね。

プールを楽しんだふたりの、ひとつを分けて食べるアイスモナカ。これも、美都にとってはカンナを知る、そんな体験になったようで、どんどん気持ちを寄り添わせるふたりの関係性にハート鷲掴みでした。そしてとどめは名前呼び!

ああ、きましたね ええ、きたのですよ!

『ネコかぶりアンコール!』

猫かぶりを昔の知りあいにバレるわけにはいかない! 窮地に立った音子の戦いがいよいよはじまりますよ。

時は文化祭。メイド喫茶にて、過剰にキャラを盛っていく音子です。かわいいと評判? クラスの皆からは、役へのなりきりがすごいと感心されていて、そしてこの演技が、クラスの皆に自分たちもキャラをもっと押し出そう。そう思わせることに成功したのです。

どれもこれも、音子の思惑どおり。たとえ普段学校で見せている自分とは違うキャラを見せたとしても、演技なんだと思わせる前フリはできた。またこのクラスの皆は、本人のそれとは違うキャラを演じているのだと、そう思わせるための前提もできた。あとは旧友の到来を待つばかり! と、事前準備の完了までを描いて、なおいっそうのおもしろさを盛り込んできた!

ああ、音子の父ちゃん母ちゃんがきましたよ! 事情を知るふたりです。役になりきれと状況をおもしろがる悪い笑いだあ! そして無口な父ちゃんはというと、娘とおいしくなる魔法ツーショットを御所望だあ!

よかったなあ、父ちゃん。かわいい娘と最高のツーショットゲットですよ。ああ、ほんとう、こんなに素敵なひとときはそうないですよ!

感動していたら、ああ、もっと素敵なひとときがありました。印と妹芽依ちゃんが、芽依ちゃん御所望でふたり一緒にプリンセススタイル! かわいいお姫様揃い踏みに、ああ、なんて素敵なんでしょう!

ぎゃーす!

感動の嵐が吹き荒れるのですよ!

ウクレア!

情熱に欠ける私は、自分を見てという主張のない私は、古町フラフェスには出ないほうがいいのではないか。空子からそう告げられた灯火の涙と、キライという言葉。これ、空子にはずいぶんこたえたみたいですね。重苦しい雰囲気とともに海カフェ・ポノに現れて、楓と里桜に胸のうち打ち明ける空子なのです。

ここで見せた空子の涙。決して空子は感情に薄いわけではない。そのうちに強い気持ちを、思いを持っている子なんだってことが、楓の、里桜の言葉に導かれはっきりとしていく。その過程こそは描かれなかったものの、きっと空子のうちに芽生えていったろう、自分のいいところに向ける視線。それがこの子の自信に、この子の人を愛し、自分のことのように大切に皆の魅力を広く届けたいという思いに変わっていくのだとしたら、なんてすばらしいのだろうと思わされたのですね。

空子がみつけたもの。この子の辿りつく地平。それはどのようなものだろう。この子のがんばってる姿見せられて、自分のこと以上に気になるのです。

2024年12月28日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2025年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2025年2月号、発売されました。表紙は『おちこぼれフルーツタルト』。チコとロコによるお正月表紙でありますよ。五色幕ならぬ四色幕を背負って立つは、来年の干支、巳の姿をしたロコであります。ちんまりとしたロコは、ペロりと出した舌も愛らしく、となればチコが黙っているわけもありません。巫女の装束で、姉を抱くようにして頬寄せて、ああ、ここにうるわしきは姉妹愛。といいたいけれど、これは過剰な一方通行なる愛情でありましょうか。アイドルとして大丈夫なのかと心配になる表情、よだれが印象的なイラスト。ああ、見事な一枚であります。

今月は新規ゲストが4本です。

『揺蕩う波に鬼の華』

家に帰った帆波が見たのは、テーブルにぐったりと突っ伏す少女の姿。いつもとはあまりに違う展開なるも、決してうろたえはしないのが帆波という人なのですか。落ち着いて迷子かと聞き、空腹と知ればさっと食事を差し出す。

ここは海辺の町の食堂で、いずれはここを自分も継ぐのだろうと思っているのが帆波。ただその夢ならぬ夢がために、将来像は明るいものではなく、むしろ平凡つまらないものと割り切ってしまっているのですね。

それでは困るのが、倒れていた少女、來華。頭に角持つ來華は鬼の子。人の魂を食うという。今ここに帆波に狙いを定めた來華なれど、自分の魂の危機をあまりに素直に受け入れる様子を見て、それでは駄目だと、そんなのじゃ満たされないと、一転帆波の生を彩るべく、この食堂に居候することに決めたというのです。

さあ、來華、帆波になにをしようというのか。そして帆波が自分の生に執着を見せるようになった暁には、どうしたドラマが生じるのか。ここは來華のがんばりに期待ですね。

『メディアミックス*ガールズ』

数多の凄腕アニメーターを輩出した部活がある。その部で研鑽を積みいずれは自分もと夢見る少女中村美桜が入学した学校は、進学校に転換を遂げ、目当ての部活は先月廃部。しかたがないとふたたび創部すべく活動開始してみれば、同じく部活復活を狙う秋本蒼が目障りで。というのも、蒼の目標は漫研復活。アニ研復活を目論む美桜にしてみれば、部員を奪いあうライバルでしかない。いたるところで出会うふたりは、その度ごとにぶつかって、けれどどちらも新入部員の獲得に失敗。

そこに美術部部長米山の介入があり、ふたりめでたく一緒に同好会を発足させるにいたるのですね。

しかし、ただ部ができればいいって話じゃない。その部の活動内容、これまでどのように部員を育て、戦力としてきたのか。そうした中身がなくっちゃどうにもならんのでは? と思っていたら、2話にて彼女らも同様の問題点に着目。部に残る資料などをと探してみるのですが、卒業生が持ち帰ってしまった? となれば、先輩を訊ねようという行動力。これはなかなかにアクティブな連中と思いきや、青海と青梅を間違えて、臨海ならぬ郊外に着いてしまうっていうのですから前途多難であります。

過去の資料は手に入らない。OGにつながる人脈もない。ないないづくしのふたり同好会、メディアミックス部のこれから、いかなるものになるのでしょうね。

『スマイルあっげいん!!』

ずっと推してきたアイドルが、ネットを出て地上波に進出してみせたライブにて引退を発表。推しを突然失うことになったのり子は、すっかり意気消沈してしまい、自室にひきこもるまでになってしまっていた。

そんなのり子が、妹たちに無理矢理に連れていかれた学校で出会うことになったのが転校生。都会からやってきた謎の美少女、姿を見ればすぐにわかった、のり子が推してきたアイドルその人だというのですね。

普通の女の子になりたかった。あたり前の日常を送りたかった。その一心でアイドルをやめた音羽めい。ここ田舎町では、アイドルめメの存在も知られておらず、いわばずっと平穏でいられたというのに、アイドルめメを知るのり子が現れ、どうなるめいの日常! けれどのり子はそのあたり、わきまえてくれそうで、さらにはめメ布教失敗の実績まであるというのですから、ああ、めいの普通の暮らしは安泰そうですよ。

『ねじねじロボチカ』

海外暮らしの母から送られてきた大きな荷物。開けてみれば、そこには謎の女の子が! 奇妙なポーズで箱に詰め込まれていたことから死体!? と思えばさにあらず、生きてない! 生きてないけどちゃんとしゃべるし、コミュニケーションも可能です。それは人の姿をしたおそうじロボのちかちゃん。人との交流が苦手な娘なぎのためにと送られてきたロボットだったのですね。

おそうじロボを自称するちかちゃん。さすればさぞ掃除は得意なのかと思いきや、むしろよけいに散らかす始末! 愛嬌はあれど、もの知らず、常識はずれのこの子に当惑しながらも、一緒にコンビニにいって、一緒にプリンを食べて、そしてちかの来歴、これまでずっと返品されてきたという過去知らされて、放り出すなんてできないなと、一緒に暮らすこと受け入れるなぎなのでした。

ちかは変わって困ったロボット。とりあえず役にはたたないし、いろいろ問題もおこしそうだけど、それでもなぎは気負わずおしゃべり、交流できそうで、ちょっとポンコツちかちゃんと暮らすことで、なぎも成長はかれるか? 内気少女とロボ子の生活、いよいよここにはじまろうというのですね。

2024年12月27日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2025年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2025年2月号、発売されました。表紙は『小森さんは断れない!』。正月らしく晴着! といいたいけれど、なんだこの着崩し! えらいこと崩して、胸元あらわにするわ、片袖脱いじゃうわと、大変なことになっている正月情景です。そして他には『沖浪荘202号の漫研部』から、タブレット用スタイラスを手にするつくし。『かつては最強無敵の勇者様』からは枕を抱いてねむねむのステラ殿のカットがございます。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

関係の進展を望んだ賢太に応えようとしてくれた椎奈。賢太の手をひいて風呂場へと向かうのですが、気づいてしまった、お風呂場って明るい! すごい明るい!

うろたえる椎奈。髪がひとふさ逆立って、めちゃくちゃかわいいですね! からの、椎奈の様子を見てこちらも悶々といろいろ考える賢太です。でも賢太、ひとつ思い切りましたね。まずは自分が先に風呂に入っていると。準備ができたら入ってみますか。とリードしてみたのはいいのだけど、眼鏡がないとほとんど見えないんかい!

そこでこれから先のできごと、またも悶々と考える賢太ですよ。

このなかなかきっぱり割り切れないところが妙にリアルというか、ああ、これが賢太のらしさなんだろうなあ。からの、ドギマギしている椎奈さん。賢太はがんばって目を背けてみせて、それからのふたりの会話。ふつうにできなくてごめんなさいと謝る椎奈に、気にしなくていいと答える賢太がいいんですね。ええ、他の人とか普通とか、そんなのわからないし自分たちにとってはどうでもいいんだって。そう思えたことはよかったんじゃないか。自分たちの歩き方を、ふたりで一緒に模索しながらというのもいいのではないか。

そうした結論の出たこと、ああ、これがふたりのらしさだなって。すごくいいなって思ったんですね。

『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』

ステラ殿の見る夢! 勇者様と一緒に旅をする自分。ジュローのかつての冒険仲間に出会ってしまったことがきっかけで、こうした憧れを夢に見るようになったのかと思ったらですね、どうも連夜見ているのですかね? しかも夢の異変はジュローにも生じていて、なんか変な夢など見ていませんか?

ずっと見ていたい憧れのシチュエーション。ゆえにうやむやにしてしまったステラですけど、今夜ばかりは様子が違っていた。それはかつてのジュローの姿。異世界に暮らしていたときのジュローの青年時代の飛躍と挫折をまざまざと見せられて、そして思った、ジュローは私ステラのことも信じることなく距離を置こうとしているのではないか。

と、こうした心象に傷つくステラなんですが、ここからがえらいことになるというのですから、ああ、悲しい、つらいばかりでなくてよかった!

いや、そうでもないな、ステラにとっては恥ずかしい、いたたまれないだこれ!

かつての自分の憧れを、まんまジュローに知られてしまった! それもすべてはジュローのアイテムのせい。あの繁茂しつつある蔓はいかなるものであるのか。ええ、はやめに対策しないと、いよいよ大変なことになりそうですよ?

『となりのフィギュア原型師』

わあ、斉藤、えらいことになった! 大晦日を一緒に過ごしたいという相手が現れた! それはもず、あの駄目出しの激しいイラストレーターですが、なんと斉藤を御指名で、大晦日から新年という特別なときを一緒に過ごそうというのです!

とはいうものの、別に色気のある話じゃあない。2月開催の模型フェスに向けて、原型を仕上げようというのです。ビシビシ指摘を入れるもず。その数や108箇所というのですが、それだけの駄目出しを受けてなおやる気を見せる斉藤を前にして、いろいろ思うのがもずさんなんですね。ああ、斉藤に心引かれているのかい? 誰もが敬遠する自分の無茶ぶりにつきあってくれるただひとりの男。ああ、甘えちゃうのですか! よろしいですね! いいのではないでしょうか!

からのふたり一緒に初詣にいった神社でのこと。突撃キッズから身を呈してかばってくれた斉藤に、もずさん胸キュン! 斉藤のいうこと聞いてやらんでもないっていったら、おお、斉藤サン、踏み込んできましたね! 俺とつきあってくださいですって!?

いやもう、斉藤さん、大変なことになった! しかしもずさんもまんざらでもない、どころかすごく乗り気ですよね。ええ、これは半藤くんにもなにかしらの影響あったりするのかな! ええ、ただこれだけでは終わらない、そんな気がしますよ!?

2024年12月26日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年2月号、一昨日の続きです。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

ロゼが自分の身の上を語ります。もとの世界での自分の暮らし。王族のひとり、たぐいまれな強い魔力を持った王女であったことをはじめて明かして、そしてその魔力が招いた悲劇についても……。

母を亡くした原因が自分の魔力であったこと。それを知れば、紗菜が魔力酔に倒れたときの焦りようも理解できる。自分がために大切な人を失って、そしてまたこの遠い地で大切な人を失いそうになった。そうしたロゼの抱える心の傷を紗菜が、麻衣が、そして我々も知ることとなって、だからこそ魔力酔を克服したロゼの安堵する気持ち、元の世界ではずっと皆から排斥されてきたロゼを受け入れてくれた紗菜たち佐渡の土地の人々への思いの深さもわかるように思われたのですね。

すべてを話して、それでも受け入れてくれた紗菜、麻衣のこと。どれほどにその気持ちが嬉しかったろうか。ええ、雨降って地固まるでしょうか。そしてここからいよいよはじまる、ロゼの母との約束を果たす日々。ああ、この土地でロゼの人生の彩られること、それがとても喜ばしく思われます。

『球詠』

神川・上里・長瀞連合チームを相手に、2点リードを許した新越谷。普通に考えれば相手になるはずもないシード校。それでも新越谷なら勝てる目があると踏んだ連合の彼女ら。策を講じて、仲間を集めて、そして当たった先行逃げ切りの作戦!

さあ、ここからどう逃げ切るか。というところで、新越谷が打って出る。慣れない投球にも対応しはじめ、さらには小町の気迫のストレート! これが完全に試合の流れを変えて、ああここからは新越谷の時間でありましょうか。

どんどん余裕を失っていく連合チーム。のしかかってくるプレッシャーに調子を崩しはじめ、新越谷打線に翻弄される。そしてついに1点を返されてしまい、あと1点取られたら同点、からの逆転までありえる!

この、策で勝ってきた新越谷に策で挑み、そして策が実力に押し潰される流れ。痛ましくも、またおもしろいと思える。そこにあるスリルと逆転の妙味。本当に魅せる漫画です。

『花唄メモワール』

今回は特別編。だからまだ梅は大正に暮らしていますよ。

アイリスとともにおつかいに出た梅。砂糖を買うのが目的なのですが、砂糖問屋で出会ったのがアイリスを思わせる金髪のお嬢さん。ええ、この人、アイリスの知り合い。ヴェロニカお姉さまですよね。ヴェロニカお姉さまに梅お姉さま、ふたりのお姉さまに挟まれてあわあわするアイリスがかわいい。そしてここに加わるのが和奏さん。またも知りあいが加わって、この人間関係のおもしろさよ。でもって、これからこの4人でドーナツを作ることになるのですね。

真剣そのものの和奏がいいですよね。またやる気いっぱいのアイリスもかわいい。伸ばした生地を茶碗とお猪口でドーナツのかたちに抜いていく。こうした作業とともに交されるやりとりがまた楽しくて、親しみ感じさせるところもとてもいい。そしてもう一品のオレンヂエード。作る楽しさと、食べる楽しみと、親しさあふれる時間がとても素敵でした。さらには、このしあわせを前に涙を流すアイリスです。この子のこうした素直な気持ちに触れれば、大正を離れてしまった梅のこと、残されたアイリスのこと、いろいろ思わないではいられなかったのですね。

今回のラスト、和奏がドーナツづくりをがんばってた理由が描かれる。ああ、いいお話でしたね。気持ちの機微に触れるよさがある。ああ、この楽しい一時よ、長く続いてほしいと願う気持ちのしたのです。

2024年12月25日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年2月号、一昨日の続きです。

『てくてく秘密リサーチ』

あめに誘われて箱根にいくことにしたひぐれ。けれど会話が続く気がしない。ということですかいが呼ばれたのですが、すかい、なんか初っ端から飛ばしてますね! いきなり仲人とかいうし、あめにもひぐれとただならぬ関係とかいっちゃうし! これ、すかい流の冗談なんでしょうね。あめもうまく和んで、いい雰囲気になれましたよ。

さて、いよいよ箱根に向かいます。登山と聞いて焦りを見せる軽装のすかいですが、大丈夫、登山電車がありますよ。80‰という日本一の急勾配を列車が登っていく。スイッチバックが見物の登山電車。大平台で降りてスイッチバックを見物した後、強羅にてケーブルカーに乗り換え。続いてはロープウェイで到着するは大涌谷。

あめいわく大地獄。火山がこの土地の人気スポット。名物は黒たまごと呼ばれる真っ黒なゆでたまご。食べれば寿命が7年のびるらしい! 10個食べればあめは70年寿命をのばせちゃう!?

ここからさらにロープウェイに乗って、桃源台に到着しました。ここの人気スポットは芦ノ湖、海賊船を模した遊覧船も人気なのですが、あめがエネルギー使い果たしちゃった!

いつかここにきて、リベンジできるといいですね。

『さうのあっ!』

バイトで得られた給料を、いざ使わんと近場の駅ビルに向かいます。

インテリア雑貨の店があるというのですが、さすがは芹香、あくまでも目的はお風呂グッズ。サウナで使ういろいろなグッズもあると、それはそれは乗り気なんですね。

雑貨店では、ルミが物珍しさにわくわくとしている様子が見てとれて、とても愛らしかったです。そして生き生きする芹香! とりわけサウナグッズを前にしてからは、表情さえも違っているように見えますね。サウナハットにサウナマット、タオルにペンダント、耳栓と、意外というか不思議なアイテムもあって、ほんといろんな需要があるのですね。

かくして装備を整えて、皆でサウナに繰り出します。ここで芹香がいうのです。いつもの自分と違うところがある。それはなにかといいますと、サウナ用の眼鏡! そんなのあるんだ!

これ、きっと芹香は嬉しかったんだろうな。いつも以上にハイに見える。そのせいか表情も多彩、より一層に愛らしいと感じた。ええ、3 3であってもかわいいのでありますよ。

『ぬるめた』

あのくるみが警戒する人物、渡辺ゆうか。一緒にカラオケにいくことになったのだけど、ふたりだけだと不安だからと、ちあき、さきなを送り込みました。

それでちあき自身はなにをするのかというと、自宅でケーキづくり! なんか意外! ゆきに手伝わせながらゆうかのことを話すのですが、とにかくちあきはゆうかが苦手らしい。そしてその苦手にされていることを、ゆうかも気づいているというのですね。

今回はカラオケ組のちょっとはちゃめちゃなテンション、というかさきなかおかしいのは、がおもしろく、そしてくるみとゆうかのなんだか微妙な距離感。くるみに興味津々なゆうかと、それをしれっと無視するくるみ。じゃあくるみはゆうかが苦手かというとさにあらず、くるみもゆうかのことが好き。それでいて、ちょっと過剰なゆうかをうまくいなしながら、ふたり独特の近くてけれど近すぎない距離感を保っているんですね。

この関係、ちょっと微妙に互いの個を認めて大切にしている感じ? 他の皆とは違った様子に、見守るさきなも思うところがあったようです。ええ、くるみ、いろいろ経験して成長しているのですね。

2024年12月24日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年2月号、発売されました。表紙は『アネモネは熱を帯びる』。凪紗と茉白、ふたりが手にしたランプの光のなか、身を寄せあうようにくっつきあっている表紙であります。満天の星のもと、なにかふたりで眺めようというのでしょうか。暖かそうな格好をして、けれどそれ以上にふたりの体温、重ねあわされた手と手からも伝わる気持ちが互いを温めあっている。そうしたこと思わせてくれるイラストでありました。

今月は新連載が1本、新規ゲストが2本です。

『6億年の博物旅』

これは夢のあるお話でありますね! タイムマシンが実用化された世界。すでに失われてしまったものを求めて、人々は過去の時代を旅するようになった。ターゲットとなる時代は幅広く、あまりにも研究者が足りない。そのため学生も駆り出され、過去へ過去へと向かっている。

この漫画の主人公、イノチとアカリもそうした学生であるのですね。

これ、その対象となる時代、文物、学問領域といったら、本当に無限とでもいえそうなほど広大ですよね。人が文明を築いてからでも相当な長さがある。人の歴史であっても未解明な事象はいくらでもある。そうした未知をひとつひとつ明らかにできたら、世界に対する認識はどれほどのものになるだろう!

と、ここまででも充分壮大なテーマなんですが、イノチとアカリが対象にするものは人の歴史を超えてはるかに過去に遡った先にある。そのタイムスパンや6億年! 第1話は1億5200万年の昔、ジュラ紀と呼ばれる時代! そう、恐竜が地上を闊歩していた時代であるというのですから、ああもう、尋常ではありません!

周囲を見回せば見たことのない生物相がひしめきあっていて、なんせ化石に残されたものはごくわずか。たとえ化石で残ったとしてもその全容は知りえなかった、そんな小さな覗き穴から見ていた世界が、今や一望のもとふたりの目の前に広がっているというんですから、これで興奮しなければなにで興奮するというのかってくらい、ものすごいシチュエーションです。

ええ、本当、これからなにを見せられるのか。想像を超えるもの見せられたら、きっと私は興奮でひっくりかえってしまいそうです。

『ドクロを探せ!!』

いやあ、びっくりしましたよ。なにがって、タイトル、ドクロを探せでしょう? 主人公千夏の実家、その山深くには死体でも埋まっているというのですか!?

まさに気分は『スタンド・バイ・ミー』、と思ったけど、まったくもって勘違い。いえね、千夏の妹、夏帆が探しているドクロというのは、この森に住む未確認生物だというのですね。

真っ黒な見た目に鋭い爪と牙を持った獣。千夏は子供のころから怖くてしかたなかったのですが、夏帆はまったく怖れていない。で、もしこうした獣に遭遇したら大変なことになってしまわない? 襲われたらどうするの? いや、未確認生物っていうくらいだから、きっとふたりは出会えないまま一夏の冒険として終わるのだな。

みたいなこと思っていたら、出会ってしまいますやん! 木の実を好む小さな獣。見た目にも愛らしく、決して人を襲うようなこともなさそう。そんなドクロが水に落ちたところを千夏が助けてなつかれて、姉妹とすっかり仲良くなったというほのぼのの一幕。ああ、ドクロは本当にいたのですね。千夏も幼少からの恐怖をこれで忘れることができたのですね。

と思っていたら、ふたりを追いかけてきたドクロが新しい家族になるという結末。本当に楽しい、かわいいで終わった小編でした。実は親ドクロが出てきたらどうしようと、最後までハラハラしていたのはないしょです。

『経験値ゼロなわたしたち』

バスケットボール部の見学に訪れた新1年生たち。けれど、皆を案内してきた秋山のあは乗り気でなく、部活には入らない、バスケも初心者だからと、そのまま帰ろうというのです。そんなのあを引き止めたのが部長の夏木まいか。強引に引き止めて、それでも反発するのあのこと、初心者であることを気にしてるのかと勘違いして、翌日は教室にまで乗り込んで世話を焼くというのです。

そんな熱意に折れたか、のあ、練習に出るだけは出てみて、そしてここからののあとまいかの関係性。親身になってのあを教えるまいか。のあが転べば抱き抱えて保健室へと連れていって、のあは自分のことを仲間とまでいってくれたまいかにだんだん心ひかれていくことになったというのですね。

そしてここからの転換ですよ。家庭の都合で1週間で転校していくはずだったのあが、まいかへの思いを胸にここに留まると決めるのですね。住むのはまいかの家! 全部がすべてきれいに決着されて、これまでぐいぐいきていたまいかが、これからはのあにぐいぐいこられる番ですよ! 恋愛に疎いまいかが、のあの本気に追いつめられる!? そんな新たな関係のはじまり感じさせるラスト。ああ、これからは攻略されるまいかがのあの導きで新たな世界に踏み出すのですね。

2024年12月23日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年2月号、昨日の続きです。

『アイドルビーバック!』

前途多難なアイビバです。ワンマンライブの目処が立ったのはめでたい。けれど日程が短かすぎて、なにをやるにも大急ぎ。ワンマンライブなら13から14曲は必要だろう。でも今あるのはたったの4曲!

と、こうした問題もあるのだけれど、まず最初に決めねばならないものがある。それはチケットの値段。安値とはいえ、それなりの費用がかかった会場代。その額18万円を自分たちの最高動員数で割ってみたら、ひとりあたり9千円! あかん、そんなに高い値はつけられない!

と、相場を参考にしながら、いろいろな特典もろもろ考えて、無理のない範囲で金額を設定していく。この作業の困難さ! いやもう、トモコ様がいてくれてよかった、そう思わないではいられない状況でありましたよ。

4人が頭脳を振り絞って決定されたチケット代にチラシデザイン。もう脳が思考を拒否するほどに疲れはてている、この状況でもうひとつ大切なもの、ライブタイトルを決めねばならないというのですが、ここで椿が一案を出してくれて、かくして動き出すファーストワンマンライブ。ファンも反応を示してくれて、ああ、このライブ、どうか成功してほしい!

彼女らの奮闘と感動を見るに、より強く思うのであります。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

つくしたち4人、プール併設の温泉施設にやってきましたよ! まずは水着で登場。ずっと性別をひた隠しにしてきたユーリ、どうするのでしょう! と思ったら、ああなんとカワイイ水着でしょう。つくしからも大好評。ここにきて性別バレを気にするユーリですが、いや、とりあえず今んとこ女の子にしか見えないな。ともあれ、現時点ではギリバレてないってことでよさそうです。

昼間はですね、プールで遊ぶのですが、ここでユーリの弱点が判明。なんと水が苦手。訓練でも水練を苦手としていて、当然今も泳げない。つくしの手をとって、なんとか水に入るというのですが、手を離してしまってパニック! つくしに抱きついちゃったりなんかして、あらまあ、どうしましょう! なんでしょう、すっかりカワイイユーリなんですね。

夜は温泉、露天風呂を楽しむのですが、ユーリは皆と一緒にははいりません。つくしもユーリにならって室内風呂ですませて、露天風呂に入れないことをすごく残念には思うも、ユーリとの関係を重視して、ええ、さらに絆の深まろうものだったのですね。

仲を深めたといえば、倫とメイメイもそうですよね。一緒に風呂にはいって、いろんなことを語りあう。倫の山育ちが判明したり、そしてメイメイの傷跡。表向きではない仕事ゆえの古傷に、倫とは違う世界に生きていたことを実感するメイメイに、変わらず屈託なく接する倫なのですよ! ええ、ここでもまたふたり絆を深めていたというのですね。素敵です!

『セーラー服と関西弁』

箕面の学校に通う薫とまつり。ちょっと目にいい景色とか見にいきたい! なんて話になって、だったら滝だろう。ええ、箕面は関西でも有名な景勝地。大きな滝で知られる土地なのですね。

かくして休みに箕面の滝に向かう薫にまつり、そして楼蘭です。皆の私服ははじめてですか? 思ったよりも普通で、簡素、シンプルさが素敵です。楼蘭からかわいいといわれて照れる薫がいいですね! キモいですか!? いや、そんなことないですよ。かわいいですよね!

さて、箕面の滝ですよ。山の上? と思わせて、普通にすぐそこです。さらには舗装路完備。ちょっと歩きはするけれど、ほんとに気楽にいける場所なんですよね。自分も小さな頃でしたが、いったことありますよ。

箕面といえば有名なもの。もみじの天ぷらと猿。もみじの天ぷら、油ぎとぎとって印象が強い! そして猿! そうか、最近はあんまり出ないんですね? 昔、町内の遠足でいったとき、近所の子がお菓子の袋を丸ごと強奪されたりして、いやもう剣呑剣呑。さらには、話に聞いたところによると、観光客が自販機でジュースを買うのを待っていて、横からかっさらっていくとか!

いやもう、猿はヤバいよなあ。北摂地域、今でも猿が出て、騒ぎになるものなあ。とか思いながら見てたら、まつりが猿とエンカウント、もみじの天ぷらを取りあうというのですが、あかん! あかん! それ、危なすぎる! いやもう、猿ってかなり危険ですからね! 皆さんはまつりの真似せず、そのまま渡してくださいね!

2024年12月22日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年2月号、昨日の続きです。

『プロジェクト・ユリフォーミング』

こんなかたちで、イオリとルナの気持ちが相通ずることになろうとは。

学園祭でメイドをやることになったイオリたち。しかしルナは当然のように反発して、そして当然のようにリリーが余計なことをするというのが様式美。今回のリリーの介入は、メイドを発端とした百合展開を期待してのもの。強制的にルナにメイド衣装を着せて、でもリリーの偏った知識が尋常ではないミニ丈として実現されてしまい、こんなの恥ずかしくて着て歩けるか! からの、クマの着ぐるみ強奪に進むというの。いくらなんでも予想しえない流れで、でもこれがルナとイオリ、ふたりの素直な気持ちを交換しあうきっかけになるというのですから、もうほんとミラクルでありました。

着ぐるみのせいで、ルナもイオリも互いが誰かわからない。前が見えにくいルナを介助するイオリ。この頼り頼られる状況が作用したのか、あるいはイオリからすれば下級生と勘違いしたことが功を奏したか、いつも以上に親身になったイオリに本心を吐露するルナですよ。そんなルナに対し、また素直な気持ちで応えるイオリ。この雰囲気よ。普段は素直になれず、ムキになって、話しあえないふたりが、こうして気持ちを通いあわせる。ああ、方向性は違えども、リリーの作戦、見事に当たった瞬間! しかも、リリーがちゃんとこのふたりに、相手が誰かわからせるというんですからね。ええ、なんだかんだで通じあってるんだよ、このふたり! ってのが見事明らかにされたエピソード。とてもよかったのです。

『ななどなどなど』

うわあ、こんな展開になろうだなんて。発端は、萌をひとりじめしたい女の子の暴挙でした。萌に詰め寄り、萌の特別になりたいって、手まであげちゃって、こうした修羅場が萌にるるとの関係を再考させることになってしまった? 自分ならこんな風にるるに詰め寄ったりしない。そう思うも、優子からは同じ独占欲がベースにあるといわれちゃって、ああ普段の萌ならあんなこと絶対いわないし、しないよね、ってことやらかしてしまった。

ほんと、これどうなるのでしょう。

萌が気づいてしまった。るるに接近するために小町との関係を利用した。るるからは友達の友達として一線引かれてしまっている。実のところは、るるからすれば萌に気を使ってもらっていると思って、すまないなあ、申し訳ないなあ、でももう迷惑はかけたくないんだ、みたいなこと思われてるんですけど、でもそれはやっぱり距離だよね。高山萌の重荷になりたくないという思いが、るるに独り立ちを決意させ、萌離れを、萌以外の新しい友達との関係を切り開いていこうという意欲に繋がってしまって、ああ、すべてが萌には逆風なんじゃないですか。

るるの本心に触れて、萌、どうしようもなく気持ちがくじけてしまったのか。るるに接近するのは、全部自分のるるに対する好きの気持ちがあるからだって、るるの特別になりたいんだって、ありのまま気持ちを伝えてしまって、そうしたらまさかの玉砕。

小町に届く萌からの報告いたましく、ああ、この夏休み、彼女らはどう過ごすことになったのか。そして夏休みが明けてから、どのような日々を送ることになるというのか。本当に、重く、苦しい、コミュニケーション巧者だっただけに萌には相当な痛手となる、そんな夏になりそうです。

『へるしーへありーすけありー』

くそう、知ってることが説明されているだけなのに、面白いなあ。いやほんと面白かったですよ。

日本画科で学んでいる七草たち。皆が日本画室に集まって、いつになく気持ちを高めているんです。なにごと? なんか大会にでも出るの? いや、違うんですね。画材の準備、和紙にドーサ引きをするというんです。さらにいえば水張り。これがそうとうに大変な作業で、仲間と一緒に数人がかりで取り組むことになる。

いわば今回はこの段取りが丹念に描かれ、説明された。面白くてためになる! 学習まんが的ノリとでもいったらいいのでしょうか、めちゃくちゃ面白かった。さらにここに、ヨモギが七草のこと、ちゃんとした大学生だったんだって見直したり、仲間がいないぼっちだとでかい絵を描くこともままならぬのかと絶望したりと、気持ちの浮き沈みがたびたびあっておかしいんですよ。

もう彼女らからしたら慣れた作業なんだと思います。文句もたびたびあるけれど、作業じたいは淡々と進んで、そしてきれいに張られた紙の美しさに感動するラスト。

ああ、これが七草たちの日常の一喜一憂なんだなあって、一緒になって嬉しくなるような思いのしたワンシーン。皆の活動を身近に感じるいいエピソードでした。

2024年12月21日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年2月号、昨日の続きです。

『マジガワ!〜魔法少女のきぐるみ〜』

友人ユッコが敵の手に落ち、ホンネーダーになってしまった。このピンチに、メノン、いかに打って出る!? という局面で、百合の話もイケるのかと友人の知らぬ側面に気をとられてしまう始末。さらにはユッコの妄想ビームの直撃を受けてしまって、薄い本、人たらしギャルのさくらちゃん(R-15)になってしまった。

さあ、このピンチをいかに乗り切る!? 鍵となるのはシキの存在? まさかここでシキが変身!? すなわちふたり目の魔法少女! ともに戦う2号ライダーとなるのでしょうか! と思わせて、あくまでも変身するのはスイートピンクなのかい!

中身が誰でもスイートピンク。さすが着ぐるみのガワだけあります。

注目すべきはここからのシキの活躍。見せてはいけない表情を見せたのも束の間、一気にユッコを制圧、詰め直し、リスタッフしてみせるというのですね。

ここに生じた新たな可能性。いや、メノン×シキでなしに、シキ変身ですよ。誰でも変身できるマジガワ。もしこれがふたつあったら、メノン、シキの共闘もありえる!? ええ、これは期待です。いずれは追加戦士。いずれは合体技。夢は広がるばかりです。

『魔法柴犬★はなまる』

はなまる大好き凪沙さん。あまりに好きが過ぎて、ストーカーみたくなってしまっている凪沙瑠夏ですが、この子が変身はなまると出会ってしまってややこしいことに? 瑠夏からは愛莉の匂いがすると、はなまるなんだか普通に打ち解けて、でも愛莉は自分のご主人さまだと誤解招きそうなこといっちゃったりしちゃって、これ、瑠夏が仲間にならなかったら愛莉が特殊な趣味の持ち主と思われちゃう!

でも、事態が急変、それどころではなくなりました。露出好きのねこさんが瑠夏を捕えて、猫耳猫しっぽのペットに変えてしまった。さあこれからどうなる。はなまるを探す愛莉、ポメルンを助ける謎の存在も気になりますが、まずは瑠夏救出でしょう。

あまりの展開に我を忘れて動画撮りつつ興奮を隠せない愛莉、正気を取り戻してはなまるに瑠夏を助けるよういうのですが、向こうには人質がいる。さあ、どうする、どうなる、なにかこの状況を引っくり返せる秘策などあるのでしょうか!

というところで続くのですが、愛莉の日常生活を描いた番外編も掲載された今号。学校の友達に魔法少女プリシュガ好きを隠した愛莉の失敗と、愛莉の心情を思い、そっと手を差し延べてくれた友達の気持ちが暖かい、そんな小編がまた素敵でありました。

『スポチャン!』

まさかこんなにはやくももと雪平りんの再戦がなるだなんて思いもしませんでした。すべては偶然のはこび。よつは先生のスポチャン体験会を手伝うことになったスポチャン部。本当だったらほむらも参加するはずだったところが、風邪にて欠席。代わりに参加することになったのが、りんだったというのですね。

鋭い眼差しをももに向けるりんです。復讐者の目だ。怯えるももなのですが、今日は体験会、りんと戦うことはないと安心するも、実演ということで、もも対りんの試合が組まれてしまった。

ここからの戦いですよ。ももの前回の動き、技を対策し、かつ自分のものとしてきたりん。オートカウンターも届かず、逆に必殺の受け流しを繰り出されるという状況。ももの躱しの技術あればこそ回避ができた。そんなピンチを超えてなんとか相打ちに持っていくことができた。

あの時の戦いがあって、双方ともに成長を遂げているというのです。

この熱い展開。ああライバルがいるってすばらしい! そう思うも、ももはりんに嫌われちゃってるみたいじゃないですか。からの、りん、もも大好きが判明する終盤! いやもう、なんてめんどくさいの、あなたたち! ほんと、素直に気持ちを表してくださいよ!

2024年12月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年2月号、昨日の続きです。

『神絵師のおしごと』

創作物の即売会、コミチアに参加したもみじたち。シロとソラが売り子としてついてきて、さらには携帯モードのツバキまで。そしてこのツバキの存在が、後のトラブル解決に大活躍。ああ、それにしてもこの方向でもみじたちの活動が、ツバキの信仰集めの道筋がつくだなんて!

もみじのブースに、ものすごい意気込みでやってきた人がいたんですね。荒い息、見開かれた目。もみじの描くツバキを、姫ヤオの花御子の剽窃だと難ずる彼女。その言葉から、彼女の父が花御子の生みの親と推測され、彼女自身姫御子を大切に思っていることがわかる。それだけに、花御子をずっと推しながら、姫ヤオサ終であっさり別キャラに乗り換えた。しかも姫御子の紛い物を自分のオリジナルのように言い張るだなんて!

とくれば、この子がここまで怒りをたぎらせる気持ちもわからないでもない。でも違うんです。ツバキ様はツバキ様で、ちゃんとこの姿で存在しているんです。ということが、鎮座ましますお守り形態ツバキに接触したことで理解できた? わからんのだけど、とりあえず一冊新刊を買ってくれて、さあどうなる、この子、今後のツバキ浸透活動に加わってきそうな気がするぞ!

というのも、この人が他ならぬコスプレイヤーさョちゃん。SNSはブロックされてしまったけれど、もみじが認知されていることは間違いなく、ということはツバキ様コスをする有力コスプレイヤー確保!? ほんと、ここからどう展開するのか。ツバキ様とツバキ様そっくりさんが顔をあわせることになるのか。期待か不安か、いろいろがいりまじる展開きましたよ。

『エイティエイトを2でわって』

奏さん、発熱です! 寝込んでしまった奏さん。皆でお見舞い。そして奏はいうのです。美弦はピアノを弾いていていいよって。でも、ドビュッシーの『月の光』。美弦は弾くとどうしても解釈違いが発生してしまって落ち着かない。なので奏からリクエスト。明るくてかわいい曲にしてほしい。

これ、美弦にあう曲はどんななのか、それを考えてくれているのですね。そして奏は眠りに落ちて、そしてめでたく完治するのでありました。

これからのピアノ活動、どういう方向でいこうか。美弦にあわせた曲にするか、それとも美弦がいうように、奏の弾きたい曲を弾いてみたい、そうした思いに応えるか。ふたりの気持ちのあわさる瞬間? そうした先に、それぞれの世界が広がっていくといい。美弦の表現も広がっていくといい。そしてそれらが彼女たちふたりの世界になるといい。

なんてこと思わされたのでした。

『追放令嬢は技能実習生になりました。~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』

アーシャさま、思っていたよりもずっと優秀なんだなあ! ということがわかった今回。暇な時間、そだちのお古のゲームに興じるアーシャ。ゲーム機とかない世界からきたんだもんな。そりゃ楽しかろうなあ、と思って微笑ましく思っていたんですが、このアーシャがただゲームで遊びほうけているだけじゃないというのですから驚きました。

そもそもは夏休みの宿題に追われているそだちが発端でした。手つかずの数学。なんとかせねばなるまいが、どうしたらいいかもわからない。そんなそだちに意見したアーシャ。そだちに問題見せられて、スラスラ暗算で解いてみせる。いやもう、偉そうなことおっしゃって、と思わせて、いや偉そうなこというだけのことあるんだ! って驚かせるこの展開。本当に見事。アーシャさまにすっかり参りました、降参といわざるをえませんでした。

アーシャ、ネットでいろいろ調べて学習して、地力を高めていたのですね。すっかりアーシャという人の認識が変わった瞬間でした。しかもそだちの勉強を見てくれて、対価は最新のゲーム機というのですが、そだちと半額ずつ出しあう。すなわちふたりの共有物じゃん! ふたりの一緒に遊んで仲を深めるフラグじゃん! と思ったら、今回終盤がそんな展開になりまして、すばらしい、望む展開が次から次へとやってくる!

ええ、もう、最高でありました。

2024年12月19日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年2月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。チノ、マヤ、メグが揃いのティッピーフードで登場。ココアゆきだるまを飾りつけるその情景は、背景に白いクリスマスツリー、まさに楽しげなクリスマスのそれだというのですね。白基調、でもほのかに赤みがさした暖かな空気感がほっと気持ちを和ませてくれる。その雰囲気は、明るく気持ちをほころばせている三人の存在もまたおおいに関わっているのでしょう。

今月は新規ゲストが2本です。

『アニマるまいまい』

妹、まおの頭に突如生えたネコミミ。姉、あやのことが大好きで、けど好きすぎてぐいぐいいけない妹まおの身に起こった変事。眠気を感じて倒れたまおに生えた猫耳、猫しっぽ。変わったのは見た目だけでなく、その性格も。急に姉に甘えるようになって、ぐいぐい、すりすりするまでに至ったというのですから不思議です。

急に積極性を出してきたまおに戸惑うも、求められるままに膝枕してなでなでするあや。そのうち、ゴロゴロのどを鳴らしながら眠ってしまったまやから消えた猫耳、しっぽ。はたしてこれはなにごとなのか? 夢なのか、あるいは現実か。

まおの寝言に現実であること実感するあや。はたしてこれはどうした現象なのでしょう。次回に続きます!

『雷神・あらいじんぐ!』

容姿端麗文武両道。学内でも憧れを集める高嶺花には苦手がある。それは雷。雲行きがあやしくなればトイレに避難する日々。あまりの怯えように小中では皆からバカにされ、高校受験も雷のせいで失敗した。そんな花の身に起きたできごと。突如空から落ちてきた謎の人物、いや神を自称する電々鳴との出会いが、花の人生を変えることになるかもしれない!

というのも、鳴、雷神だというのですね。父は広く崇められる雷神で、その娘である鳴も相当な実力者? 狙った鉄塔に雷を落とすことくらい造作もない。と、普通ではない出会いの、さらに加えて、この上もなく相性の悪いふたりの関係がいまここに始まろうというのでしょうか!?

父に反発して下界に降りてきてしまった鳴。寄る辺もないこの子の頼りは出会ったばかりの花ひとり。雷こそは苦手でも、一緒にいればだんだん平気になっていくかもしれない。淡い希望を交渉材料に花と仲良くなった鳴。その手腕には感心するけれど、実際問題、花の雷克服は前途多難のようですよ。

2024年12月18日水曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年12月17日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年12月16日月曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年12月15日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年12月14日土曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第56話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

大変なことになったぞ、中村さん! 一緒に暮らして約1年、女子に接近するなんて様子、まるでなかった秋山! 安心していたその矢先にですよ、なんと制服姿の女子学生に言い寄る秋山の姿が!

はたしてこれはいかなることか!? 中村のピンチ、あるいは秋山のピンチ!?

中村の誕生日を目前に焦る秋山。なにをプレゼントしたらよいのか。中村のファンが贈るイラストに喜ぶ中村を見て、だけどぼくにはこれといった芸がない、中村に喜ばれそうなセンスもない。ついにはなにが欲しいか聞いてしまい、きっぱりズルといいきられてしまう。あああー、ああ。

困ってしまって街に出てみた秋山が遭遇したのがセリナちゃん。秋山のことをてっちゃんと呼ぶこの子、同郷の子? 幼なじみではあるまいか?

ここにきて、予測外の展開を見せる中村お誕生日編。榎本をしてヤバいと思わせたそのシチェーションを目撃してしまった中村は、はたしてどのような行動に出るのでしょう!

なんか暴走ぎみに自爆的言動に走りそうな予感がする!

いやもうほんと、次にこういうことがあっても困らないように、秋山をしっかりとっつかまえておくんですよ!

2024年12月13日金曜日

『まんがタイムきらら』2025年1月号

 『まんがタイムきらら』2025年1月号、昨日の続きです。

『しあわせ鳥見んぐ』

扉絵のすず、素敵ですねえ! というのは置いておいて、今回は特別編。見たくてもなかなか見られない野鳥に手を焼くすずのため、時を止めてみせる翼です。

というのは言葉の綾で、ふたりの訪れたのは博物館。剥製でもって鳥を近くに見ようというのですね。肉眼で、間近で見られる鳥は、これまで見てきた鳥とはやっぱり印象も違って、意外と大きいオオハクチョウ。剥製はちょっとなんだか怖いけど、それでも時を超えて目の前にあるタイムカプセルなんだって、それこそ絶滅して現存しない動物にも会える、そんな可能性があるのもまたこうした展示だと思ったんですね。

次へ次へと鳥を見ていく翼にすずですが、まだ実際に会ったことのない鳥は見ないでおこう。そうしたすずの思いもまたロマンチック。はじめて出会う、その感動を大切にしたいのですね。

『キミはあくまでも。』

あの契約から4年の年月が経ったのですね。ヴェネルの決断により、エクールカは存在を失う危機から脱し、今もヴェネルとともに存えている。そんなふたりの関係に思いをいたすサラロット。彼女もまた、あの時のエクールカ同様に決断を迫られる、そんな可能性を思っているんですね。けれど今はまだこのままで、マーシャの傍にいる時間を大切にしていきたい。ああ、願わくばこのしあわせな関係が、ずっとずっと続けばいいなと思うのでした。

そしてそれはヴェネルとエクールカにおいても同様で、背の伸びたヴェネルです。すっかり大人っぽくなって、エクールカのからかいにも動じないどころか、髪にキスしてみせたりして、おお、逆襲ではありませんか! 攻め受け交代、こういう関係性の変化もまたよいものだと思わされたのでした。

いずれは大人になり老いていくヴェネルと、姿を変えることのない悪魔のエクールカ。その様子に疑念を抱くものも現れるかも知れない。不安を口にするエクールカに、決して自分の傍を離れることは許さない。きっぱりといいきるヴェネルは、あの時の決断に迷うことも悔いることもなく、今もなおエクールカのことを思い続けているのですね。そんなふたりの関係に、素敵であるなと思わずにはいられない。エクールカの見せた笑顔が、ふたりのしあわせを物語ってみせて、本当に魅力的でした。

My Private D☆V

『異世界魔王ごっこ〜魔王は姫を倒したくない!〜』の蒼井ゆんです。

D☆Vポイントは、「きょとんとした顔とちょっとゴキゲンな顔と笑顔MAXの女の子がだーい好きです!!」。このみっつの表情の移り変わりを描いた3コマで、かけられた言葉に嬉しくなった女の子がその内心を伝えてくれるという小さなひとつのドラマを展開してみせて、その一連の描写がそれぞれの表情をより一層魅力的にしているのですね。

ぱっとほころぶ満面の笑顔の前に、一瞬の溜めともいえる静かな瞬間がある。胸のうちに兆した感情が、次のコマではじけて広がる。

なんでもない日常の一コマから、特別な瞬間にシフトする。ああ、こうしたことの連続が、世界を彩っていくのだと、ほのぼの心のうちの暖かくなるようなイラストでした。

2024年12月12日木曜日

『まんがタイムきらら』2025年1月号

 『まんがタイムきらら』2025年1月号、昨日の続きです。

『妄想アカデミズム』

未春、東大不合格!? と、いきなり驚かせてくれましたが、大丈夫、ちゃんと受かっていました。

これにて望みはすべてかなった? もう後は莉子と一緒に楽しいキャンパスライフを送るだけ! と思いきや、未春は悩んでいるのです。それは、莉子とイチャイチャする妄想が浮かんでこない。

なにいってんだこの子! と思わせて、未春にとっては深刻な悩み。はたしてこの煮えきらない状況からどうやって抜け出すんだろう。という、それまでのプロセスがあってこその今回でした。これまでの未春、莉子ふたりの歩みと、そしてこれからを夢見る、そんなふたりの対話の先に、未春、気づくのですね。

もう妄想は必要ない。すべてここにこうしてかなえているという実感をかたちにして、そして一葉とゆうも一歩進めて、ああ、ふたつの夢がかなったというのですね。

すべては円満に、これにてめでたしめでたし。そう思わせたラスト、まさにここぞ見どころというポジションで、未春の妄想が炸裂するラストもまた味なものでした。ええ、今の実感を超える、そんな夢を見たときに、未春は妄想にふけるのですね。

『ふたへん!!〜双子漫画家とひよっこ編集〜』

学校ではお嬢様を演じているきら。ゆらと一緒に担当編集者、かりんのもとにいくのですが、自信満々だった原作担当のきら。つんとして余裕ぶってるこの子が、なんと新人かりんにダメ出しくらってさあ大変。さらにその上、恋愛経験不足という弱味に踏み込まれて大ダメージ。

でも、このできごとが、かりん×きらのさらに踏み込む甘酸っぱいシチュエーションを呼び起こしたのですから、きら策に溺れたというべきか、ゆらが数枚上手だったというべきか、ええすっかりペース乱されて、かりんにどぎまぎさせられるきらなのですね。

自分の気持ちを簡単には表に表さないきら。でもその向こうに隠された純情可憐な気持ちが揺れ動く。そのはじける感覚こそがきらにより多くの可能性をもたらす源泉であるのかもしれませんね。だからかりん×きら、もっと進むとよいのです。

『かみねぐしまい』

神様とまえながついてきていることに気づいているほこちゃんです。やめて…やめて……と必死で懇願するその思いを受け取りながら、決して追跡をやめないふたり。罪だなあ! と思うのですが、ここからの展開。映画の優待券に喜ぶツギノが選んだ映画は、エグめのホラー、『強烈恐怖』。見るまではいろいろ都合のいいこと考えていたほこちゃんだけど、見終えたらすっかりよれよれになってしまっていて、でもこの状況をまえなの助言が救うのだからふたりの行為も無駄ではなかった!

これ、結果的にオーライってやつでしたね。映画についての具体的な想像が神様を襲うも、まえなはまるで頓着せずにアドバイス。かたくなにふたりの介入を拒んでいたほこも、これには感謝して、そしてツギノとの仲も進展!? ああ、よかった。ふたりのお節介が厄介ごとを招いたりはしなかった。神様的には生殖まで辿りつかなかったこと残念に思ってるみたいですが、充分充分、しっかりほこちゃんの願いは成就して、そしてふたりから届く声がほこちゃんのがんばりをほめてくれる流れ、すばらしかった。

今回は大成功に終わった神様介入。これが成功体験となって、さあ次はどうなるでしょう。またこの路線でいくのか、またも成功、あるいは失敗してしまうのか。それはまだまだわからない。ともあれ今度の介入は、まえなになるかツギノになるか、いまだ知らぬ誰かの願いとなるのか。まさに期待というべき状況です。

2024年12月11日水曜日

『まんがタイムきらら』2025年1月号

 『まんがタイムきらら』2025年1月号、昨日の続きです。

『星屑テレパス』

海果たち、本当に強くなったんですね。これまで何度も挫折し、何度も落胆し、皆の気持ちもバラバラになって、それこそそのまま別れ別れになるかもしれない、そんな経験を幾度も乗り越えてきた。そのたびに仲間のきずなを強くしてきた彼女たち。その互いに信じあい、そしてひとりひとりも成長を遂げた、その結果が今回のこの打ち上げ会にて充分に発揮された。ええ、その頼もしいと感じさせてくれた振る舞い。感動的でさえありました。

海果たちのロケット、最初の再挑戦機は問題なく打ち上げられて、しかし続く空撮機にてトラブルが発生。パラシュートの紐が焼き切れてしまい、カメラの回収ができなかった!

このトラブルを前に、打ち上げの中止はしないと決断した海果たち。むしろこうしたトラブルを予測し、予備機を準備してきた。手持ちの機材でできる最高を目指した機体が、皆の思いを乗せ、飛んでゆく。その様が鏡ごしのカメラにしっかり捕えられて、皆に感動を伝えてゆく。

本当にすばらしい。そう思える成果を前に、私も言葉を失ったのです。

『魔女まじょS-WITCH』

おいしいクレープを食べにいこう。まなに誘われた小夜。制服できちゃった彼女のために、まなが見立てたワンピース。これがまあめちゃくちゃにかわいくて、これで街歩きも大丈夫、と思ったら、小夜、これでもかと恥ずかしがってますね。人混みが苦手、対人がそもそも苦手。クレープ頼むときもいろいろ考えすぎて本当に欲しいもの頼めなかったところをまなに助けてもらえて、ええ、憧れのクレープを悔いなく食べることがかなってよかったですね。

そしてデパート屋上では魔法少女ショー。よく知らないという小夜の前に現れた謎の少女。ショーのステージに乱入するも、他の観客たちに気づかれないその子は、妖精粉を使っている! すなわちそれは魔女の証。霧園ルチェッタ玲と名乗ったその子は小夜に魔法勝負を申し出て、さあどうなるどうする、受けるのか小夜!?

しかしいずれにせよ、このルチェッタ嬢、まなたちの仲間、友達になりそうな予感がします。

『海のみちるごはん』

朝一番に海へときたみちる。なんと入水と勘違いされて、ライフセーバーに取り押さえられてしまった! かくして水浸しになってしまったみちる。知りあいの店にと連れていかれた先が、おなじみこずえの海の家。ライフセーバー茉莉香はこずえの知人だったのですね。

とりあえず着替えを、ということで水着にTシャツ姿となったみちる。慣れない格好に戸惑うも、海が苦手なんてもったいない! 茉莉香に連れられての海体験のはじまりです。泳ぐでもなく、ゴーグルごしに海の中を覗いてみたり、ライフジャケット着て海に浮かんでみたり、そして岩場を体験。これまで知らなかった海の魅力に触れてみて、そしてその体験がみちるに新しい発想をもたらしたのです。

海の家に戻るやいなや作りはじめたのは薄切りオレンジも印象的なカクテル。思い出のサンセットカクテル、甘さが体に沁みわたる一杯。これはみちるの海を好きになった記念で、そしてこの三人が知りあって仲を深めた、その記念でもあるというのでしょう!

とはいえ、未成年の茉莉香はまだこれを口にすることができなくて! ああ、残念。いつか、茉莉香もこれを飲める日まで、ずっと仲良くあってくれるものと信じておりますよ。

2024年12月10日火曜日

『まんがタイムきらら』2025年1月号

 『まんがタイムきらら』2025年1月号、昨日の続きです。

『ほうかごバスケット』

あかりが教えるバスケの基本と、つばさと生徒会長の話しあいの様子が並行しながら描かれるという、ちょっと特異な見せ方が面白い回でした。

真面目にとりくまないとケガに繋がると教えるあかりの言葉が、けいに、るりに突き指への恐怖を煽っていく。基本を知る、丁寧に伝えるという点では、本当に細やかな説明で、それでいて徐々に高揚していくあかりが本当にかわいいという、見て楽しく学びも得られるという実に充実したパート。でも、それがまさかけいにボールをぶつけ続けるあかりなんていう奇行に決着するなんて思わないじゃないですか!

そしてつばさのパートはというと、顧問の件で人脈のなさを嘆き、部員数の件で人望のなさを嘆く。淡々として、そしてそのはしばしにつばさの嘆き、絶望が差し挟まるというこれまた極端な描写がおかしいんですね。そして最後に生徒会長からありがたい申し出が!

顧問にも新メンバーにも心当たりがあるんですってよ! 顧問はつばさのクラス担任。そして新メンバーはというと……、まだわからないんですが、まさか会長ご自身ですか!? いやわからんのですけど、でもなにかあっといわせるようななにかがあるんじゃないか。そんな予感もするのです。

『スロウスタート』

生徒会メンバーを招いて花名のお家でクリスマスパーティーをしませんか? たまての、花名の申し出に、生徒会の皆も嬉しそう。中でも果実にとっては特別な体験になりそうで、というのも小学生時代も中学生の頃も修学旅行に参加できなかった。それだけに今回のお誘いは心に訴えるものだったようで、引っ越しのとき荷物になるからと多くものを持たなかったこの子が、小さなツリーの置物を買おうだなんていうんです。

それに感化されて、花名が綴が同じツリーを買うと決め、そして果実の発案で、このツリーをお互いに贈りあおう!

ここに彼女らの気持ちの共感しあったこと感じて、ああいい子たちだな、これは本当に素敵な友情だなと思わずにはいられなかったのでした。

いやそれにしてもいいお話でした。それだけにラストの転がりおちる冠。思いもしない展開に笑っていいのか焦ればいいのか、なんともわからぬびっくり感がおかしかったです。

『異世界魔王ごっこ~魔王は姫を倒したくない!~』

海で出会った幹部の悪魔、リュグズールが魔王乃々のもとに合流しました。久しぶりの魔王城を満喫するリュグ。乃々を甘やかし、アヴァを手玉にとり、さらにはジェロも部屋から引っ張り出して、みんなでお茶会! なんとまあ、ものすごい統率力? カリスマ? いや、お姉さん力!?

色欲の悪魔、リュグ。その能力は男女関係なく甘やかして依存させてしまう力。前回の海でもその能力は遺憾なく発揮されて、男も女も堕落させていたわけですが、この能力、怖るべきことに魔王軍幹部にも効くのか! 油断した隙にリュグに堕落させられたジェロ! うわあ、まあかわいいこと!

この様子を見てシエルたんを虜にしたらどうなるか、妄想してしまう乃々。こういう発想してしまうところが、もう堕落なんですよ、乃々たん!

で、この乃々にはリュグの能力が通用しないという。おお、さすが魔王なのだなあ! 感心するのですが、けれど正攻法での甘やかしは効く模様。ええ、あのえらいねっていってもらえた乃々、かわいかったですよね。

2024年12月9日月曜日

『まんがタイムきらら』2025年1月号

 『まんがタイムきらら』2025年1月号、発売されました。表紙は『ほうかごバスケット』。けいとつばさ、ふたりが登場です。背中あわせにして立つふたり、振り返るようにして視線と視線をからませるその距離感がとてもいい。くちもとには白い息。ふたり白黒のコート、マフラーも色合い反転させたの巻いて、このコントラストも印象的。ふたり違って、けれど確かなつながりがあるとふたりで支えあうボールが語っているかのようなイラストでありますよ。

今月は新規ゲストが6本です。

『運命のヤマダダダダダダダダダダ』

思いもしない展開してみせましたね!? いやね、あなたの運命の相手は山田。占い師に告げられてその気になった渡鳥千鶴がですよ、入学式で出会った少女が山田わかな。自分のことをいろいろと気にかけてくれる山田わかなに運命を感じる千鳥を見て、ふーん、なるほどね? そういうことね? わかったつもりになっていたらですよ、まさかこんなことってある?

新しいクラスの皆が自己紹介していく場面ですよ。なんと、のっけから山田甘音にはじまって、そこからずっと山田山田と続いていく。そして問題の山田わかなに辿りつき、最後のひとりが渡鳥千鶴!

で、これで終わらせない。担任教師もまた山田!

ここまで山田で揃えてみせて、さあ千鶴の運命の相手やいかに!? ほんと、いったいなにを見せられるのか。なんなら36人の山田とすべて運命結んでしまうがいいのです。

『異常探偵灰谷まふる』

物騒だな、灰谷まふる。人死にが出るのを心待ちにしていた。その心は、幼少期より嗜み続けた探偵ごっこ。いつまでたってもまふるの探偵ごっこは終わることなく、ついには自身を本物の探偵と思い込むにいたった、幼なじみにして助手をつとめる山岡ひさのにして異常と認めざるを得ない本物なのだそう。

そんなまひるが遭遇した、吹雪の山荘での殺人事件。完全に孤立した環境での密室殺人に探偵まふるは推理を開始するが、あれも駄目、これも駄目、まったく手掛かりのない状況が続いた先に、まひるが辿りつく真相は!?

いやもう、まさかこんな決着するだなんて、まったくの予想外。うわあ、すごい展開してみせました。本当、こいつはしたたか驚かされましたよ。

『にーとぐるーヴ』

高校時代は熱心にバンド活動していたのに、卒業後、大学で挫折。退学して以来、ダラダラと怠惰に日々を過ごすようになったユヅキ。今のこの生活のままじゃいけないとはわかってる。けれど、なにをどうすればいいのかがわからない。いっそ遠くにいきたいと、そう思ったときに再会したのが、かつてライブハウスで出会ったミア。

そしてこの出会いがユヅキの人生を大きく変えそうなんですね。

ミアもまたドロップアウト組? 勤めた会社のあまりのブラックさに、当然適応できず社会不信とともに退社したという。そんなミアの目的は、ここ鹿児島から北海道まで日本縦断ライブ旅。

その旅にユヅキを誘ったミア。こうしてギターとボーカルふたりの旅がはじまる。明日の見えないふたりの旅路。その先に待つものはなんなのか、ちょっとやけっぱちな行動力が見物でありますね。

『制御不能なカリスマ』

法条楓は名家のお嬢様。文武両道、人望も厚い生徒会長。しかしその行動は天然で、副会長卯月はるかは楓の尊厳と皆の憧れを守るべく、陰になり日向になり会長のサポートに全力を尽くしているのです。

そんなはるかの活動の甲斐あって、楓のカリスマは今日も守られ、けれどついにはるかがダウン。風邪と診断され、学校を欠席することになったのですね。

はたして楓は大丈夫なのか。心配の絶えないはるかですが、そんなはるかを見舞ってくれた楓。いろいろポンコツであぶなっかしいのは変わらぬものの、それでも自分のことを大切にしてくれている。その一生懸命さがはるかには嬉しいというそのラスト。

ええ、ふたり、いい友情を育んでいるのですね。

『厨二病のエチュード』

とりたてて長所といえるものがない小宮七瀬は厨二病。とはいえ、外聞を気にするだけの分別がある。ゆえにこっそり隠れて厨二病的自分を演じて楽しんでいたところ、なんと人に見られてしまった!

その上、自分の厨二病的世界観に参加してくれたその人は、演劇部の五十嵐円華。七瀬に演劇部に入るようお願いしてきて、最初は断った七瀬も、円華の情熱にほだされ、体験だけをしてみることに。

そこで七瀬の経験したこと。ふと正気に返った七瀬のために、円華が見せてくれた演技の手本。その演技にこそ魅せられて、ふと浮かべた憧れの表情。その表情が欲しかったといわれて七瀬のくだした決断は、演劇部への入部。この判断が明日の七瀬を変えるかもしれない。そう思わせる展開に、また円華とのつながりなども興味深いと感じさせてくれる掌編でした。

『オカルトマニア』

オカルト部の少女たち。オカルトに興味津々? 怪異への遭遇に憧れている? と思わせて、部長の忌部は目の前でおきたポルターガイストを静電気とごまかすほどに怖がりときている。

オカルト部には向かないんじゃないか? と思わせて、わりと無謀に人が消えると噂の空き地に草かきわけて入っていったりする度胸の持ち主。しかも謎の存在、少女の見た目を持ちながら、触手を生やしたり、さらには捕食した相手の記憶を共有するバケモノを捕獲。早々にリリースすべきでは? そう思いながらも、ずっとその子と一緒にいるオカルト部。やっぱ、なんらか肝の座ったところありますよね。

そんな彼女らの怪異探し。なかなかうまくはいかなくて、それどころか休日に普通に遊園地を楽しんでしまう始末だというのですが、そんな彼女らがついに出会った怪異中の怪異。UFOから降り立ったのは、自分たちとそっくりな3人組!

かくしてドッペルゲンガーに出会うと死ぬという伝承の真実に触れた3人。生還を果たしたのかどうなのか、なんともわからぬラスト。でもこの子たちならなんだか大丈夫そうな気もするのです。

2024年12月8日日曜日

『まんがタイム』2025年1月号

 『まんがタイム』2025年1月号、昨日の続きです。

『跳べないウサギと神の島』

この漫画、なにがすごいって、神の存在が示唆され、さらには神通力を操る巫女がいて、だというのにその当事者である巫女やら巫女経験者やらがですよ、その神様、神事もろもろをわりと雑に扱いがちなところですよ!

信心がないわけではない。侮っているわけでもない。だというのに、なんかなおざり! リンコは禁足地にみだりに立ち入り、さらには古い形代を破損させた上に全力投球をキメる! お婆さまの織子にしても、新しい形代を値段で決めたあげくに、自分で組み立てようとして重要な部品を組み込み忘れるという!

これ、大丈夫なのか? いや、そりゃあ大丈夫じゃないでしょう。古い形代は爆発するし、それでリンコが叱られるかと思いきや、織子にも負い目があるから強くは裁けない。ほんとこのどうしようもないぐだぐだが描かれて、こりゃあ儀式は失敗かなと思ったら、なんと姿を消した形代か、あるいはふたつ買ったうちのもうひとつなのか、そいつがてくてく歩いてきて、レオに挨拶するってえんですよ。

しかもその挨拶が久しぶり。え? もしかして知りあい? もしかしたら理沙子さん!? いやわからんのだけど、ほんとこの漫画なにがどうなってどう転がるかわかりゃあしません!

『良倉先生の承認欲求』

デパートの物産展に向かった良倉。しかし出遅れて、あれもこれも完売。目的を果たせなかった良倉はリベンジを誓い、狙うは土曜の午前8時半。

これね、自分ひとりで心に決めただけならよかったのに、悪いことにOLさんアカウントで、お目当てが買えなかったってつぶやいちゃったのですね。こうなると、当然誰かに見られちゃう。穏当なファンから強火のファンにまでしっかりばっちり見られてしまって、となると、OLさんの特定に命をかける、最強火のファン、氷高さんがOLさんの行動を予想して同じく土曜の朝に並んでしまうではありませんか!

かくして良倉、はからずも氷高と一緒に物産展をめぐることに!? と思ったら、さらに悪いことに落安まできてしまって! って、落安先生はいったいなんの目的で!? いやもう、良倉、氷高に落安とヤバめの面子が揃ってしまっては、良倉の頼みは星畑ひとり。これはもう良倉先生、星畑に頭があがらなくなってしまうやつです。

  • まんがタイム』第45巻第1号(2025年1月号)

2024年12月7日土曜日

『まんがタイム』2025年1月号

 『まんがタイム』2025年1月号、昨日の続きです。

『大家さんは思春期』

高校進学に向け、高校生らしい私服を買おうと皆で買い物に出かけます。

いえね、シンプルな話なんですよ。ファッションに明るくないチエが友達にいろいろアドバイスもらおうという、それだけといえばそれだけなんですけど、それがまあ楽しいんですね。友人たちが、それぞれに自分の好みの系統を、自分の着ている服を見本にしてチエに説明していくんですけど、みんなかわいいんですね。

自分としては、明日香の服は意外な感じ。この子、進学先の公立高校制服なんかがそうですけど、地味め、安心安全、保守系真面目なテイストがスタンダードなのかと思ったら、姉ゆずりのパンク・ロック系! いや、それもかわいいんですけどね、面長ですらりと背の高いのもいいよね、でも意外ではある! こういう、制服の印象が強い子らの私服が語る、それぞれの好みやバックグラウンド。見ているだけも楽しいし、解説が加わるとよりおもしろい。

ええ、すごくよかったです。

帰宅後の情景、レイコの想像したチエもまたかわいくて、地雷系、いいではありませんか!

でも、やっぱり一番よかったのは、チエ自身も気にいっていたカジュアルなスタイル。気取らなさがこの子には似合うと思うのでした。

『まほろば小町ハルヒノさん』

玉置神社にやってきたちあきたち。山道が阻むのみならず、神様に呼ばれないと辿り着けない場所ともいわれる神社。道が整備されている現代ならいざ知らず、かつては目指しても容易にはたどりつけない、そんな場所だったのでしょうね。

玉置神社についての説明は驚くべきもので、紀元前にまで由来を遡れるであるとか、実に神話に肉薄しようとするかのごときすさまじさ。樹齢三千年を数える杉の巨木があったり、社殿を持たない磐座があったりと、本当、こんな神社が今もあるのだなあと圧倒される思い。実際、現地を訪れたら、より以上の驚きや感動があるのでしょうね。

そしてちあきの感動した玉置山山頂からの眺望。いくつもの山が幾重にも重なりはるか遠くへと望むその雄大な様。果無の名にも思いを致したちあきの、ハルヒノとあらためて確認するきずななど、奈良の地に暮らす子らの今まさに生きる思いを感じたようにも思われて、これもまさに見どころと感じいったのでありました。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

すごいな、まりんの策略! クリスマスパーティーをやりましょう。ついでにクリスマスイブが誕生日であるマナも一緒に祝おうと、ミロの発案で開催することになったパーティーの会場に自宅を提供したまりん。これ、自宅にリナを呼びたいがため? と思ったら、それどころじゃない。さらにいくつもの策を講じていたというのですから、いやはや怖るべしお子さんであります。

かわいい子なんですよ。トナカイの衣装もめちゃくちゃ似合っていて、女性陣に大人気。リナに寄り添うようにして写真に写る、その時の表情ったら! 母親と一緒にリナの写真をこれでもかと撮ってるときも、なんともいえずかわいくて、でもまりんの真価はまだまだこんなものではない。いえね、トイレに立ったマナにそっと近づいて声をかけた、その内容よ!

事実とは違うことを吹き込んで、今夜のパーティーは、さらにはマナへのサプライズはアツシの発案であるかのように思わせるのに成功しているのですね。

アツシへの思いをさらに膨らませるマナ。その気持ちを察して穏やかではいられないのはリナです。ああ、ここに気持ちの、思いの、相争おうという未来の火種が予告されたのでありましょうか。いや、この撮影で知りあい仲を深めた皆の不和など見たくはない。クランクアップのそのときには、いずれ皆のしあわせな落着があることを願わずにはいられません。

  • まんがタイム』第45巻第1号(2025年1月号)

2024年12月6日金曜日

『まんがタイム』2025年1月号

 『まんがタイム』2025年1月号、発売されました。表紙は『ローカル女子の遠吠え』。りん子があろうことか猫耳フードのサンタ衣装で登場です。手にした箱の中には、なんと富士山マスコットがいくつも入っていて、まさか水馬の差し金でありましょうか。あるいはついにりん子が富士山過激派の仲間入り!? この他に『スーパー恋愛タイム』、『転生アイドルはご主人様にゴロゴロ鳴きたい』そして『おとぼけ部長代理』のカットがございます。

今月は新規ゲストが2本です。

『遠恋カノジョとおとなり上司』

駄目でもともと、当たって砕けるつもりでした告白が実った白松太郎は、故郷に恋人ナズナを残して東京勤務。東京、三重の遠距離恋愛とあいなったふたりですが、彼女の心変わりが心配か、あるいは太郎の浮気心が心配か。これはどうも後者の模様?

遠くの彼女の存在に、悶々としながら通話をする太郎。じたばたとまったく落ち着かなくて、けれどそれだけ彼女のことが好きなのだろう。なんて思わせた太郎がですよ、いざ会社に出てみれば、高身長の厳しい上司、川島さんに絞られて、これ、どうも川島が太郎のこと放っておけないみたいなんですね。今でこそ厳しい上司である川島ですが、いつか太郎に優しい表情を見せる日がくるのだろうか。そしてその暁には、太郎の心は川島に傾いたりするのだろうか!?

いや、はたしてそうなのか。今はまったくわからない。あるいは恋人の近くにいる女性の存在にやきもきするナズナがメインになっていくのかな。どうもこのあたりが今後明確になっていきそうです。

『腹割るウチらの秘密ごと!』

食べても太らない。脚もほっそりして友人たちからうらやましがられるヒメコなのですが、実は秘密がある。それはお腹のこと。お腹だけはしっかりぽっちゃり太ってしまっていて、これだけは誰にも知られたくない。水泳の授業も見学。体操着からの着替えも皆に見られぬよう死守。

そんなヒメコと同様、プールに入らない女子がいるんですね。影の薄い南見おと。地味で目立たない彼女だけれど、眼鏡を外せば美人? そしてこの子もまた、ヒメコ同様、人には知られたくない秘密を抱えているというのですね。

それは、やっぱりお腹のこと! とはいえヒメコとは正反対に、鍛えあげたそのお腹。しっかり腹筋割れていて、おとなしそうな雰囲気とのギャップよ!

これ、ヒメコとおとの出会い? 絡みなどから察するに、すなわちおそらくふたりは知りあいとなって、おとの指導でヒメコの腹筋が割れるまで鍛えるなどするのでしょうか!? 今はまだまだわからない。そしてふたりの関係のいかに深まるかどうかも未知数で、ああこれは期待してよいのでしょうか。

  • まんがタイム』第45巻第1号(2025年1月号)

2024年12月5日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第55話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

数日遅れで筋肉痛になった中村さん。時間差で筋肉痛がくるのは中年の人によく聞くと、聞き捨てならぬこといわれた中村。怒ってますけど、実際筋肉痛が遅れてくるのは年齢ではなく運動不足が原因なんだっていいますよ。そうでした、以前ダイエットといって走っていた中村。その習慣が身につかなかったわけですね。と、そうした話題も少し出てきまして、でも多少太ったとしても秋山は気にしませんよ! なんてこと思わされたりもした今回。だって、太ったやせたとかよりも、自分だけでは気づかない景色、季節の移り変わり、そうした感性の広がりや共感こそに、秋山は中村との時間を愛おしく思い出しているのではありませんか。

しかし今回中村さん、いつも以上に無防備というか、いつも同様に無防備というか。筋肉痛にならぬよう揉んでみたのに云々いって、なんと秋山に腿をマッサージさせるっていうんですから、無邪気というかおそろしい。

エッチなこと考えたらすぐわかるだなんていってるけれど、秋山が悶々としていることに気づかない。しかもその後も、夕食買い出しに出掛けた帰り、脚が痛いからと秋山に肩車させたりなんかしちゃいまして、ああもう、なんということか。秋山が聖人のように清らかな心を持ってるから大丈夫なだけじゃないのか!? いや、こういう秋山を選べた中村の人を見る目の確かさに感服すべきなのかもしれません。

しかし、こうした中村とのドキドキラブラブな時間を過ごしながらも、考え思うのは中村の世界に向ける視線、その思いであるというところ、秋山はいいやつだと思います。ほんと、すごくいいやつだと思います。

2024年12月4日水曜日

『まんがホーム』2025年1月号

 『まんがホーム』2025年1月号、昨日の続きです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

さくらば病院のクリスマス。病院スタッフが集まって、院内でちょっとしたパーティをひらきます。

パーティでの話題が、先生の着ていた父のセーターをきっかけに先代の院長に移って、先生がいうには動物バカ、息子としてはかなり苦労させられたとのこと。対しくまちゃんは優しい人とうっとりして、身内であるかどうかで、こうした感想に違いが出てくるものなのかな? と思うと同時に、息子だからこそ思うところはあるものの、それでも父のしていたことを評価していた? だからこそ、継ぐつもりもなかったこの医院を継ぐことになった。そうした行動がなにかを語っているようにも思ったのですね。

楽しく穏やかなひととき。くまちゃんは飲みたくてしかたなかったみたいですが、ほどほどに酔い、語らった、こうした時間もまたいつか懐かしい思い出となるのでしょうね。

『座敷童子あんこ』

びっくりの展開見せられましたよ。まさに先月のモテモテ幸太さん再現回。今回忘れたのは弁当ならぬ体操着だったのですが、いつ幸太が忘れてもいいように毎日体操着を準備してくれていた飯作が体操着の上を貸してくれて、さらには小娘が体操着下を貸してくれる。

この分担態勢。前回の弁当ではどちらを選ぶか選択が迫られた幸太でしたが、今回はふたりの気持ちに応えることができそうでよかったですね! ええ、幸太、モテモテですよ。

そしてあんこに興奮する彼も再登場、からの体操着を届けにきてくれたあんこです。今回は弁当じゃないからなくなってることはないだろう。そう思わせておいて、まさかの中身がコスプレ衣装! ああ、コスプレで授業受けるか体操着を借りるか、ここに選択を迫られることになりましたね、幸太。ええ、ここは好意を受け入れましょう。なんなら、より以上の思いも受け入れてしまいましょう。

『歌詠みもみじ』

デジタルデトックス合宿なるものを試してみたもみじたち。スマホを金庫にしまって、一日まりなの別荘で過ごすというのですが、これがもう初っ端から先行きあやしい。午後の天気がどうなるかなと思うやスマホに手が伸びる。漫画をアナログで描いてみるアメリは、手がアンドゥを探してしまう。

さらには手に収まる四角いものを欲して、もみじの硯を奪いあう。どんなやねん。そんなに手が寂しいのかいな。と思うんですが、それほどまでに身についてしまっているということなんでしょうね。いや、どんなやねん。

そして悲劇は翌朝。デトックスを終えて、さあ金庫からスマホを取り出そうとしたところ、金庫のロックがQRコード。しかも悪いことにそれがスマホに保存されている。金庫の中に金庫の鍵がある状態! これをどうやって開けたのだろう。からさらに悲劇は続いて、限定品の販売が昨日で終了、SNSのリポスト当選が期限オーバーで失効、さらにはライブのチケットも逃がしてしまって、ああ生活に密着したデジタル機器よ。うかつに遠ざけるのも難しい、そんな距離感になっちゃっているんですね。

2024年12月3日火曜日

『まんがホーム』2025年1月号

 『まんがホーム』2025年1月号、昨日の続きです。

『うちの秘書さま』

今回は不器用七瀬と器用なはじめのお話。

ある日、玄関に飾られていた謎のオブジェ。なにごとかと思ったら、七瀬が作ったクリスマスツリー。あまりの見た目にはじめに不気味がられたり、田中さんからはゴミ扱いされたりと、本当に散々だったんですが、七瀬の圧も手伝って、田中さんのリース作り講座が開かれることになりました。

参加者ははじめに七瀬に、そして山田なんですが、製作過程で、はじめの器用さに嫉妬する七瀬、田中さんとの接近に嫉妬する山田、とんでもない険悪な雰囲気が漂ったりと、ほんと大丈夫なんですか? ここの人間関係!

今回よかったの、なんとかかわいくできた七瀬のリース。そして見事にきれいなのを作ったはじめ。皆の個性、皆のがんばりがかたちになってめでたしめでたしだったところでしょう。田中さんも楽しかったというのが、本当になにより。いいお話でした。

『はなまるゲーセン飯!!』

おお、小野寺さんが高校生だったころの話ですか。制服姿、カーディガン、ルーズソックス、ギャルの出で立ち。お友達は髪にハイビスカスなど飾りまして、これ、飾る花でなんか意味あったりとかしたんですよね? とまあ、そんなちょっと昔の話。友人に誘われて新しいプリントシール機目当てにあがいんを訪れることになる、これが小野寺さんとあがいんの出会いだったのですね。

しかし、90年代に流行したとかキャプションついてるコマあるんですが、大丈夫なんですか? というか、こういう機械があったの、知らなかったなあ。そしてだんだんにあがいんの雰囲気に馴染んでいく小野寺さん。たびたび寄り道するようになり、そして先代の不調を知りバイトすることに。

今ではベテランの小野寺さんの、初々しかった時代の姿。しかしただ昔を懐かしむだけでなく、自分のがんばりが認められ、また仕事の楽しさを知ったことが将来の目標に繋がり、またその目標が奮起を促したという、そうした背景を知ることができたの、とてもよかった、いい話だったなって思わされたのでした。

あがいんの歴史、そこに小野寺さんも確かに足跡を残しているんですね。大切な一員なのですね。

『スナックあけみでしかられて』

クリスマスを終えて一息つくかと思ったら、今度は正月の準備で大忙し。正月飾りのリースは近所の花屋さんにお願いしているのですが、あけみさん、それを届けてもらう車に同乗して、やっぱり年始準備で大忙しの花屋の手伝いをするというのです。

いつもとはちょっと違った情景描いて、それが新鮮でした。老人ホームから帰宅していた先代店主とお話したり、いや、先代のおじさん、とにかく無口で、その表情から気持ちを伺う感じになってるのが面白い。気にいらない顔、嬉しい顔、その表情が雄弁で、気づいたら寝ちゃってたりと、頑固そうなんだけど不思議とかわいいおじさんだなあ、なんて思わされる愛嬌ある人でした。

先代から引き継がれるもの、それは親と子の関係にも似ていて、花屋さんに見る親と子の関係、その移り変わりに、人の営みのうつろい流れてゆく時間を感じさせられて、ああ、この瞬間よ、長く続いてほしいと思わされるのでした。

2024年12月2日月曜日

『まんがホーム』2025年1月号

 『まんがホーム』2025年1月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。時も文化も越えてサンタクロースになった孔明です。プレゼントを贈るのは、ツリーの飾られた室内、燭台の灯りに照らされた月英。その手には桶にはいったパンダと赤兎馬。このちっこいお馬さん、かわいいですよね。そして、サンタにトナカイにツリー、コスプレというか着ぐるみにまで発展してる園香たち3人の『はなまるゲーセン飯』。豪華なクリスマスディナーを楽しむ『ごちそうさまは二丁目で』のカットもございます。

『孔明のヨメ。』

孔明のもとに合流した、月英の父、黄承彦と孔明の弟、均とその妻、林。再会を喜び、そしてこれからの劉備陣営を支える才能として、均が事務方としてスカウトされる! 新体制が発足してよほど忙しい。とりわけ孔明にいたっては、軍権を持ったことから、軍事の勉強を開始。これまで以上の激務となっているのですね。

そして話は曹操配下の曹仁相手に戦を続ける周瑜に移ります。矢を受け倒れた周瑜が、自身の状況を策に折り込み、死んだとの情報を敵方に流す。周瑜の死に、今こそが好機と打って出た曹仁の軍勢を、自らの姿を見せることで動揺させ、敗走させることに成功したのですが、このときの傷が原因で今後の運命が大きく動いていくことになる!

この歴史のダイナミズム。これまで以上に厳しい状況に置かれることになるだろう登場人物を思わば、本当に時代の流れというものは人の思惑を超えて、おおいに巻き込み振り回す怒涛であるのだなと思わずにはおられませんでした。

『ガチ恋カウント2.9』

うわあ、すばらしいな、これ。虹光リズムに迫るリコを見て、山田がいながらリズムと関係を持とうだなんて! メイデン芽生子が叱ったことから、山田がただのオタ友と判明し、さらにはリズムとの誤解も即座に解かれて、よかった! これでおかしな勘違いもなく、ふたり一直線に結びついたりするんじゃないかな! とか思ったら、待って、待って、ほんとに一直線がすぎる! リコがメイデン大好きといってきたのはこれまでもこれからも同じ。メイデン様はかっこよくて美しくて、そして芽生子はかわいくてと、つまりこの世の全てがあり最高です!

なんだそれ、思いっきり崇めまくってるな! でもこの言葉が芽生子を救ったりしたのかな? そしてこれまでの誤解に振り回されていた自身を省みた芽生子。自分のリコに向ける思いの正体に気づいちゃったりしましたか! ああ、大変なことになった。これはあれか、両思いか、あるいは両片思いか、ええと、よくわからんがすごいことになったことだけはわかるよ! ええ、このままふたり、タッグパートナーとして、リングでも、私生活でもゴールインするといいよ!

それはそれとして、リズムの発案、リコ争奪のメイデン逆指名! これ、実現するの? リコにとってはちょっとしたチャンスでは? とも思うんだけど、まあお客さんはデビュー前の新人を争奪されても、なにがどうなってるの!? ではありますよね。でもそれが面白い。ええ、なんかよくわからんけど、どうぞ突き進んでほしいところです。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

疲れ果てるスミレ。それほど仕事が忙しいのかと思ったら、それに加えて車社会の田舎から離れた都会暮らし。てくてく歩かねばならない状況も疲弊に拍車をかけていたのですね。

生活から潤いを失っていくスミレ。そんな彼女が潤いを、健康を取り戻すまでの展開がおかしくて、というのもそのきっかけが、アパートの階段てすりにつかまってぶらさがってるうずちゃんっていうのですから。

うずをどうしても放っておけなかったスミレ。話を聞けば、身体測定に向けて身長を伸ばしたかったという。その時々の、微妙におかしなことを真面目そのものに語るうずがおかしくって、でもいい表情してますよね。とはいえ迷信は迷信。ちゃんと有意な行動が必要と、栄養面の心配をしたり、となれば夕食の差し入れしたりまで、そんなスミレの世話焼き行動がですね、うずのみならずスミレの生活をも改善させるというの、いやもういい話だと思ったんですよ。

自分のためだけに家事するのは面倒でも、誰かのためならがんばれる? そんな感じのお話でしょうか。だとしたらスミレの世話焼き、ふたりのためになっていますね。

2024年12月1日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年11月30日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2025年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2025年1月号、一昨日の続きです。

『ずんだもんTV!』

ずんだもんときりたんの授業参観ですよ。派手派手目立つ格好で応援するイタコがはずかしくって、ひた隠しにしていたきりたんですが、ゴミ箱からお知らせのプリントを発見されてしまって、もう逃げられない。そのうえ、ずんだもんが、ママも姉もいないからと、見にきてくれる人はいないのかと、泣きそうな顔でいうんですよ! ああ、もうこんなの、それが誰であろうと私がずんだもんのママよ! っていわないではいられないですよね。ええ、私もずんだもんのママですよ!

しかし、この選択、ずんだもんにとって正しかったといえるのか。イタコが参観にきてくれて嬉しいずんだもんの笑顔、プライスレス! まではいいのだけど、調理実習でまさかのイタコが頼りにならない! ずんだもん自身も料理に不慣れ。そこにイタコがそのナイスバディで邪魔をする!

キレるずんだもん! でもこれもしかたないと思う。でも怒られるイタコはちょっとかわいそう。でも邪魔されるずんだもんもかわいそう。このダブルかわいそう状況、どちらに肩入れすればいいのか、どう見守ればいいのか、右往左往するような気持ちで読みましたよ。

けれど最後にはイタコの能力でピンチを切り抜け、そして先生の暖かい評定。こうしたまわりの皆のずんだもんたちに注ぐ愛情もまたよいものですね。

『のけもののまち』

人の世界に戻ってきたるい。なんかけも耳がないと物足りなく感じるようになってる! いや、これはこれでかわいいんだけど! ともあれ、気がそぞろのるいです。けもみみだらけのあの世界に、心の一部を置いてきたままなんですね。

そんなるいにですよ、この世界で事情を理解してくれる唯一の人間、祖父がアドバイスしてくれたのですね。このところのるいの様子に勘づいて、るいをあの異世界につながる列車までつれていったのですね。そしてネルの話をする。かつてあちらの世界にいって、戻ることができなかった理由。さらに、ふたつの世界を越える方法。

かくして今度はネルが向こうから扉を開けてくれて、ああ、るいとネル、ここに再会を果たしたのですね。

同じくネルと再会したおじいちゃん。そしてるいは向こうの世界に戻ることを選択して、でもこれからはふたつの世界を自在に行き来できることになるのでしょうか。るいがよりよい選択をした、そう思える未来がこの先に広がると思いたい、そんなしあわせなラストでした。

『格ゲー乙女の極み!』

花沢の誘いをムリと断わる音譜。なにごと!? なに? 友達の家にいくですって!? 自分以外に友達がいたのかと、失礼なこという花沢です。音譜についていくとまでいいだして、実際同行するのですが、その友達というの、同じ学校の電気科に通っている堀田風路、音譜のコントローラーをカスタマイズしてくれているというのです。

しかし風路、困った子だな! ギターコントローラーを持って待っていたのはいいとして、音譜の依頼を無視し、自分のこだわりでアケコンに無茶な改造をほどこしてる! ボタンいっぱいのレバーレスにされてしまった音譜。これ、もとに戻してもらわないことには、音譜のこの後の活動に関わるのでは!? ええ、これはやり直しを要求せねばなりませんね。

さて、一番の友達の座をかけて花沢と風路が激突ですよ。花沢は音譜にもらったパッド。風路は自作でしょうか、レバーレスのアケコンでプレイする。これ、10年選手という風路に分があるんじゃないのかなあ。そう思っていたら、まさかの花沢の逆転勝ち! ここに、花沢の適性が指摘されて、さらにいえば今後の伸びについても語られるのですね。

まだ初心者の花沢。でも初心者とは思えない活躍してみせて、となれば音譜にはかなわないとしても、この先、この子の格ゲー世界がさらに広がる、そんな展開も期待できそうでありますね。

2024年11月29日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2025年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2025年1月号、一昨日の続きです。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

賢太の失言! 近づかないでといわれて、緊張が走る椎奈です。スッと立ち上がり、ここから威嚇のポーズに移行するかと思いきや、即深々と頭を下げる賢太のおかげでふたりの危機は回避されました。

素直さ大切! 話しあえる関係ってすばらしい!

でも純朴な椎奈には賢太のたぎる思いは伝わらず、さあここからどうするか。焦ってしまってしどろもどろになるところを、肩ぽんぽんで落ちつかせてくれる椎奈ですよ。かくして穏やかな雰囲気のなか、自分の気持ちを伝えることができた賢太。椎奈もその意図を理解して、さらに先へ進むことになるのか。自分の気持ちをしっかりと確認して、そして続く行動やいかに!

ほんと、椎奈さん、その行動が読めない! これ、賢太も想像するように、読者も想像するように、そういうことなんですか!? いやもう、どうなるんだかわかりません!

『アイドルはお忍びchu♡』

時を越えた姉妹が、ここに再会! 芙蓉と木槿、ふたりの邂逅が引き起こすもの、それはなんなのか。固唾をのんで見守ろう、そう思っていたらば、久しぶりの昔の仲間に駆け寄る一花のテンションが一気に雰囲気ひっくりかえしてしまうんですね。

あまりのことに、気をきかした紗鳥。仕切り直しの再会の情景とあいなりまして、ああ感動の姉妹愛が見られるか、それとも里を抜けた姉を抹殺しに現代に!? この問の答は、打ち合う苦無の殺伐とした響! ああ、ふたりは対立しあう運命なの!? と思ったら、いやただのあいさつがわりの腕前拝見でした。

木槿と紗鳥が親しかったことに安心しました。思えば木槿が姉芙蓉の存在を知ったのも紗鳥の存在あってのことだった。SNSの写真で知った姉の存在。一緒に写っていた紗鳥から姉の消息得ようと接触してきた。しかもそのままアイドルとしてデビューすることになるというのですから、木槿もすごい行動派。でも実際メンバー全員の振りつけを覚えてくるというのですから、その実力もまた本物だったのでしょう。忍び、あなどりがたしです。

芙蓉と木槿の性格の違い、それも際だっていましたね。木槿、ものすごい自信家! 姉のことをずいぶん見下しているみたいですが、でもそれも素直にあらわせられない姉ラブゆえのこと? 自分そっちのけで一花と親しくしている姉が気に食わない! でも、そんな姉の自分を案じた行動知ってちょっとは気が晴れたでしょうか。ええ仲睦まじい姉妹の姿、見られると嬉しいなと思います。

2024年11月28日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2025年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2025年1月号、発売されました。表紙は『ごきげんよう、一局いかが?』。クリスマスイメージの表紙、ろうそくを手にクリスマス礼拝に臨む冴さまが凛々しくそして美しい。ろうそくの火にほのかに照されたその表情は、清らかにして静謐で、その空間に満ちる荘厳な空気をも感じとれるように思われて、とても素敵なイラストであります。冴の両隣には千星と乃々花の姿があって、ふたりともに瞑目し祈っている姿が美しい。シンメトリー構図の強さもあいまって、はっと心に触れる、そんな印象に心奪われます。

『ごきげんよう、一局いかが?』

校内新聞が引き起こす反響! それまでずっとネガティブ一色だった冴がですよ、最後にはあそこまで輝きにあふれる好結果。いやもうおもしろかったし、冴の内向きがちな世界も広がった。ほんと、すごく素敵なエピソードだったと思います。

なんせ最初にあらわれたのが、どんな漫画から麻雀を知ったのか、とにかく麻雀に悪印象を抱いた生徒会長、藤原真白さんですよ。冴が千星に悪い影響を与えるのではないか、心配して冴を見極めんとやってきたのですが、四角四面なこのお嬢様、麻雀を知ってもらうには遊んでもらうのがはやいと一緒にアプリを開いて、見事懸念は払拭。真白さん、千星の強火のファンかなと思ったんですが、冴のことも認めてもらえたようで、ええこれは新たな扉が開いたのかも知れません。

そして冴と千星に憧れるお嬢さんたち! 校内新聞に感動しちゃって涙目で、その上、麻雀が好きだって。フレンド登録してくださいって。こうして冴の不安は消えさって、そうなったらあとは笑顔ばかりですよ。

ほんと、冴さん、よかったなあ。これからはいつもの4人以外の面子で麻雀する機会が出てきそうですね。夢が広がりますね。千星は嫉妬しそうですね。

『mono』

イスズスズコからの連絡は、自分の車も車中泊仕様にしたい、というものでした。細道、田舎道でも大丈夫なよう、小さい車に乗っている。作業するスペースは大丈夫でも、横になるには狭い車内。それをいかに改造していくかというのが話のメインになっていきます。

春乃だけではわからないこと多すぎる。ということでカコも呼び込んでのアイデア出し。助手席を外すところまでいきそうなんですけど、そうなんだ! そうなると車検受け直しになるんだ! ああ、知らないことがいっぱいですよ。

車内スペースの確保はなった。あとは快適な車内空間を、ということでカーテンに換気用ファン、そして灯りの確保へと話は進んでいくんですが、LEDライト、自作に向かいそうな流れなんですか? ほんと、必要なものは自分で作る。そうした精神が光る、DIY精神が楽しい漫画ですよ。

今回はアイデア編。となれば次回は工作編でしょうか。またいろいろと試行錯誤することになるかもしれませんね。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

おお、新たな展開ですよ。黒金平糖を作りあげたノクタンの逆転劇。敵側、チラ太郎サイドに魔法少女がいるならば、自分の側にも魔法少女を確保すればいい。それで候補者を探すんですが、誰も黒金平糖を口にしてくれない。らいむが軽率に食べてくれたものの、マズいと吐き出された上に不適合。もうどうにもならんのか。諦めかけたところに現れた少女、ゆず。とにかく物事を悪く考えがちなこの子が、一発逆転に賭けて黒金平糖を受け入れてくれた!

かくして出現した黒魔法少女。変身した自分の姿に戸惑うのは真侑と同じか。ということは羞恥心で戦う真侑同様の素質があるってこと!? 実際戦ってみれば真侑を圧倒しかねないほどの猛威を見せて、自暴自棄なこの子の猛攻、途中でエネルギーが切れなければ真侑も危なかった!

魔法少女活動もうまくいかず落ち込んだゆず。けれどふたたび変身するときがくるかもしれない。そのとき、ゆずは真侑にとっての脅威、ひいては世界をおびやかす存在になるのかも。となれば、真侑のさらなるパワーアップなども求められることになるのかもですね。

2024年11月27日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2025年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2025年1月号、発売されました。表紙は『となりのフィギュア原型師』。サンタの格好をした滝館おこめが笑顔でプレゼントを配っていますよ! って、そのでっかい梱包、プレゼントいっぱい入れた袋かと思ったら、違うじゃん! 等身大おこめちゃん像なの!? それ、もしや半藤にあげるつもり!? その周辺にあるえにぐまちゃんぬいぐるみ? もかわいいですね。と思ったら、足元にまさかのめんそくん! なんだか毛色が違ってきましたよ!?

今月は新連載が1本です。

『どうにも不器用な夫婦でして。』

植木賞を受賞した小説家、相川義昭は新婚さん。妻、真とは見合いで知りあい結婚したというのですが、その生活を見るに、なかなか相性よさそうなふたりですよ。物静かで内向きな夫。対し妻は元気で前向き、ぐいぐいくるタイプときているんですね。

違う性格だからこそ、互いの足りないところを補いあえる感じでしょうか。かと思ったら、真は義昭の小説のファンで、こういう相手の仕事を尊重できるというところもまたよい相性と感じさせてくれるポイントだったと思うのです。

しかし真さん、愉快でかわいい人ですね。素直に気持ちを表現できる、そうしたところも美点と見えて、考えすぎるきらいのある夫に、率直であっていいと思わせるくだりなんてね、いやもういい関係だなあ! って、こういう間柄って素敵だなあ! って、思わせてくれるところあったのでした。

『となりのフィギュア原型師』

ネガティブにはまりこんでしまっている半藤です。よりにもよってせつかに相談しちゃってるんですが、せつか、いい感じに責任を分散しましたね! 久しぶりの鳩居に、おなじみはぐちゃん、斉藤、代表をも巻き込んで、半藤を悩みから救い出す手立てを探るのですね。

そして代表がやってくれました! ちょうどいい案件がきている! 半藤に任せよう! これがですね無責任な無茶ぶりとかじゃなく、ちゃんと半藤の特性にあった仕事だったからすばらしい。プライズの仕事。手早さとローコストが重視されながらも、クオリティも求められる案件。しかも半藤が好きな『フルリモート在宅ちゃん』。その名を聞いて、やったあ! って、半藤、一気にネガティブから脱して、よかった! けど、超特急の仕事、本当に大丈夫なのかな!?

ここからの半藤のがんばりがすごかったですね。納期の短さをデジタルの力で解決する。これまでコツコツと素材を用意、整理してきた半藤だからこそできた仕事なのでは!? と思わせる説得力。ここに彼の強みというのがばっちり押し出されて、ああ、代表のいうとおり、この仕事が半藤の自信に繋がりましたね。

こうした描写、お仕事漫画として実によいと思う。ええ、一種異色な感じがしても、やっぱりまっとうなお仕事漫画なんですね。

『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』

ジュローの魔法、ストレージは大量の物品を収納可能。これ、いずれレベルが下がったら使えなくなるの? その場合取り出せなくなるのか、あるいは一気に全部出てきてしまうのかどちらなんだろう。という疑問はまずは置いておいて、今回はそのストレージの棚卸をします。

もともとは生モノが傷んでしまっちゃってるのではという懸念からだったのですけど、続々出てくる様々な物品に興味が出てくるステラ殿でありますよ。そっとジュローに擦り寄るステラが実にかわいらしい。からの、ジュローの持ち物、その微妙さがまたなんだか面白くって、いやもうなんでそんなもの残しとるの? というか、ストレージに余裕があったらそりゃなんだって残しておくよなあ。なんて、いろいろ触発される設定、描写が楽しかったです。

けれど本番はこれから。ステラ殿、嫉妬でありますか!? ジュローを訊ねてきたふたり組、にあとベリコの存在がステラの心をかき乱す! 自分よりもずっとジュローに近しく親しい、その様子に羨む気持ちが駆り立てられて、そしてついにジュロー殿からジュローさんに呼び方を変化させるにいたった!

自身もより近しくあろうとする、その思いのいじらしさ! でもジュローには通じなくってですね、ステラ殿、ちょっとかわいそうなんですが、それでもステラと一緒に旅をしてたら云々、ジュローから嬉しいこといってもらえて、そしてその夜、その嬉しさのままにいい夢を見るステラ殿なのですね。

ああ、めでたしめでたしですよ。と思ったら、ジュローの荷物から転がり出たどんぐり? なにかの種が芽吹いて、ああこれはなにか波乱の兆しでしょうか。ジュローかステラか、あるいは他の誰かが、ろくでもないことに巻き込まれそうな予感です。

2024年11月26日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号、昨日の続きです。

『ウクレア!』

ああ、よかった。お姉ちゃん、12万8千円の装備を見事活躍させることがかないましたね! そして最愛の妹、空子の舞台も見ることができて、ああ、感涙! ええいああ、空美からもらい泣きでした。

さて、フラダンスチーム、リペララからのお誘いですよ。自分たちと一緒に古町フラフェスに出場しましょう! 曲目はレペ・ウラウラ。そして本番は一週間後! って、そんなにすぐの話とは思っていませんでした! でもこの急の誘いを受けたウクレレ部。リペララの皆のダンスを見せられて、もうじっとしていられなくなったのですね。

それで練習がんばるんですが、今回面白かったの、カラオケボックスでの一連のできごとですよね。雨が原因でカラオケボックスを使うことになった。で、練習するより前に真帆が思いついちゃった! 『魔法ダンサー♡フラキュート』のオープニング、そいつで90点以上とろう!

時間のない状況でよけいなことしていられない、灯火が指摘するも真帆はとまらない。かくして真帆77点、里桜82点、空子75点、楓68点。で、これを情熱灯火98点先生のご指導で全員90点以上獲得する! ああ、このちょっとまわり道、寄り道にも思えるこの場面。楽しいだけかと思わせたこの場面。けれどそれが後にちゃんとつながっていく。

それは、情熱のオラパビートで歌いながらもなにか足りないと感じていた空子の、そしてリペララ翼から指摘された「自分を見て!」という主張の欠如がここに全部つながりそうな気がする!

ええ、空子の自覚。これがなにを引き起こすか、そしてこの子はなにを得ようというのか。このコラボが空子を一段高みに引きあげる、そのきっかけとなりそうでわくわくするのです。

『オールドヨコハマラジオアワー』

すごい搦め手できたなあ! 母親に邪魔されるミサキの趣味。大切にしていたルールーのグッズも破壊されてしまって、ああ、皆が気の毒に思うこの状況。なんとかできるとしたら、なぎさのタイムリープしかない!

ハラスに続き角貝の恥ずかしい秘密を握って過去へと戻ったなぎさ。ふたりをふたたびみたび味方として、ミサキの母攻略を開始するんですが、この方法がもうなんといったらいいのか、迂遠? でも元オタクであった母に誰かを推す気持ちを取り戻させるにいたったのだから、外堀埋めるようにルールーで、オルヨコで侵食していくこの作戦、大成功というほかないのではないでしょうか。

かくしてミサキの趣味は守られ、あるいはオルヨコを推す母パワーで娘ミサキのオルヨコへの恨みを滅却させる!? いや、ほんとこれどうなるんだ。母娘で対立するのか? ともあれ作戦が前へ進んだのは間違いない。ここからどんな軌跡を描くのか。まさしく見物です。

2024年11月25日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号、昨日の続きです。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

カンナさん、ここのところの食べ歩きでお金が底をつきそうです。これでは美都とのお食事会、続けることはできないと悩んでしまいまして、そこで美都からの提案です。一度いってみたかった、コストパフォーマンスの高さで有名なあのイタリアンチェーンにいきましょう。

安価でボリューム充分。財布に優しいからと学生にも人気。生き生きと、というか鼻息荒く語る美都がかわいいなあ。そして注文した料理が届いてからも、その味わいにボリュームに大満足。またカンナもこれまで食べられなかったデザートに喜びを隠さず、しかしここで既知の問題が立ちはだかって気分が沈みます。

この夏休み、美都との会食をどれだけ重ねられるだろう。コストの問題でこの店ばかりというわけにもいくまい。カンナの煩悶。そこに美都がいうんですね、お食事会がなければ会ってはいけないのか。友達は用事がなくても会うものだって、ここに食事は建前として後景に押しやられ、互いに自覚していた、理由がなくたって会いたい、その思いが最前面に押し出されてくるのですね。

ここにともに同じ思いであることを確認したふたり。損得や利害じゃない、相手に向ける好意がこそふたりのともにいる理由とお互い知ることとなって、これは新たなフェイズに進みましたよ。これはすごいことですよ。

ところで、まちがい探しなんですが、美都さんがあとひとつがわからないと必死になってますが、私も残るひとつがわからない! いや、もしかしたらこれ? というのがあるんですが、自信がないなあ。ということで、以下に10こ、書き出してみました。どうでしょう。

  1. MEETSとMEATS
  2. 料理の上のバター
  3. 美都の口
  4. 美都の頭のリボン
  5. 美都の服のリボン
  6. カンナの目の光のかたち
  7. カンナのピアス
  8. カンナの後ろの花の有無
  9. SUGARのところのリボンの色
  10. カンナのふきだしのハートの色?

『ネコかぶりアンコール!』

うわあ、ものすごいロングスローが今ここにキャッチされましたね! つい先日から匂わされていた、音子の昔の友達問題。これが現実のものとなってしまった今回。文化祭にやってくる! ひとりやふたりでなく、徒党を組んでやってくる! さあどうする、音子。なにが起こるかわからないから休むわけにもいかないし、昔の友達にあわせれば今の友達に猫かぶりがバレ、今演じているキャラクターを維持したら昔の友達からいぶかしがられるという、この板挟み!

さあ、音子よ、この危機をどう乗り越えるのか。こういうときに頼りになるのは秘密を共有する親しい友人、そして兄に部長です。部の決定事項も棚上げして、音子の危機回避のために知恵を出しあうというから助かります。

まずは印提出の、クラスの出し物コスプレを利用したキャラ替え案。ここにひとつの打開策が提示され、そこに部長が乗ってくる。ひとつの案が次の案をうながすというこの流れが躍動感あって胸踊らされて、その極めつけに、音子が素の自分でいてもおかしくない、校内でも知られたあのキャラクターが帰ってくるっていうんだから、はたとひざを打つ、そんな思いがしたものでしたよ。

さあさあ、次回は音子の正念場? どうでますか、どう乗り越えますか。ピンチを打開する、まさしく一世一代の見せ場でありますよ。

2024年11月24日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号、一昨日の続きです。

『球詠』

神川・上里・長瀞合同チーム戦、めちゃくちゃ面白いですね。なんといっても相手の戦略。以前、気持ちよく見学させてくれたという、それからがもう作戦のうち? いやだって、マネージャーとして案内してくれた大場が選手として出場している。その上、相手を警戒させないよう3番に配置された他競技からの助っ人が、どんな競技にも対応できるスポーツエリートの上、野球経験者というからいやらしい。しかも悪いことに、この内村を強者と見極めた小町が大失投してホームランを浴びる! これで2点先制、逃げ切りのかたちを作られてしまうのですね。

で、これでまだ終わらないっていうから面白い。相手のピッチャーが長身からの投げ下ろし! 慣れない角度からの投球に苦戦する新越谷の面々。打球を丁寧に処理する相手にチャンスをことごとく潰されて、ああこのまま最終回まで逃げ切られてしまうのか!?

からの、逆転の目が出てくるという終盤。まさかこんなに苦しまされるのかという意外性に、期待される逆転劇。ああ、これはもう本当に面白いですよ。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

特別編の4コマ漫画。でもこれが面白い。

夏の終わりを迎え、まだ知らぬ秋の季節に期待をするロゼです。暑さがひいて涼しくなりますよ。そしてなにより食べ物がおいしくなると聞いて、もう今から楽しみにしているんですね。麻衣もいうんです、これからの季節、どんどん食べ物がおいしくなりますよ! なんだろう、このシンプルなおかしさ! 食欲に素直になっているロゼ! さらにブリ丼のシャツが面白さを引き立てる。いやあ、なんでしょう、最高ですよね。

この後も、食べても太らない麻衣、余剰なカロリーは魔力に変換しているロゼと、紗菜四面楚歌の状況! ここで我を失って逃げ出す紗菜ですよ。嫌われたとあわてるロゼに、かんずり焼きおにぎりで誘き出す麻衣というこの顛末がまた最後におかしさを追加して、いやもうこういうの大好きです。

『花唄メモワール』

竹子の問に藤野に向ける自分の気持ちを自覚した梅。今にも身請けされようという藤野のもとへ走る梅の脳裏に去来するあれこれが、この子の藤野に対する思いを描き出して、ただ危険から、決定的な瞬間から遠ざければいいのではない、なによりも藤野の心を守りたい。その一心が梅の背を押していると感じさせて、胸を打つのでした。

しかし、梅は間にあうのだろうか。藤野に身請けについて説明する城嶋氏の言葉は、むしろ藤野にとっては好条件といえるもの。しかし、その言葉よりも飛び込んできた梅の藤野に告げた淋しいという言葉、加えてともに話そうという藤野のしあわせのかたちが、藤野の心をより一層に揺り動かして、ああここに身請けの話は順延となるのですか。ええ、まだ藤野はここ花瀧屋にいることを許されたのですね。

その後の描写など見れば、城嶋氏と藤野との関係性、そこには藤野の知らぬ秘密などありそうで意味深。ええ、きっとこの人が後見であるならば藤野の今後は大丈夫そうだと思わされるものあって、一安心でした。

でもですね、まさかこの後ですよ、藤野の一件を解決してさらにここから藤野と梅のともに過ごす日々が重ねられると思いきや、まさかの令和に帰還するですと!? いやもう、この展開、ここからまだ何転もするというのでしょうか。まずは藤野のその後が気になります。

2024年11月23日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年1月号、一昨日の続きです。

『SAN値直葬!闇バイト』

へんりの探っていたUMAに暗黒ぬいの疑惑。というので捕獲かたがたへんりの救出に向かうこよたちです。が、旅行を楽しむのが最大の目的になっているあかり。今回はどうにも役にたちそうにないなあ、と思ったりしたけれど、よくよく考えればあかりはいつだってこんな感じでした。

へんりはとりあえずは無事? 厚着して椅子に深々腰かけたその様子は、やけにやつれて見えたのだけれど……。というか、これ、元ネタからしたらアレだよな。いや実際、こよたちが会って話したへんりは、頭部と手だけを残して姿を消してしまっていて、ということは、あれか、容器の中なのか!?

いや実際、ここからへんりの奪還、可能なんでしょうか。いろいろと手遅れになってしまってるような気がしてならないんですが、実際、この状態から生還できるのは銭ゲバあかりだけのような気がします。

『神絵師のおしごと』

同人誌即売会、コミチアに参加すべくイラスト集を作っているもみじ。残すは表紙と部数だけ、というのですが、その表紙に手こずっているというんです。思わず表紙買いさせてしまうようなイラストを! という気負いがある。ツバキの魅力を余すことなくこの一枚に表現したいという欲もある。迷いに迷うもみじは、ツバキにシロ、ソラからもアイデアを聞いてみて、それでも方向性を決めあぐねている。

堂々巡りのこの状況を打破させたのが、他ならぬツバキだったというの、ああ、さすが1300年、年月を重ねてきた神様だけはありますよ。他ならぬもみじのために描いてというアドバイス、さらにはその時見せた表情がもみじに筆をとらせ、そして一気に描きあげられた表紙イラスト。ああ、これで残すは部数を決めるだけとあいなったわけです。

強気にいきたいところだけど、まずは10部くらいが妥当だろう。冷静に見せたもみじがですよ、いわゆる発注ミスですか!? なんと100部刷っちゃって、さあどうするどうなる、これ、売り切ることができるのでしょうか。いやもう、神の奇跡にすがるしかない状況? いやさ、なんとしても売り切りたいところでありますね。

『てくてくっ!秘密リサーチ』

アメリカに帰るというマリン。見送りのため、皆で羽田空港にやってきました。まずは旅路の安全祈願、というので第1ターミナルにある羽田空港神社で願掛けです。

いつもはひぐれにいろいろ教えてもらっているすかいですが、父も母も航空関係者。ゆえに今回はすかいが皆を先導します。

空港神社を出たあとは、マリンが好きそうな場所、江戸の街並みを再現した江戸小路、そしてはねだ日本橋を訪れて、もうマリン大喜びでありますね。さらにもうひとつ露天風呂にもいってみて、ここでマリンの語った自分の家系の話。世界へ旅立てをモットーとするシアーズ家は、新大陸を目指したイングランドの海運一族。ゆえに冒険心を大切にして、それゆえにマリンは日本にくることになった。

この出会いと日本を知るための旅、マリンにとっては得難いものであったことでしょう。と、ここまできて定番の一時的な里帰りだよっていうのが出てこないから、ほんとのほんとに帰国しちゃったの!? と思ったら、ああやっぱり来週末には戻ってくるんですね! ええ、ほんと、ひやひやしましたよ。

『さうのあっ!』

皆で海にいきました。なんと、こかげもですよ! 目的は遊びではなくバイトです。ホッパラの海の家を手伝うというのですが、やる気を見せる芹香さん。連日のサウナ通いにはお金がかかる。そのための資金を得ようというのです。

対しやる気のないのがこかげ、は予想どおり。そしてもうひとり、ルミがもじもじしちゃいまして、そうでした、人見知りっていってましたね。でもちんまりとした見た目の愛らしさから、お客さんからは寛大に見てもらえて、というかむしろかわいいと好評? で、もうひとりの人見知り、こかげはというと、ルミに共感するというよりむしろ逆。ああ、人見知りと一口にいっても、いろんなタイプがあるのですね。

暑さにへばるバイトたち。空のアイスボックスに冷水いれて涼をとるというこかげのアイデアがですよ、まさかの熱中症の子供を救うことになったりと、いやもうこかげさん、お手柄でしたよ。そしてルミ念願の本場の和食、ラーメンを楽しんだりと、いつもとはちょっと違うアクティビティが楽しめた今回。

と思ったら、最後にやっぱりサウナがくるというところ、間違いなく彼女らのアクティビティでした。そして最後に追加の花火。こうして夏を満喫したこの子たち。忘れられない思い出ができましたね。

2024年11月22日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号、発売されました。表紙は『gg!』。優香とゲーム同好会のふたり、セシリアとマイが一緒にゲームをしているところ。チームを組んで、誰かと対戦? 少々焦りぎみ? 汗をかいている優香に、余裕ありそうなセシリア。クールにエナジードリンクを飲んでいるマイの三人三様。それぞれにキャラクターが違うからこそのチームかもですね。

今月は新規ゲストが1本です。

『現代エルフの同棲日記』

異世界転生がたびたび観測されているこの世界においては、まれであるとはいえ異世界からの来訪者が存在する。主人公、佐流田イタルのもとにやってきた、メノウ・サンセフィアもそうした異世界からの来訪者。その年齢120の長命種、エルフであります。

母が知りあいから頼まれたという。それでイタルのメノウとの同居がはじまるのですが、イタルはひとりの時間が好き。いやむしろ、人間関係の軋轢が苦手で、人とのつきあいを避けている。ついつい口にしてしまうこと、それが人との不和を生んでしまう。しかしメノウとの出会いが、イタルにして変わってみようと思わせる。出会いが人を変える。自分とは違う誰かの境遇が、自分自身を振り返らせる。いわば異文化の出会い、他者との交流ものを描いた漫画でありました。

後半の、エルフを描いた映画を見にいきたいと望んだメノウ。映画の評判を見て難色示したイタルだけど、思いなおしてふたりで見にいった映画。予想よりもよかったと。そして、メノウのいう、エルフの描写が丁寧だったと。そうしたメノウの感想に、そうか、異世界からの来訪者がいるこの世界では、エルフの描写に専門のアドバイザーがついたりするのかもな、なんてこと思って妙に感心してしまったりしたのでした。

『gg!』

PCプラットフォームのFPS体験が優香に残したもの。負けて悔しい思い。ゲームは得意な優香ですからね、その悔しさはよほどのものだったのでしょう。苦手なはずのゲーム同好会にアクセスするのも厭わない。いやはや、よほどのことですよ。かくしてセシリアとマイに確保されてみた優香です。一緒にeスポーツカフェへと向かって、そして再戦してみるもやはり勝てない優香さん。パターンが常に違うから慣れないというの、ソロプレイ中心のゲームと対人プレイの差に苦しめられているみたいですね。さらにはエイム練習やらいろいろ、自宅の環境じゃできないという厳しさもある。

そしてここからゲームをするのに必要なPCのスペックの話になっていくのですが、快適に遊ぼうと思えば、どうしてもリソースに余裕のある高級機が必要になってくる。快適に遊べるイコール有利に戦えるであるから、少しでもスペックの高いPCが欲しくなってくる。となると、目の前にあるので40万円! スペックに妥協しても数十万単位は確定することに打ちひしがれる優香であります。

いや実際、学生の趣味にするにはかなり厳しいですよね、PC系のゲーム。自分で揃えるのは難しい。よほどの余裕があるか、親によほどの理解があるか。マイやセシリアはそうしたハードルを越えてきているのですが、さて優香はどうなるか。親に談判、土下座までして頼みこむのだけど、パパの理解があって助かった!? からの、恋人疑惑で保留!? さあ、どうする、どうなる優香の今後。しかしほんと、学生、とりわけ高校生以下には高いハードルです。

『スローループ』

前回釣り上げた鯛の調理をはじめる一花と楓。鯛の塩釜焼きを作るのですが、ここに参加するゲストがですよ、まさかの恋先生! うわー、もう登場場面からかわいいな! 恋先生というだけでテンションがあがります。

さて、鯛の下処理を終えて、次にやることは塩釜焼きの塩の準備です。泡立てた卵白に塩と小麦粉を混ぜる、ってそうなんだ、ただ湿らせた塩じゃなかったんだ! からの、恋先生がデザインする塩釜焼きの鯛細工。なんだろう、不思議とかわいいのができたなあ! こういうセンスもまた楽しい調理場面となりました。

そして一花と楓の友人が赤ちゃんつれてやってきました。赤ちゃんを抱っこする恋先生のベテランぶり! そうか、小さな弟がいるものなあ。からの、焼けた鯛を皆で食べるその情景。子供の成長を願うお食い初めについて触れられたりもして、そして一花が思う妹二葉のこと。帰宅してからのふたりの様子、これがまたすばらしかった。

こうした人と人が思いあう様子、これもこの漫画の魅力ですよね。

2024年11月21日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年1月号、昨日の続きです。

『エイティエイトを2でわって』

文化祭のステージで美弦の演奏に打撃を受けて撃沈された咲雪。しかし続く連弾では目当ての奏もエントリー。気持ちを強く持って立ち直り、その演奏に耳をかたむけます。

曲目はブラジルの音楽、ティコティコ。美弦の欠点を奏が補ってくれるおかげで、華やかで目立つ美弦の長所が生かされている。そしてなによりも楽しそうに弾いているふたりがとてもいい。美弦のことを暴走しがちなバカピアニストといいつつも、その演奏を、気質を受け入れ、ともに音楽を作りあげていく。その姿勢に誠実さと包容力と、そして演奏の楽しみを知る感性を見て、ただただ嬉しくなる、そんな場面が続いていくのですね。

しかし今回、咲雪がかわいかったです。奏を前にちょっと舞い上がってる? そして咲雪の曲が奏をモチーフにしているということを明かして、けれどもっといろいろな側面があると知った、だから次はもっと幅を広げていきたい。そういう咲雪がまた楽しそうで、いやもうみんな素敵でありました。

『セーラー服と関西弁』

中間テストを目前にして、ピンチなのはまつりです。当然のように勉強してない。頼るは友人、薫と楼蘭。けれどすぐには承諾してもらえなくて、三回まわってワンといった上に、ラーメン驕りまでつけてやっとこさ協力関係が成立。で、ここからすぐに勉強がはじまるのかと思ったら、勉強場所に選んだカラオケボックスが災いしたか、マイクを手に歌い出すまつりです。

このどうしようもないだらけた感じと、反面キビキビと差し挟まれるツッコミ。このコントラストがこの漫画の華だなと、改めて思わされたエピソードでした。

そしてそのコントラストは、不良を気取る先輩、二虎との間にも成立して、同じくカラオケボックスにいた二虎はというと、やっぱり勉強目的だというんですね。赤点が危ない仲間かとまつりが親近感を得たら、即座に赤点なんかとったことないと返答。これ以降も、見た目こそは不良っぽくしているけれど、中身は真面目、家族思いのいい子じゃんか! というのが次々露呈する。このテンポ感。ええ、気取ることなく、うまくテンポに引き込んで楽しませてくれる。そんなノリが光ります。

『マジガワ!〜魔法少女のきぐるみ〜』

魔法少女スイートピンク、ふたたびみたびの登場です。

今回は、前回前々回の状況をおさらいするような描写を加えつつも、そこにメノンの友人、ユッコの属性をこれでもかと押し出し、面白く見せていく、そんな工夫がありまして、だってユッコさん、ただでさえ本音ダダ漏れで、シキとメノンの関係に興味津々でいたっていうのにですね、加えてここに裸の魔女の力でもって、ありのままに本音を表すホンネーダーに脱衣させられてしまうというんです!

とはいうものの、ホンネーダーになったユッコ、女の関係性、女の関係性と連呼してますが、それがユッコの本音であることは重々了解しつつもですね、むしろ普段の言動よりも伝わりづらくなってない!? そんなきらいがありまして、だって友人すなわち生モノを目の前にしてバリバリ妄想スケッチを量産していく人なんですよ!?

ここまで内心、妄想を全開にしながらも、なおまだその向こうに隠された本音があったというのでしょうか! ああ、人というのはその奥に深くただただ広い宇宙を抱いているのですね!

2024年11月20日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年1月号、昨日の続きです。

『スポチャン!』

大会も終わって、今回は皆で海へと繰り出します。海、ということはめずらしくスポチャン抜きの息抜き回。かと思わせておいて、やっぱりスポチャンがないとはじまらないこの子たちの日常が描かれて、というか、過剰な身内贔屓と身内贔屓の戦いが幕をあける、とんでもないおとなげない回でありました。

そもそもは誰が悪いのでしょう。高校生4人だけでは心配と、同行してきたアメリアつきのメイド、櫻井きりえのアメリア愛が深すぎたのがいけないのか。あるいは妹レイにつきまとう、姉しずくが駄目すぎたのか。まあ、どちらもよくなかったよね、とは思うのだけど、おとなげないふたりがはじめてのスポチャン用具を手にぶつかる突発海のスポチャン対決は、なかなかに熱い展開となって、そしてしずくのポテンシャルの高さも判明するという、見せ場といっていいのか、残念度がより高まったといっていいのか、よくわからぬエピソードとなりました。

最後にはやっぱり皆で一緒にスポチャン。なにはなくともスポチャンというこの子たちの青春が光っていました。

『アイドルビーバック!』

すごいなあんじゅ。まさに私の望んだアイドルの姿がここにある、ような気がする。

今回は、夏の暑さに対策するアイビバの皆。じうさまがいきなり髪を切ってきたり、そんなじうさまに熱いアイドル愛を披露する椿が愛らしかったり、そして濃厚なあんじゅのコンタクトがたまらぬ!

ああ、あんじゅ、ここに私の望んだアイドルの姿がある! 気がします。

今回はとんちきなあんじゅの行動が面白い回かと思いきや、ちゃんと前へと歩みを進める、そんなエピソードだったのですね。

ここ最近の活動でもって得られた収益、20万円をどう使うか、皆で決めました。というか、それぞれ違うことを考えていそうに見せてからの、ワンマンライブ即決の流れ、この一体感は実に心地がいい。打てば響くといった爽快さがあって最高。そしてライブハウス、ナイスガイのスワちゃんとの折衝。あんじゅが勢いとノリで勝ち取った、9万円引き!

かくして決まったワンマンライブ。一ヶ月後のライブに向けて、というか全然日数が足りない強行軍! はたしてアイビバはこのライブをうまく運ぶことができるのか! いやあまさしくこうご期待の展開であります。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

ぬいぐるみの手直しとユーリのリクエストに応えるべく、ふたりで出掛けたショッピングモール。かつて出会ったころのことを思い返してみたり、そしてあのときとはずっと違ったふたりの距離を実感してみたりの楽しいおでかけ回になるかと思っていたら、まさかのつくしにアクシデントです。

かつてクビになった会社の同僚と遭遇してしまった。見るからに様子がおかしいつくし。激しい動悸にあわぬ焦点。恐怖に立ちすくでしまったつくし、すみませんすみませんとただ繰り返すばかりで、ついにはその場から逃げ出してしまって、ああつくしどうしてしまったのでしょう。かつての会社でなにを経験したのか。なにがつくしをそこまで追いつめたのか。

すべては謎のままながら、苦しむつくしを救おうと、料理に風呂にケーキにと、いたれりつくせり、かつて受けた恩、あたたかさを返そうとするユーリの姿に胸の熱くなる思いがして、そしてラストのユーリの言葉。無理には聞かない。今は自分に甘えておけという、その心意気になおも胸を熱くするのでした。

しかし、ユーリ、カワイいながらもかっこいい。頼りになる子でありますね。ほんと、つくしのヒーローです。

2024年11月19日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年1月号、発売されました。表紙は『スポチャン!』。スポーツチャンバラの用具、エアーソフト剣の棒を手に、するどく打ち込むももが凛々しい表紙でありますよ。白地に赤の勢いよくも曲りつつ前へと周りこむその軌跡は、ももの打ち込み、その流れでありましょう。そして筆文字でスポチャン! シンプル! けれどそれが鮮烈で目をひくイラストにしあがっておりますよ。

今月は新規ゲストが4本です。

『きみとボドゲが作りたい!』

自作のボドゲでひとり遊びをしている雲野つき。見つからないよう人の寄りつかぬ旧校舎のはじっこにいたというのに、つきを追って現れたとしか思えない一樺ちかに見られてはいけないところを見られてしまった!

なにをしてるのと、ぐいぐい迫ってくるちか。対しつきは、これをきっかけに友達を作れるのではないか。内心はそうささやくも、つき本人はなにを話したものかさっぱりわからず、うまい受け答えができなくて自信喪失。それでもちかは興味持ってくれて、つきのゲームで遊びたいといってくれたんですね。

このちかさん、つきのことどうもよく知っている模様。しかもつきの苦手な分野、イラストが得意ときている。ふたりで一緒にゲームをデザインして、そして作って、いずれはボードゲームのリアルイベント、ボードゲーム市場に出展しようという流れになるの。いや、つきは遠い未来の目的みたいに話していたんだけど、ちかがいきなり応募しちゃって、しめきりが半年後に設定されてしまった!

さあ、どうするどうなる。ふたりだけの戦いになるのかと思いきや、ちかの友人ふたりが参加しそうなこの流れ。このふたりもまたなにか特別な役割担ったりするのかもですね。

『寝させて夢喰さん』

全寮制の学校に入れられてしまった紫苑ハル。相部屋なんてありえない、早々に学校辞めてやると決意するのでありますが、その相部屋の相手、夢喰を見たら辞める気持ちが即固まった? そのまま部屋に入るまでもなく退学届を書きはじめるのですが、それほどに夢喰のビジュアル、衝撃的でした? 見たところ、緩いパジャマでくつろいでいるくらいにしか見えなかったのですが、ハルにとってはそれも相容れない要素だったのでしょうね。

しかしハル、ただ部屋着が緩い女ではなかった。なんと夢を食うバクだという。同室の寮生がいないと夢が食べられなくて困ると、ハルの意思など関係ないと、同居を迫る。

昼夜逆転しているから夜は眠れないというハルに対して一旦は失望するも、寝かしつけのプロの自分がハルを寝かしつけると豪語した夢喰と、そこからの体たらく。いやもうどうしようもないんだものなあ!

それでもすぐの退学は阻まれてしまったハル。夢喰にほだされたか!? というと全然そうではない。変な噂、自分の沽券にかかわりかねないハルの失態にやめるにやめられなくなってしまった。これ、結局は夢喰の作戦勝ちと考えていいのでしょうかね。

『うぉ~きんぐ・まい・えんじぇるっ』

江麻まりかが校舎裏で出会った天使。茂泉みみかと名乗った少女は、この学校の1年生。天使というからには神聖な存在なのかと思ったら、なんとそのへんの雑草食べてる。この天使がこの学校に通う目的は、ひとつには交換留学、人間の文化を学ぶため。そしてもうひとつは、この学校に通う悪魔を見つけることだというんですね。

学校に通っている悪魔。いったいどんなやつかと思ったら、なんだ、大丈夫か? 校内でビキニ着てる変な女子だぞ!? そしてどんな悪行をはたらくのかと思ったら、校舎裏でBBQ。うーん、草食ってる天使とどっこいどっこいというか、悪魔のほうがマシまである。

天使と悪魔、相容れない存在のふたりが勝負をはじめるも、目の前で落とした一万円札をまりかに拾わせ、善悪の葛藤をさせるというシュールなもの。しかも普通にまりかは悪魔にお金を返して、しかしこれ、勝負といっていいものなのかどうなのか。

この天使と悪魔に関わるかぎり、まりかにはシュールな日常が待っていそうですね。

『ギャルとオタクとTCG』

TCGが好きすぎるあまりに、周囲の女子から距離を置かれてしまっていた諏訪翼。翼と書いてたすくと読む。高校ではこれまでの失敗を繰り返さないと誓っていたのに、入学早々やらかしてしまったたすくです。ふたたび高校でも友達のいない生活を送ることになってしまうのでしょうか。

という導入から、突然ギャルの倉津アリサに声をかけられるという急展開。カードゲームが人を遠ざけていた。そのはずが、アリサに関してはカードゲームを教えてほしいと、カードが友達づくりのきっかけとなってくれて、そしてふたりはこのままカードショップいくことになるのでした。

アリサは中学時代のたすくを知ってるんですね。たすく、ずっと学年トップの成績を維持してたんだ。ゆえにたすくはアリサの憧れに? つまりは、カードゲームは憧れのたすくに接近する手段?

カードショップでTCGの基本のところを学ぶアリサです。構築済みデッキを3つ購入して、勝てるデッキを手にいれたアリサ。さっそくたすくと遊んでみるのですが、たすく、まるで容赦がない! 新人を潰すとそのジャンルは衰退するよ!? と心配になるのですが、たすくのアドバイスでアリサも勝つことができて、カードバトルの楽しさを味わうことができたようですよ。

こうしてふたり、カードをともに仲を深めていくことになりそうですが、その過程でどれだけアリサはくじけることになるのやら。でもいつかはたすくに伍するカードゲーマーになれるといいですね。

2024年11月18日月曜日

今日は休みます

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2024年11月17日日曜日

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2024年11月16日土曜日

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2024年11月15日金曜日

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2024年11月14日木曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、昨日の続きです。

『妄想アカデミズム』

東大入試、2次試験2日目に臨む未春たち。緊張を隠せないゆうに、同じく不安ながらも持ち前の性質、過集中に賭ける未春。それぞれに秘策をひっさげ受験に向かう。その心情、さながら決戦であります。

莉子、ゆうと別れ、ひとり、文系の会場にて試験を受ける未春は、孤独な戦いのなかで、しかし自分を見失うことなく試験に向きあっているのですね。得点の目安、時間配分などなど、いろいろなことに気を配り、そして英語のリスニング、インド英語という意地悪問題にも対策済み。これは、いける! そう思わせたときに鳴り響くアラームが未春の集中力を奪った!

ああ、これでどうなる。未春は立て直すことができるのか。途端に調子を崩した未春が、しかしだんだんに自身を取り戻していく、そのときに去来するのは仲間たちと一緒に過ごしてきた日々。その未春の積み重ねてきた時間。それがここに実をなそうとする。

さあ、あとは結果だけ。未春の未来やいかなるものになるのでしょう。

My Private D☆V

『ウクレア!』のMIDORIです。

D☆Vポイントは、「ひらひらスカートと膝枕が好きです!」。かくして描かれたイラストは、満開の桜の下、友人の里桜に膝枕される楓です。

ウクレレを胸に抱いた楓の髪についた花びらをそっととりのぞく里桜の目は、横たわり見上げる友人の目をやさしく見下ろして、そしてつなぐ手と手。ふたりの静かな時間がゆったりと流れていく、そんな雰囲気が素敵に広がっているのです。

この春は、今のウクレレ部ができる前の春なのでしょうか。大切に育まれたふたりの感情、互いを思う気持ちと気持ちが今にもあふれそう。なかなか素直になれない楓も、今このときは自分の感情のままにある、そんなこと感じさせてくれて、これもまた素敵でありました。

2024年11月13日水曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、昨日の続きです。

『ふたへん!!〜双子漫画家とひよっこ編集〜』

担当する作家、ゆらから呼び出しを受けたかりん。原作担当の姉、きらがネームを作成しているうちに、資料写真を集めにいこうと、その取材にかりんも同行してもらおうというのですね。

次の話で登場予定の港に到着。本当に使うのかどうかわからない写真も撮影しながら、必要になりそうな船やらなにやら、小さな背丈じゃうまく画角に収まらない、かくなるうえはかりんにおんぶしてもらって、と、ふたりならではの撮影風景が生き生きとしてすごく楽しそうだったのですね。

そしてこの取材のもうひとつの目的。剣神のコラボカフェにいくのですが、頼んでしまった激辛メニュー。からいのが好きなきらはここにはいない、しかたがないと死ぬ気で食べたゆらのライフがゼロに! こうしたアクシデントありながらも、そうしたいろいろがやっぱり楽しそうな取材行。ええ、いいエピソードでしたよ。

『ほぐして、癒衣さん。』

校了日に癒衣が不在。このピンチに駆けつけた富美子。また修正を持ってきたのかと夏鈴みるみる涙目に! ああ、なかなかに心は通じないものですね!

富美子に杏南に副社長。富美子はちょっと直接の戦力にはなれていないのですが、頼れる仲間のおかげでピンチを脱した夏鈴とクマちゃん。ああ、よかったと、この山場を乗り越えた先に描かれるもの、それは癒衣と夏鈴、ふたりの関係についてなのですね。

自宅に帰った夏鈴、癒衣とふたりきりの対話の時間かな? と思ったら、そこに会社の皆が集結。ひとしきり飲んで話したそのあとに、杏南がふたりの関係についてダイレクトアタックですよ。

この問に答えて夏鈴、そしてこれは皆がくる前に話していた癒衣への答でもある、癒衣にハグして私も大好きと答えるの、ああこれはまさしく大団円。こうなるべきふたりの関係が、ここにこうしてなるべくなった、そう思わされたクライマックス。とてもよかったです。

ふたりの関係成立の影に泣く人などもいるわけですが、それでも祝福されたふたりのその後も、とてもしあわせそうに続いていて、なおさらによい、とどめを刺された気分です。

2024年11月12日火曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、一昨日の続きです。

『ばくちぬぎ!』

廃部を賭けた最終勝負。ミクルと美天が対決することになりまして、対戦するは美天の得意な花札。というので、急遽着物、袴に着替えたふたり。ああ、なんという華やかさでしょう。最終戦にふさわしい、そんな情景が素敵です。

しかし花札、かけひきなんかもあるとはいえ、運の要素も多分にある遊びですよね。初心者とはいえ持ち前の強運でミクル優位に運ぶんじゃないか? そう思ったら、美天の特性、ヤバいな。花札の得意に加えて周囲に振り撒く不運がミクルを苦しめる。ああ、ミクル、負けてしまうのか。そして裸体を皆にさらしてしまうのか!?

でもこのピンチを部のみんなが救ってくれた。幻の助言を受けて、身近な生きた化石を調達してきた氷央。その生きた化石が美天に作用し、ミラクに強運を取り戻させる! これ、遊びのかけひきやなんかを飛び越えて、まったくもっての能力者バトルになってない!? ともあれかくしてミクルの勝利。賭博部は存続できることになって、よかったよかったなんですが、ミクルの秘密が美天にバレてしまって、どうする、どうなる、もうこれは口をふさぐしか!?

でも、秘密を共有するお友達とかいいじゃありませんか。これをもって、より仲を深めることになるといいですね。

『魔女まじょS-WITCH』

学校からの帰り道、不思議な生物を見つけたまなです。もっ、もっ、と鳴くピンクの毛玉。なにものかと思ったら、小夜が妖精だと教えてくれました。妖精はどこにでもいるけれど、魔力がない人には見つけられない。だから、まなが妖精を見つけられたのは、まなの魔力が強くなったということ。魔女としての成長なのですね。

夜、川にいくともっと妖精に会えると川掃除にまなを誘った小夜。魔力を集中すると、夜の川は妖精たちでいっぱい。まったく知らなかった世界が広がっていたんですね。妖精は川を使って、山から山、町から町に移動する。こうした世界観が垣間見られた今回。こういうの、すごくいいですよね。なんだろう、不思議な町魔女のいる世界が身近になっていく、そんな風に思えてなんだか嬉しいんですね。

今夜の川掃除、これも町魔女の仕事だったのですね。そしてほしいもと名前をつけた妖精と仲よくなったまな。この出会い、なにか今後にかかわったりするのでしょうか。

『かみねぐしまい』

ツギノの秘密を知った神様。知っちゃいけない、知られちゃいけない。なのにちょろっとまえなに話しちゃったものだから、なんとしても知りたいと。その知りたいと思う気持ちもお願いになっちゃうからと、いろいろ葛藤する神様、いろいろ動き出しちゃって、けれど今回に関しては神様よりもまえなよりも、ツギノが一枚上手でしたね。

秘密を知られる。でも、もともとが秘密なんだから知られた秘密が本当の秘密かどうかなんてまえなにはわからない。というので、偽の秘密を神様経由で知らせたツギノ。やるなあ! 感心したのですが、この嘘の秘密曝露でもまえなは満ちて、それが神様に力を与えるの!? わあ、なんだかいろいろとシンプルではないのだなあ!

そしてもうひとり、願いを叶えてもらう人の話に移ります。ほこちゃん、ツギノの秘密を守るかわりにツギノとデートをするんですね。もっと仲よくなりたい。その願いについて、神様にいろいろ教えるまえなです。今も仲よしだけど、もっと仲よくなりたいと思っている。それは性的なニュアンスも含むかもしれない。

このまえなの助言、いろいろとヤバい結果を引き起こしたりしませんかね!? 神様がですよ? 生殖したいんだって理解しちゃったよ? どうする、どうなる? ほこちゃん、ツギノのデートに介入して、そしてどんな結末に向かわせる!? これ、きっと、ろくでもないことになりそうな予感です!

2024年11月11日月曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年11月10日日曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、昨日の続きです。

『異世界魔王ごっこ』

この世界にも海水浴はあるんですね。エメラルドグリーンに光り輝く海! アヴァとヴィンにともなわれての海は、泳げない魔王にしても楽しい時間となりそうですよ。ウキウキと浜辺を楽しんで、ヤドカリなんかとたわむれて、けれどまさかの大波にさらわれそうになったところを助けてくれたのが、ニコニコお姉さんリュグズール。

この人、いや悪魔か、人間を魅了するんですね! 海には人が集まるからと、魅了しまくって楽しむという。その楽しみやいかなるものなのか!? 怖れる魔王乃々でありますが、リュグの楽しみ、アレではあるけれど、血なまぐさくはないんだな!

人を魅了し、自分を姉と甘えてもらうのが好きなんだ! 次から次へと魅了して甘やかして、けどこれ人を堕落させてるから結構な悪魔の所業ではある! そしてリュグは魔王をも甘やかそうと!?

アヴァが思いっきり警戒してるのは、この甘やかし体質と相性がよくないからなのかな? 次回はリュグの特性が見事に花開いたりするお披露目回になったりするのでしょうか。

『星屑テレパス』

すばらしい回だったなあ。いやもう、海果の成長の見られた終盤はまさしく見せ場で、あまりに美しく、心を打つものだったから、最終回ではあるまいな!? これ、ちゃんと続くんだよな!? どこにもグランド・フィナーレの文字がないことを確認したほどでした(本当)。

そう思わされたのは、まさしくこれまでの集大成と思える、そんな雰囲気に満ち満ちていたから。ロケットを持ち寄っての打ち上げ会。彗と楽しく会話し、リロードエンジンについての説明を聞き、とここまではわりと普段どおりだったのだけど、ユウの言葉、小さいロケットを飛ばすのもたくさんのパーツ(努力)の積み重ね。その言葉にはっとさせられ、そして集まる友人たちに、さらには教頭先生。

見せたい人、知ってほしい人がこうして集まって、その先に海果の打ち上げ前あいさつ。友人たちに見守られ、ユウに背を押されて登る壇上。ここに海果のこれまで積み重ねてきたことが一気に去来して、ああ、胸が苦しい。そう思ったときに海果の眼前に広がる人たちの表情。ああ、なんてすばらしいのだろう。

とどめの海果のすばらしい笑顔。ああ、なんてすばらしいのだろう。

『ほうかごバスケット』

今日は部活のオフ日です。でも集まってしまう部室。待ってたあかりが嬉しそうに表情ほころばせるところ、かわいいなあ! からのけいとつばさのやりとり。つばさのバスケ着を試しに着てみることになって、まずやることが匂いの確認!? けいいわく、いいにおい。あかりもかぎたいっていう、ほんとこの子たち仲いいなあ! ほんとうにかわいいエピソードでした。

ここにるりも合流。ものすごく重い鞄の理由! あかり、持ち上げることすらできないのか! 思わず出ちゃう関西弁。あかり、かわいいなあ! 

そして最後に皆でクレープ食べにいく。ほんと、最後までかわいいエピソードでした。

2024年11月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、発売されました。表紙は『好都合セミフレンド』。ルカとすうながピンクな衣装で、密着しながらの登場です。いたずらっぽく挑発的に笑ってみせるルカと、対し汗をだらだらかきながら、微妙な笑みをうかべるすうな。なんともいえぬ好対照。この状況だとルカがイニシアティブとってるみたいに見えますよね。そんなふたりの見せる関係性の妙。本編ではどうなのかというのがあるから、よけいに面白く感じてみえる表紙です。

今月は新規ゲストが2本です。

『ほくおう』

最終戦争、ラグナロクのおきなかった世界では、力を失いつつも北欧の神々は今もながらえています。アースガルドの王、オーディンも見目こそは子供のそれになっているけれど健在。しかし元気を失ってしまっていて、そんなオーディンを元気づけようと戦乙女ブリュンヒルデはレッサーパンダ見物に誘うのですね。

そのレッサーパンダ像がおかしい。性格は凶暴で人を襲う。討伐しても百年周期でよみがえる魔獣。というのですが、なんでそんなヤバいのが動物園におるの! でもって、原産地の中国、インド周辺ではなく日本に出現する。北欧の神様、日本くんだりまできてくださるのか。変なことに感心したりしたのですが、ともあれ問題のレッサーパンダ、オーディンの力をもっても退治することはかなわず、というかまるで力を失ってるからしかたないんですけど、いよいよ窮地に追い込まれたか! と思うも、大丈夫、パンダは悪神ロキが化けたニセモノでした。

これ、ロキがオーディンを元気づけるため力を貸してくれたってことなのかな? と思ったら、この漫画はここからが本番? 宇宙からやってきたレッサーパンダたち。故郷の星を失った悲しい地球外生命体というのですが、動物園に安住の地を見出した。そんなパンダたちが最終的にアースガルドに移住希望してくるという落ちまで、ライトでコミカルなナンセンスが楽しい漫画になっていたと思います。

『ヴィランになりたくて』

子供のころからヴィラン、悪役に憧れてきた少女、牧村リマ。ヴィランの邪悪さにこそ魅かれるというのですが、いかなる屈折があるのか、いかなる鬱屈があるのか、と思いきや、なんとまあ素直に育った娘さんじゃありませんか。

そんなリマに力を貸そうという悪魔が現れた。悪魔から怪力に飛行能力という超常的な力を与えられたリマだけれど、じゃあそれでどんな悪事を働こうというのか。口を開いてみれば、驚くほどに小粒なバイトテロレベルの悪事しか出てこない。悪魔にダメ出しされて再度提案してみれば、今度はお菓子の街という楽しそうなのが出てくる始末。ヴィランに憧れはしても、根は全然悪じゃないってのが見え見えなんですね。

そんなリマのヴィラン活動。街に繰り出してみるも、実際に力を行使するよりも設定考えることに夢中。さらには目立って恥ずかしい。そんなリマと悪魔の喧嘩が漫才と思われ人気になって、でもこれヴィラン活動ではないよね!

こうしてまったく結果の出せないリマの活動。ほんとポンコツ、罪のないヴィランであります。

2024年11月8日金曜日

『まんがタイム』2024年12月号

 『まんがタイム』2024年12月号、昨日の続きです。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

大御所俳優、伊達家水鏡が演じる敵の大ボス。孫が見ている番組だからと、ただでさえやる気に満ちてるこの人が、黒いエヴォリューザーに変身するというので、さらなるやる気を見せています。孫が見るのにだらしない演技はできないと、ノールック変身にも寡黙に取り組み、それどころかスーツも自分が着るですって!?

それはさすがに無茶ですよ!

ここぞという見せ場にやる気もみなぎって、ただでさえすごい演技にさらなる磨きがかかる。その演技の重厚さ、迫力がタダシに役者としてのさらなる自覚をうながすの、いい流れだったなと思わされたのでした。

しかし水鏡さん、孫大好きのおじいちゃんというチャーミングさと、大俳優としてのシリアスな両面がこうして同時に描かれて、その相乗効果たるやなみなみならぬものありました。ほんと、おいしいポジション、役柄です。

『良倉先生の承認欲求』

後輩教師に恋されてしまったOLさんこと良倉。目の前でガチ恋発言を繰り広げられて、内心いろいろ複雑な模様です。そんな良倉と落安、親睦会を開きます。横から完全に面白がっている上枝がイニシアティブとってるのもおかしい。完全にネタ収集が目的。さらにここに明戸が参加することによって、良倉不安の真っ只中に追い込まれるというのです。もう最高だと思う。実際、親睦会の様子、めちゃくちゃ面白かったです。

なにがいいといっても、エプロン持参の明戸。それ、全部男連中のために!? フリフリのを!? で、筋肉質落安がエプロン着用したことで一気に広がる明戸の夢。最高だ……。残念なことがあるとしたら、この絵面がただ明戸の想像の中だけというところでしょうか。ええ、皆気にせずメイドになればよいのです!

良倉、落安から慕われてよかったですね。とはいえ、あまり私生活に踏み込まれると身バレの危険が出てきます。ギリギリのところで一線引きながら、それでも親しくなっていくところ、これはとてもよかったです。でも、もし落安にOLさんの正体がバレたらこの関係はどうなるのでしょう。

  • まんがタイム』第44巻第12号(2024年12月号)

2024年11月7日木曜日

『まんがタイム』2024年12月号

 『まんがタイム』2024年12月号、発売されました。表紙は『レーカン!』。色とりどりの毛糸を抱えた天海さん。これからいよいよ冬本番。寒くなることを見越して、編み物でもって暖かく過ごそう。そんな冬支度の情景であります。この他にも、『坊ちゃん、困ります!』七実のニットをほどく透、『おみくんちはね』ニット帽と手袋を喜ぶおみくんとスズちゃん、『おとぼけ部長代理』懸命に編み物をする部長代理のカットがございます。

『ローカル女子の遠吠え』

同期との距離感に悩む天道のお話です。同期の小繭とうちとけられない。それでりん子に相談するんですが、りん子も割と壁を築くタイプだものなあ! そうしたところが相談相手にうってつけ? かと思ったら、なかなか天道、苦戦してます。結果的に、同じ事務所の先輩、水馬に助けられた、そんな感じになりましたね。

小繭、天道にコンプレックスがあったんですね。さらには同じ伊豆でも南伊豆と熱海の差もひっかかりになっていて、って、熱海って伊豆だったのか! いや、ごめん、関東の土地勘ないもので。ともかく、南伊豆のコンプレックスが熱海出身の天道に屈折した気持ち抱かせていて、けれど南伊豆にも詳しかった天道の歩み寄りがすべてを解決させた!

これ、いい話なのかな? でも結果オーライだったと思いますよ。

『跳べないウサギと神の島』

夏休みにはいって最初にすることは、月兎神社での禊行。天啓祭のラッキーくじつき参加券を持って神社にいくのですが、その神社のいわく、いわれがいろいろ変わっているんです。

狛犬ならぬ狛兎。まあ、京都には狛猪とかもいるから、兎がいてもおかしくない。兎絵馬なんかもあったりして、と普通なのはここまでで、兎船灯籠にウサ土偶。このあたりから、月兎神社、ひいてはこの島にまつわる伝説のおおもと、それは宇宙人がらみ!? ということは、リンコたち巫女の超能力もそこに由来する!?

いずれレオが直面するものの片鱗が語られたのかもしれませんね。

そしてさらなる秘密がレオの手のうちに? 先生から託された形代。包みを開けると洒落にならない祟りがあると伝えられる代物。さあ、これをレオはどうするのか! いや、どうもしなくていい! ヤバそうだから! でも、なんかこの島の秘密に関わっていそうなんですよね。

『まほろば小町ハルヒノさん』

十津川にやってきたまほろば部。谷瀬の吊り橋で吊り橋効果を実感するちあき、ハルヒノであります。

十津川というと山深いところ。そういう印象があります。イスズもいうように水害や土砂崩れが多い。何年か前に、ものすごい山崩れがあったような覚えがあります。

今回の旅の目的のひとつは、果無集落。果無山脈を見渡せる尾根にある集落。日本の里百選にも選ばれた場所。その土地の由来、所以が、歴史に詳しい3人の口から次々語られるの、このいわれの数々は、それだけこの土地にまつわる人々の思い、記憶の積み重ねがあるということなのでしょう。これもまたひとつの土地に関わるロマン。この漫画はそうしたロマンをよくよくすくいあげてくれていると感じます。

そして最後に温泉です。ちあきに迫る男体イスズ! 見せてくっつく男湯の様子はいかなるものだったのか! ぜひよく見せてもらいたかったものです。

  • まんがタイム』第44巻第12号(2024年12月号)

2024年11月6日水曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年11月5日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年11月4日月曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、今月分を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

第54話

中村の、秋山のことお婿にもらってあげる発言その後ですよ。

秋山もわかってるんです、この状況を利用すれば中村と新たな関係に進めることを。今なら抱きしめたとしても拒否されることはない。中村に思いを寄せる秋山としては、絶好のシチュエーション。普通だったら、強気で押してゴールイン。ふたりはつきあうことになりましたで、ハッピーエンドにも持ち込める。

でもそうはしないのが秋山なんですね。この自制心よ! 中村に手を伸ばしたい、その気持ちを自身自覚しながら、圧倒的な優位を理解しながら、それでも関係を前に進ませない。でもそれは秋山に意気地がないからではなくて、第一に優先するのが中村だからというのがすばらしいなって。ほんと、こんなにできた人間いやしないでしょ。自分を優先しない。今後の気持ちの行方も考慮にいれて、中村を一番に考える。流されない、つけ込まない、後悔させたくない。

秋山がこういうやつだから、この同居を安心して見ていられるんだなって思わせられました。

で、ここから思い悩む中村のターンですよ。よりにもよってウテナに相談もちかけた! 大人の冷静で公平な意見を求めてというんですが、気をつけて! その人はただ大人なだけで、冷静でも公平でもないよ!? あくまでも友達の話という中村だけど、ウテナにはまるっと全部バレていて、駄目だ! 速攻で1キャラロストしてる! さらには通話に気づかず秋山乱入。必死でごまかす中村だけど、やっぱり駄目だ! 2キャラ目ロストしているぞ!

ウテナは二度死ぬ!

でもウテナの穏当なアドバイスのおかげで、中村にはいい指針が得られたようですよ。たとえそれがウテナの状況引き伸ばし策だったとしても、状況に流されてではなく、穏やかな気持ちで確かなこたえを中村が見出す、その一助になったのだとしたら、たいしたグッジョブだったと思います。

2024年11月3日日曜日

『まんがホーム』2024年12月号

 『まんがホーム』2024年12月号、昨日の続きです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

長いのは病院の待ち時間。それは動物病院でも変わりなく、と思ったら、診察が長引いてるのではなくおしゃべりが長い飼い主さんがいたためなのか。先生の会話下手がゆえに、うまくおしゃべりを切り上げられない。これは問題だなあ。どうやって解決するのだろう。

やる気を見せるキョウスケに期待するも、問題の永田さん、キョウスケにはまったくなびかないんですね。そのあたりの状況、飼い犬のペコちゃんがめておに説明してくれて、そうか、永田さん、夫を亡くして息子も家を出て、さみしいんですね。でもそれで先生をずっと独占ではたくさんの人が困るから、なんとかキョウスケに乗り換えてくれへんもんかなあ。

と思ってたら、まさかのあおいが救い主となってくれて、よかったよかった! はいいんだけど、まったく状況が飲みこめていないあおいよ! ほんと、めでたしめでたしなんだけど、誰かはやいことあおいに説明してあげてください。

『座敷童子あんこ』

うわー、幸太、学校ではモテモテなんだ! 弁当を忘れた日のことですよ。たまたま偶然弁当を多めに作ってきていたクラスメイトの飯作が幸太にわけてくれるっていうんです。その弁当にはKOUTAの文字! いつ幸太が弁当忘れてもいいように、毎日準備していたというのですか!

おお、幸太、モテモテじゃなあ。つまりはこれからは、飯×幸を期待していいというのですか!

そして続くお弁当。重箱三段重ねでお弁当を持ってくる小娘! いつもこんなに食べるのかと思ったら、いつ幸太が弁当忘れてもいいように、って、用意周到な連中が多いな!

かくして弁当をあんこに食われても問題なかった幸太です。さあ、ここでどちらの弁当を選ぶのか。それが問題ですね!

ところで、マッスルあんこ(★ノーマル)大好きの彼。はいいとして、★★レアのあんこ、これまで出てましたっけ!? 全然記憶にないんですけど!? 私が忘れただけですか!?

『歌詠みもみじ』

もみじ、金欠です。すべてはもみじのおこづかい管理がなってないのがいけないのですけど、お昼ごはん食べるにも事欠くのは問題です。

現在の手持ちは252円。これで10日をしのがなければならない。この苦境をまりながまったく理解しなかったりするところ。さすがは上流の人だ! 対してもみじはすっかり取り乱してしまっていて、千恵がいろいろ確認してくれたら、やっぱり悪いのはもみじのむだづかいと判明する。

もう完全にもみじ立つ瀬なしです。

おこづかいの前借り、あのママさんだけあって相当に厳しいってのがおかしくって、利子もそうだけど、手数料めちゃくちゃ高くない!? このお母さんの娘なのに、もみじは浪費家というの、最後までなおってないのが実にらしくって、こういう部分はお父さん似なのかも知れませんね。

2024年11月2日土曜日

『まんがホーム』2024年12月号

 『まんがホーム』2024年12月号、昨日の続きです。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

満員電車で出会ったうずちゃん。この子、かわいいなあと思っていたら、まさかのスリをとっつかまえる! すごいな、うずちゃん。でもさすがにちょっとびっくりです。

うずちゃんとスミレのこの遭遇。スミレの目立ちたくない気持ちとか、ちょっとネガティブ、内気な部分がよく描かれていたと思います。しかしうずちゃんの行動、いろいろ変わってる! ワンピースを返すために毎日持ち歩いていたの!?

そのワンピースをめぐるやりとり。返さなくてもいいというの。けれどまた着たくなったらいってくださいね! こうした気持ちの変化も受け入れてくれるうずの発想がスミレの心を慰撫するところ、本当によかった。決めつけられる窮屈さからも、あり方をはっきりしなければならないプレッシャーからも自由になれるスミレ。

うずとの対話の場は、スミレにして発見の連続なんですね。

『ガチ恋カウント2.9』

プロテストを目前に、将来についていろいろ考えるリコ。プロになればファイトマネーで生活できるんじゃないか? そうした甘い展望に釘を刺していくえれめんつリーダーにしてチャンピオンの虹光リズム。ルルにいい影響を与えてくれたリコのこと、気になって会いにきてくれたんですね。

ファイトマネーだけでは暮らせない新人時代。けれど、えれめんつなら育成に人気獲得など、いろいろサポート、メリットがあるという。デビュー直後のリコを支える、そうした約束をしてくれているようなものなんですが、けれどリコにはメイデンしか見えていない。メイデンとタッグを組みたい!

でも、今のメイデンは様々なことに一線引いている。王座争奪戦、仲間との連携もそう。そうした変化の影にかつてのタッグパートナーの存在があると聞いて、穏やかでないのがリコです。しかもリズムがメイデンの元タッグパートナーのこと、忘れられない恋人みたいだなんていっちゃったもんだから余計ですよ! リコ、リズムの肩をつかんで迫っちゃって、それを見たメイデンが、また誤解を招く一言を!

この誤解が誤解を、さらなる勘違いを広げていく状況。本当におもしろかったです。リズム、メイデン×リコと勘違いしちゃった!? そしてメイデンの山田さんに対する誤解の行方は!? ほんと、あらぬところで大混乱です。

『うちの秘書さま』

お絵描きセットを買った七瀬。これから絵をはじめるんだっていうんですけど、ああ、この人、かたちからはいるタイプなんだ! 実際に描かせてみると、すごく微妙なのが出てきてしまった!

今回のおもしろポイントは、皆の描く絵ですよね。メイドたちの描くはじめの絵。あの、もこふわはじめ様はかなりよいのではありませんか!? さらに田中さんのリアルタッチ動物! 植木造形だけでなく画力もあるというのですか! 実際、七瀬の似顔もかなりいい雰囲気出していて、さすがですよ、田中さん!

七瀬の絵は残念。残念美人としてのポイントを増やした七瀬でしたけど、静物画、あれはよかったのではないでしょうか。不得手がある。なら、得意を伸ばしていけばいいんですよ! だから七瀬は絵をあきらるんじゃなく、静物、抽象メインでがんばってほしかったなあ! と思ったエピソードでした。

2024年11月1日金曜日

『まんがホーム』2024年12月号

 『まんがホーム』2024年12月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。柿を集める孔明、月英夫妻です。秋といえば柿。ということで、この柿にまつわる話題、目次横の四コマでも語られておりまして、さあ今ふたりが持っている柿は渋柿でしょうか甘柿でしょうか。きっと現代の柿ですね。他に『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』、『かわいいユミくんとオドオド尾堂くん』。鍋に焼き芋、秋の味覚を楽しむカットがございます。

今月は新規ゲストが1本です。

『幻のファイブスター』

サブタイトルに異世界ケーキ店。人間だけでなく動物に似た異種族の住まうこの世界で、ケーキ店を営む主人公です。けれどその立地がよろしくない。皆は口を揃えていうのだけど、ケーキ店の店長にはこの場所でないといけないわけがある。それは、ここがかつて店長の両親が営んでいたケーキ店だから。はやくに亡くなった両親の後を継ぐべく、パティシエとしての修行を積んで、ようやく同じ場所にケーキ店を開くことができた。

そんな店長の意気込みとは裏腹に、お客がぜんぜんこなくてこのままだと潰れそう。かつて繁盛していた店なのに、愛嬌がないのが悪いのか、あるいは知られていないせいなのか。まずは知ってもらうべくチラシ配りをするものの、誰もチラシをもらってくれず、うちひしがれる店長の前に、手伝いを申し出る若者が。

この愛嬌ありそうな青年が店長のピンチを救うのか。まずは店が軌道にのる、そのための一歩になればいいですね。

『孔明のヨメ。』

周瑜を激怒させた劉備の人事。いったいなにごとだったのか。抗議のために公安へと向かう魯粛ですが、なかなかガツンと強気に出られない状況が次々と明かされて、すっかり出端をくじかれています。けれどいうべきことはいわねばならぬ。どういう了見かと劉備、孔明に問えば、すらすらと答が返ってくる。

いわく、曹操対策。さらには、周瑜の立場を守るため。すっかり魯粛の怒りはいなされて、むしろ気づかいに感謝するほど。

でも、こうしたやりとり、今回の怒りも和解も、すべて荊州に劉備陣営の拠点を確保するため。むしろこうした揺さぶりがゆえに、無下に劉備たちを追い立てることもできなくなったように見える。となれば、一度は怒らせ、その後なだめるこのすべてが、孔明の策だったのでしょうね。

そう考えると、今は同盟のかたちをとりながらも、いずれは荊州すべてを掌握しようと狙う周瑜の思惑など、決して簡単にはいかない他勢力とのバランスを際どいところで保つ。そうした労の思いやられる顛末でした。

『はなまるゲーセン飯!!』

得意のはずのリズムゲームが不調で悩む田貫くんです。簡単なところ、なんでもないところ、普通にできてたはずのところで失敗してしまう。それですっかり落ち込んでしまって、それはそれは沈んでしまっていたのですが、そんな田貫を元気づけたのが園香の父でした。

エアホッケー台の修理が完了。テストプレイに落ち込んでる田貫を誘って、そうしたら見事にボロ負け。そうか、田貫は動体視力がいいだけに、エアホッケーも得意なんですね。で、ここからが樺恋の見せ場です。自信たっぷりに登場して、田貫に挑む樺恋。けれどやっぱりボロ負けして、ああ田貫に勝てる人はいないのか! と思ったところで、大量パックモードの発生!

こんなのあるの!? と思って検索してみたら、ほんとにこういうギミック搭載してる台があるんだ! 大量のパックが投入されたカオスなフィールド。ピンボールでもマルチボールとかありますけど、高速にパックが滑るエアホッケーだとそれどころじゃない大混乱でしょうね。実際田貫もこの尋常じゃない状況には対処しきれなかったみたいで、樺恋、ついに勝利を収めました。

こうしてエアホッケーを楽しんで、ミニカツサンドで腹ごなし。これがちょうどいい気分転換、リフレッシュになったみたいですね。数日後にはすっかり調子を取り戻して、ああこの状態を維持したままサウンドビート全国大会に挑むのでしょうか、田貫くん!

ぜひとも、好成績を収めてほしいですね。そして園香もがんばってほしいですね。

そうそう、検索といいますと、イカの動画ってこれですか? これすごいですね。イカくん、このままイソギンチャクになってしまうのでしょうか!?

2024年10月31日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、昨日の続きです。

『このままモブじゃ終われない!』

コモナにめちゃくちゃなスケジュールを組まれてしまったピコ。1ヶ月かけて練習、次の1ヶ月で漫画を描く。3ヶ月目の製本とイベントは印刷屋に任せられるからまあ安心ですよね。ということで勝負は2ヶ月間。一日のスケジュールは、睡眠3時間を除いてあとすべて漫画を描く。

いや、これ、ピコがいうように死にません? 少なくとも、いろいろあれこれ壊れそうな予感。と思っていたら、2ヶ月たっての締め切り日。そよかぜが陣中見舞にきてみれば、ボロボロになったピコがコモナに調教されている! 気を抜くと首がしまるシステム、酷い! 睡眠不足をエナジードリンクでごまかす生活、ヤバい! しかもさらに電流まであるの!? って、これはピコ自身が望んだものなのか。にしたって、いくらなんでもめちゃくちゃすぎる! ほんと、これで死なないの、サキュバスだから? ピコだから!?

尊厳やらいろいろを失いながら脱稿に向けてラストスパートするピコ。このシチュエーションをいいことに、自分の欲望を満たすコモナ。あまりに両者ともに人に見せられない側面を全開にしてるもんだから、いやもうひどいカオス感。でもこれが面白いというか、気つけの漫画のチョイスを間違えて昏倒しちゃうピコを目覚めさせるためのコモナの策と、そよかぜの思い切り!

もうめちゃくちゃ面白かったです。しかし今回、コモナのいろんな表情見られてよかったな。この子、本当にかわいいと思う。そしてラストの照れコモナ! いやもうなんて純情なのでしょう。やってること無茶苦茶なのに、肝心なところでは純情。いいですよね。

『のけもののまち』

マキちゃんがいい役割演じてくれましたね。るいの秘密を知ったマキ。この世界のヒトではないこと。帰る世界があるということ。新事実が明らかになって、しかしそれでもるいのこと考えてくれるマキちゃん。直情径行だけど、それだけに気持ちがまっすぐにくる。いい子だなあってあらためて思わされました。

けれど、るいのこと突き放すようなこといったネルが悪いわけじゃないんです。るいが煮え切らないのもそうなんです。相手のことを一番に考えてる。まわりの皆のことを大切に思っている。それゆえに自分の気持ちに素直になれない。なんせ、ちょっと遠い実家に帰るとかじゃないんです。これが今生の別れとなる。その前提で考えないといけない。

だからこそ迷いもするしためらいもある。でも、だからこそ真っ直ぐに、直線的に動いてしまうマキのようなヒトがいてくれてよかった。そう思ったんですね。

いよいよ別れのとき。いざこの世界を去ろうとするるい。その扉をくぐった先にあるのは、もとの生活? そして皆との別れのその先に彼女が経験することとは。次回最終回。そこで描かれるものがなんなのか、心待ちであります。

『ずんだもんTV』

こどものいる家は大変だ!

動画編集に疲れはてたきりたんがですよ、ストレス発散のためゲームするのはいいけれど、人が、人が変わってしまっていませんか? あるいは、これが本当のきりたん? CP相手に無双、大きな声で勝ち誇る! ずんだもんの乱入は予想外だったけれど、ずんだもんをダシにゲーム三昧もいいだろうと、いろいろ教えながら遊んでみたのはいいけれど、ハメ技に苦しめられた挙句の場外乱闘!?

電源ケーブルを抜く! からのリアルファイトにまで発展して、な、仲よく遊べないものかい!? と思った矢先に泣き出すきりたん! な、泣くのはズルいよ、きりたーん!

でもこの勝負、結局はゲームの勝ち負けに持ち込まれて、熱い戦いのその先にあったのは両者KO、でもってコントローラー破壊! け、結構な損失ではないんですか、これ!?

知らないあいだに生配信されていたきりたんの羞恥は計り知れないですが、こうして自然体の姿というのもまた好評だったというの、冒頭の無理しすぎていたきりたんにはいい経験だったかも知れないですね。そしてきりたんの露出も増えれば、いつかは立派な人気者ですね。

2024年10月30日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、昨日の続きです。

『mono』

理想の座椅子製作、佳境にはいっています。

もうすっかりかたちはできあがり、さあ完成かといえばさにあらず。使ってみてはじめてわかる不具合というのがあるんですね。それらを確認次第ひとつひとつ対策していく。この試行錯誤を楽しいと思えるか、面倒と思ってしまうか、それがDIYに向くかどうかの分かれ目だなあって思いました。

なんだかんだ面倒と思いながらも春乃と華子はアクティブに動いて、問題を解決していくでしょう。ああ、これだよ、自分ができないやつは! そう思えばなるほど自分は完成品を探して妥協したほうがいいユーザーなんだなって思い知りました。

そして完成した座椅子。これでDIY編は完結かなと思ったら、おお、イスズスズコが反応を示しましたよ。車中泊がキーポイント? これはまたなにか大掛かりなものを作成することになったりしそうですか!?

『押しかけ女房、コドモ付き!』

ノゾミが立って歩くようになりました! というので、そろそろ靴を買おうと思います。華子とミライ、ふたりで出掛けるショッピングモール。ベビー服に興味をひかれて、どれがかわいいと思う? せーので指差したら同じのを気にいっていて、この気持ちの一致性。ああ、ふたりの絆など感じちゃいましたよね。

この調子で靴もとんとん拍子で決まるかな? そう思ったらですよ、せーのでまさかの不一致です! これ、予想外でしたよね。で、ノゾミ自身に選んでもらうことにして、と思ったら、こちらも不一致!? 第三の選択肢が示されて、この好みの別れるところ。これもまた皆それぞれの個性なんだなと微笑ましく読みました。

そして最後にちょっとアイスなど食べまして、この和気あいあいとした雰囲気もまたよいものです。と思って読んでたら、ラストに華子からデートしようか発言。しかもノゾミ抜きですか。さあ、これ、どうなりましょうか。なんだか楽しみですね。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

転校生がきましたよ。日向らいむ、通称らいらい? この子、いろいろと型破りで個性を押し出してくるタイプ。明るくハキハキ。堂々として物怖じしない。実に真侑とは正反対のタイプであるんですね。

らいらいにちょっと憧れる真侑です。あんな風に堂々としていたい。それを危ぶむ零とチラ太郎。そしてノクタンはそんな変化の兆しを逃すことなく、らいらいに接触、真侑との仲を深めるよう工作しようというのですね。

ノクタンの策により、真侑との距離を縮めるらいらいです。カラオケにいくことになって、人前で歌なんて恥ずかしくって歌えない! 最初はおどおどしていた真侑がですよ、らいらいと一緒に歌ってるうちに恥ずかしさがなくなっていって、おおあんなにも伸び伸びと楽しんじゃって、よかったね、真侑さん! めっちゃかわいいじゃん!

でも羞恥心が弱まれば、魔法少女としての弱体化を招いてしまう! 今がチャンスと乗り込んでくるノクタン。ああ、真侑のピンチですよ! と思ったら、ノリノリの姿を見られるのはこの上もなく恥ずかしい!

いやもうほんと面白い。実際、この恥ずかしい気持ち、わかりますもんね。わかるからこその真侑への共感、羞恥の度合いも実感される。ええ、いい描写でしたよ。