2014年12月15日月曜日

劇場版 アイカツ!

 いってきました、大スター宮いちごまつり! いやね、早起きできない自分が朝一番の上映をネットでもって押さえて、階段から落ちながら早起きして急いで劇場に向かったら、なんと、まだ開いてなかった。それはいいとして、まさか上映機器トラブルで映像が出ないとか、そんなことになろうとは思いもよらぬことで、いや、けど、しっかり見てきましたよ、『劇場版 アイカツ!』。でもその後、立て続けに『ヒューリー』と『楽園追放』を見たらば、もう疲れはてちゃって、いろいろ気力がわきません。ということで、軽く、軽く感想をば。ネタバレも避けたいところでありますしね。

まず、冒頭のライブシーンですよ。うわ、やっぱりこれ、テレビよりも高画質? 手がかかってる? 靴下や胸元のレースが緻密に描かれていて、あれー、テレビでもこうだっけ? すごくよく質感が出ていて、いやもう、のっけから持っていかれたんですが、これ、もちろんまだ本編なんかじゃありません。本編は、このシーンが終わってから。いちごが学園長からソロイベントの打診を受け、いよいよ始まろうというわけです。

見どころはいっぱいありましたよ。これまで、特番やCM、テレビシリーズの特別エンディングでもってちょい見せされてた見せ場シーン、あれ、ほとんど序盤に出尽くすんですね。びっくりしましたよ。あれ、きっと全編にわたりちばらめられていたものをピックアップしてるんだと思ってた。けど、いや、それが違って、いやあ、もう、いいところは全部隠していたんだなあ。

ぐっときましたよ。そう思った人はきっと多いんじゃないかと思います。とりわけ、『アイカツ!』の物語を1年目から追ってきたような、あるいは1年目に提示され、それ以来ずっと通底しているテーマ、それに引かれて見ているような人にこそ訴える物語だったと思います。テレビシリーズであれだけ描いてきて、けれど描かれていなかった、けれど描かれるべき物語がこうして描かれた、そう感じられて、ええ、これは番外編や特別編なんかではなく、まさしくメインストリームのその先に辿り着く地点であったのだなあ。それが素直な感想であります。

テレビシリーズを見ている。継続的に見られていなくとも、『アイカツ!』のストーリーが好きだという人は、ぜひ見た方がいいのではないだろうか。そう思いますよ。

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