2013年1月7日月曜日

『まんがタイム』2013年2月

『まんがタイム』2013年2月、発売されました。表紙は、お正月らしくカルタがモチーフになっていて、『おとぼけ課長』、『恋愛ラボ』、『わさんぼん』、『らいか・デイズ』、『タマさん』、みなが冬の食べ物? 食べてる絵柄が面白いです。うどん、肉まん、ぜんざい、おでん、そしてみかん? あたたかそうな食べもの、それを食べている風景、そうしたのは見てるだけでもなにかよいものですね。いや、自分が今、空腹でないからそんなこといえるのかも知れません。

『ゆとりノベライズ』、都の企画が通ったころ、里美にはアニメ化の企画が持ち込まれていた……。いやいや、小さな一歩でも千里の道を歩みはじめる最初の一歩だろ? くさるなくさるな、そうは思うのだけど、うん、気持ちはわからんでもない。やっと手が届いた? そう思ったとたんに、すーっとはるか遠くにいっちまったんだものなあ。けど、それで都には気合いがはいって、編集氏のひとことで里美にも気合いがはいって、いい感じじゃん、そう思ったんだけど、都はちょっと空回り気味だったのね。なんだかんだで会って話して、ちょっと騒いで、いつもどおりが一番いい。このふたりの、ちょっと立場違っても、互いに求めあってる? なんのかんの気があってるところ、それがいいですよ。

恋愛ラボ』、サヨはかっこいいなあ! なんて素敵なんだろう!

『大家さんは思春期!』、面白いなあ。調理室前で炊き出しやってる。商店街で見切り品、訳あり品を格安で譲ってもらってきて、この大量の食品を使って豚汁を作るというんですが、いやいや材料全部使う必要ないじゃないか! けどチエちゃんはその気になってしまっていて、完全下校までの2時間で作る、分業でてきぱきてきぱき進めていくっていうんですね。もう、根性料理もの。普通に調理しよう、そんなはずだったんじゃないのか? それが今や鬼気迫る必死の様相見せていて、倒れそうになる仲間をはげましながらの作業。もうめちゃくちゃ面白かったです。で、この豚汁を学内の皆にふるまう。およそ120人分の調理、その顛末、最高でした。

『ジムメン!』、扉に大きく花巻佑太、なぜかと思ったらなるほど名前の話であるわけですか。ウェイトを落とすためにジムに通ってるのに、ちっとも痩せない佑太。痩せるって字はやまいだれだろ? 不健康なんだとはじめにいえば、名前に太いって入ってるものな、逆襲される。はじめは細田、名は体を表す、不毛な会話をしています。しかし、花巻、ええ、これまんじゅうなんですよね。以前中国にいったとき、花巻からのツアー客、その花巻というのを見て中国人ガイドの方たちが、面白い面白いとおっしゃってましたよ。で、花巻、つぼみんがやわらかくて弾力があってもっちもち。そういってたからといって、それを言い訳に運動もそこそこに帰ってしまう。うん、この人は、もう一生痩せないんじゃないかと思います。

Jiuzhaigou

花巻に加え、さらに包。完璧だと思う。

  • 『まんがタイム』第33巻第2号(2013年2月号)

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