2013年1月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2013年2月号

『まんがタイムきらら』2013年2月号、昨日の続きです。

『すいまさんといっしょ』、カラーが素敵だなあ。扉絵に、眠るすいまさんとメリノ種のお姉さん。素敵だなあ、そう思っていたら、本編、最近食べ物が頻繁になくなるらしい。すいまさんがあやしい! っていうんですが、あの本読んでるすいまさん、あからさまに知らんふりするすいまさん、自分が食べたのはひとつだけと、逃げになってるんかどうかわからん逃げを打つすいまさん。ほんと素晴しいですよ。食べ物をちょくちょく失敬してたのは、押し入れに潜んでいたメリノ種のお姉さん。長、なのだそうです。すいまさんやふみんさんを統括する、そういう人なのかな? この人自身は、なにかができるわけでもないみたい。普段は寝てます。できることはというと、すいまたちのサポートだという。あのスケスケネグリジェ、この人の仕業だったのか! いろいろ思わせぶりで、結局は食べるだけ食べて帰っていった長さま。なんだろう、その身勝手さもまた魅力でしたよ。

『ふぉりぼら』は、登場人物増えましたね。幽霊のときわだけでも問題なのに、天使? ナルシアノというのまでやってくる。玄関からやってきて、拒否したらベランダから入ってくる。くぬぎを連れていこうというんですが、くぬぎまだまだ元気。本部? に確認したら、手違い? もう帰っていいっていわれた。そんな出会いだけど、ときわとナルシアノ仲良くなって、ちょっとわいわいやったら隣人たかねさんが怒る。この人もベランダから入ってくる。で、なんだかんだで面倒みてくれて、この人、ひとつ上なのか。だんだんに状況ができあがっていきますね。

『ムシヒメ』、おおう斬新ですね。ムシヒメなるタイトルから、虫愛ずる姫君みたいな話かと予想したらば、全然違った。本当に虫の姫様、葦原蟲国の姫、ルリというんですね。幼少の頃、カマキリに襲われそうになっていたところを七草あやめに助けられた。それで、あやめを運命の人と決めて、こうして人の姿になってやってきたというんですね。いやいや、私、女だから。またまたご冗談を。この姫君のキャラクター、ちょっと人を食ったところ、これ面白いなあ。じいやカメリアがムカデ、家臣のカイコなどなど、虫がばんばん出てくるので、苦手な人にはつらいかも。けど、姫の人の悪さ、これは実際面白くて、寄生虫には脳に寄生するものも云々、元の姿は蛾です、もうめちゃくちゃ面白い。つかめないよなあ、こうした思いもしない返しが期待されるの、実にいいと思います。とりあえず自然界ではメス同士でも子をなすことがある、これ本当らしいですよね、それで姫の運命の人というの継続なんですが、ちょっとこの先、期待しますよ。面白そうです。

『プレフレ』は樹が病欠。それで楓と椿が見舞うっていうんですね。そうしたらコワモテの男性が出てきた。もしかして彼氏? いやいやにーちゃんですってさ。しかしこの兄さん、めちゃくちゃ面白い。椿とはもう知り合いなんですね。しかもかなり打ち解けている模様。紅茶の方が好きという不躾発言の椿に、知ってて出したんだよ、ああ、なんて仲がいいんだろう。で、このお兄さん、妹のこと大好きなんですなあ。しかし、兄ちゃんの椿の扱い、徹底してて、もう面白い。バカにしてるって怒ってるけど、すごく気に入られてるよね。今回は、今回もっていうべきか、椿が可愛いかったですよ。楓のいう、素直にいわないとこが可愛い、樹もいう、椿は守ってあげたいなあ。ほんと、椿の可愛さがあっちでこっちで、ほんと、炸裂しまくってました。そして兄ちゃん、ちゃんとお礼を用意してる。椿の好きな紅茶、買ってきてくれてる。ほんと、愛されてるなって思いますよ。

  • 『まんがタイムきらら』第11巻第2号(2013年2月号)

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