『まんがタイムファミリー』2013年3月号、発売されました。表紙は『ぽちゃぽちゃ水泳部』をメインに、雪の日ですね。カツ代がアヒルの雪像、作っています。座り込んでの作業、手にはミトン、耳にはイヤーマフ、暖かそうにしていて、いい感じですね。そしてもうひとつ、『ココロ君色サクラ色』、葉介が小春に小さな雪だるま渡しています。愛が溢れてますね。
『ひかり!出発進行』、よいなあ。ボランティア駅長やってる能島ひかり。話題づくりに、一日一本決まった電車にお見送り。構って欲しいんだと図星をつかれて照れてるひかりが可愛いですね。さてさて、バレンタインデーですよ。男性に大人気のひかり、写真撮影会の様相呈してまして、なにごとかと思えば、話しかけるとチョコレートもらえるという。しかし彼ら、メインはばっちり電車という鐡の人々。その鐡の様々、それが面白かったです。そしてひかりのチョコレート。ひとりひとりを思って、ひとつひとつが特別に用意されたプレゼント。いや、もうほんと、なんだか気持ちがあたたかい、そんなエピソードですよ。最後にふたたび戻ってきたお見送り、あれもいい落ちになってました。そうか、テレビに出たいんだ。
『教師諸君!!』は、西名先生の気になる季節イベント。2月のイベントというのですが、はたしてそれはなんなのか。祈年祭、伊勢神宮の式年遷宮というんですが、これ、大工技術の保存という意味でも重要らしいですよね。そこで遷都についても触れられて、神事の関わり。マヤの都市なんかにも飛ぶ。すごいぞ、ワールドワイドです。で、この中南米からチョコレート、バレンタインにも話は流れて、驚きの展開でした。しかし、色気のないバレンタイン。実によい感じです。最後に触れられた3月、年度末の大イベント。これは学校行事のことなのか、それともまた違ったものなのか。振りになってるんですよね、これ、多分。この続き、どういう風になるのかなあ。楽しみですよ。
『うのはな3姉妹』は、おおお、南田くん、頑張りましたね。どうしても桜と同じ大学にいきたい。その一心から、あらゆる可能性に対応できるようオール5を突き進む彼。いや、もう、健気です。一方、桜は体育以外はオール3だというんですけどね。しかし、今回の南田くん、桜が豆腐屋やるなら俺も手伝う、ダイレクトに気持ち伝えんと頑張って、実家のスーパーマーケットはどうする? 父に対しても、きちんと思いを伝えていく。なんか、すごいぞ、見違えたぞ、南田! ほんと、見違えましたよ。落ち込む桜を元気づけようと頑張る。悩みがあったら聞く、桜の側には俺がいるぞ、しっかり気持ち伝えましたよ。かくして進路も決まって、ええ、ふたりのこれから、うまくいったらいいなって思いますよ。頑張りたまえよ、南田くん。そう思わないではおられませんよ。
『博士の白衣女子攻略論』、おお、しっかり仕事のお話だ。ちょっとシリアス風味もまじえて、基本はコメディ、楽しく科学の現場のいろいろ知ることのできるという魅力満載、あとイジられる白銀くん、あれやっぱりちょっと嬉しいのかな。うん、嬉しいんかも知らん。そんな感じがする。そして、職場に響く謎の音。エーテルが気化して瓶の蓋を飛ばすというんです、なぜそんなことになってるのか。エアコンの吹き出し口動かしたから、というんじゃなくて、忙しさのために試験済みの器具が出しっぱなしにされていたから。で、これら一連の出来事がちゃんと最後にまで繋がるんですよね。細菌の検体がひとつ行方不明。丹沢さんが2日前に受け取ったきり、置きっぱなしにされていた。2日たった検体はもう使えない。それで丹沢さん落ち込んで、でも再発注で済みました。あの、肩すかしのとこの丹沢さん、ちょっと可愛かった。でもミスはミス、ミスの原因になったのは急がしさのためだろう、人手が欲しいという話になって、ということは、新しく誰かが採用されたり異動してきたりするのかな? なにか新しい動きが見られそうで、これはちょいと楽しみですよ。
- 『まんがタイムファミリー』第31巻第3号(2013年3月号)
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