2013年1月21日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2013年3月号

『まんがタイムきららMAX』2013年3月号、昨日の続きです。

『コスプレの神』、中古衣装屋さんにコスプレ衣装を見にいくというのですが、こういう店、あるんですね。昔のアニメの衣装がたくさんあるといって、すごく喜んでるしず。とうかはさすがというか、やたら詳しい、って、それ中年に差し掛かろうというくらいのラインナップじゃないかあ。闘仙学園だからタ行で衣装を探していたら、それバトルアリーナと読むらしい。うん、こういう話、ありますよね。あと、いろいろ元ネタがうかがえる胡散臭いコスプレもたくさんあって、面白かったです。気にいったネタは、いおの裁縫の技術ですよ。得意になった理由が、もうね、服を身にあわせているうちに得意になった。すぐ大きくなるからと大きめの制服を買ったのに、結果的に自分でお直しすることになった。ええ、地味なんですけど、面白かったです。

√中学生』はマラソン大会。体操着、萌えの巷ではブルマやスパッツが人気ですが、私は長めの短パンが一番可愛いと思います。うん、こういうの。さて、月まわりの面々、皆運動が苦手なんですね。例外はアルネ、琴の申し出、アイスにつられて走る走る。うん、さすがなんだけど、本来の任務を忘れてる。その残念さ、大変に魅力的と感じますよ。最後にバテバテの鞘ちゃん。あのへばり具合、いやもう、最高に魅力的でした。可愛いなあ、もう。

『せなかあわせのプリズム』、ふたごのお嬢さん、江戸塚小栗と小巻の姉妹、転校してきて自己紹介、いきなり大阪からきたとか大嘘ついちゃう小巻。どうも妹が曲者っぽいですね。クラスの女の子、リカと鈴蘭、仲良くなりまして、鈴蘭、すずですね、驚くほど素直なお嬢さんです。このふたり、幼なじみ。対して小栗、小巻のふたりは、転校を繰り返してきたから幼なじみとかいないっていうんですね。小栗、幼なじみへの憧れを語り、夜、小巻がそれが寂しいと泣く。小巻、にぎやか、元気、そんな子かと思ったら、意外にナイーブ。こうした多面的なところ、よさそうかも。ええ、意外な側面、表情、期待できそうに思いますよ。

ふわふわ科学』。ミソラの財布が大ピンチですってよ。そこにチエから助け船ですね。ウチでバイトする? 町の電気屋さん、槙島商店でお仕事ですよ。しかし、店番してるチエちゃんのお出迎え、可愛いなあ、実はこの子大好きなんですよ。若干謎めいて、人食ったところもある女の子。クールな目付きも素敵です。で、そんな子がエプロンして出迎えてくれる。おお、テリブル、ですよ。ミソラが労働力として駆り出された理由、判明です。ご近所さんからテレビと蛍光灯の回収をする、ええ、力仕事ですね。回収の途中、蛍光灯をすっぽりかぶってしまったサツキに、チエのいう切るしかない、もう最高です。今回のトピックは、電気屋さんの日常、ではなくて、リサイクルですね。蛍光灯は水銀を使ってるからちゃんと処理しないといけない。またレアアースも使われてる。蛍光灯やモーター、ヘッドホンなどの磁石もレアアースを使ってる。レアメタル、レアアースの区別についても触れられて、またこれら希少な資源を長く使っていくためにリデュース、リユース、リサイクルを意識しよう、などなど。科学的な知識だけではなく、そこから発する社会のこと、広がりがあって、読みごたえありました。

  • 『まんがタイムきららMAX』第10巻第3号(2013年3月号)

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