2013年1月3日木曜日

ガールズ&パンツァー

 アニメ『ガールズ&パンツァー』の放送は昨年末に無事終了して、あとは最終2回の放送、3月ですか? それを待つのみといったところでありますね。とはいうものの、私はBDを購入しているので、余裕で夏くらいまでは継続確定しているわけですが、さて、1月はBDの発売、ありません。見てみれば関連商品、本とかそのへんの類ですね、これらも2月になるまで出ないようで、ということは、2月末にはどばっと一気にくるわけか。BD/DVDが出ます、それから漫画も出ます。フラッパーシリーズの2巻とリトルーアーミーの2巻。同日発売の模様。このタイミングにまとまってくるのは、3月の放送を心待ちにしている面々には、ちょうどいいかも知れませんね。

さて、漫画版、読んでますよ。秋山優花里の目から見た大洗女子の戦車道、というわけで、アニメとはちょっと違う描写、楽しむことが可能です。ちょっと違う、というのは、生徒会のプロパガンダビデオや戦車探しはもう終わってしまっているところからスタートするとかですね。蝶野亜美教官がやってきて練習試合が行われる日の朝、いよいよ戦車道の授業がはじまると興奮している優花里や、あまりにハイになってる優花里をたしなめる母。戦車に対する愛がありあまりすぎて、孤立してきたこれまでの優花里の様子、アニメよりもしっかり描かれとりますね。また優花里の憧れの人、西住みほ殿についても優花里の感想加わるなど、一味違ったものになっていて、これは優花里視点のメリットですよね。危険な場所にも飛び出していくみほを案じ、戦車隊を率いるみほにプレッシャーがかかるのではないかと気遣う。またこれから戦う敵戦車に浮かれてしまった自分を反省する、みほの作戦を遂行できない自分たちの未熟を苦く噛み締める。ええ、アニメではあくまでも車長であり隊長であるみほの内面が描かれるの対し、漫画ではみほを支える乗員としての気持ち、それが表に出てくるというのですね。

こうしたところ、アニメをよく補完してくれている、そういう感じがあって気にいっています。映像では描かれていたけれど、あえて言葉にはされてなかったろうところ、これ同じ脚本をベースに描いてると考えていいのかなあ? 聖グロリアーナ戦で生徒会チームと1年生チームが狙われている。派手なカラーリングのせいだ! っていうのね、まあいうまでもないんだけど、そのへんが明示されていたり、あと学内練習試合での肩を蹴って進む方向を指示するっていうところがですね、さすがIV号! 足が届かないぜっていうのね。ちゃんと棒を使って合図出すようになってるんですね。ええと、これ実際の戦車でもそうやってたって聞いてます。アニメでは映像映えするからと多少の誇張なんかもあったけど、漫画では地味でもちゃんと描く、そういう違いもありそうですね。

ここからは聞いた話なんですけど、アニメでは描かれなかったアンツィオ戦、それが漫画では描かれてるんだそうですね。かわりにサンダース戦が省略されているって聞くんですけど、だとしたら本当に漫画はアニメを補完するものととらえるのがよさそうですね。というわけで、2月には発売される第2巻、ええと、聖グロリアーナの後半と、それからアンツィオが収録かな? アンツィオは全部終わらないかも知れないなあ。はやくアンツィオ戦の戦況展開どうだっか知りたいなあ。ええ、やっぱりアニメのあの描写じゃものたりないですよね。楽しみですよ。

BD

DVD

書籍

  • 才谷屋龍一『ガールズ&パンツァー』第1巻 ガールズ&パンツァー製作委員会原作 (フラッパーコミックス) 東京:メディアファクトリー,2012年。
  • 才谷屋龍一『ガールズ&パンツァー』第2巻 ガールズ&パンツァー製作委員会原作 (フラッパーコミックス) 東京:メディアファクトリー,2013年。
  • ひびき遊『ガールズ&パンツァー』ガールズ&パンツァー製作委員会原作 島田フミカネ,京極しんイラスト (MF文庫J) 東京:メディアファクトリー,2012年。

CD

戦車

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