2013年1月4日金曜日

脱出アドベンチャー 旧校舎の少女

昨年末でしたね、『アイカツ! シンデレラレッスン』の体験版でもないものか、ちょいとニンテンドーeショップに潜ってみましたらば、おお、ありましたありました、『脱出アドベンチャー 魔女の住む館』なる気になるゲームを発見したわけですよ。これ、なにが素晴しいかというと、ヒロインですよ、ヒロインが素晴しい。なにこの美少女!? 超D☆Vじゃないか! 驚愕しまして、調査開始、アークシステムがリリースしているシリーズもののゲームと判明。とりあえず『魔女の住む館』体験版をダウンロードしつつ、新年のお年玉セールにて旧作『脱出アドベンチャー 旧校舎の少女』が100円引きという情報もゲット。ああ、じゃあそのセールにのっかてみようかね。年の明けるのを待って、『脱出アドベンチャー 旧校舎の少女』、購入してみたのでした。

これ、アドベンチャーゲームとはいいますが、実質はパズル? そういった感じのゲームです。一応アドベンチャーパートがあって、ヒロイン時野若留が友人たちとの会話から、学校に伝わる七不思議、その情報を集めたりもするんですが、これはもう単純にテキストが流れるだけです。選択肢があるわけじゃない、聞き込みを自分でするわけでもない、ここで得られた情報が攻略に役立つなんてこともない。フレーバーですよね。行動が限定された状況でアイテムを探し、パズルを解いて密室から脱出する。そうしたゲーム部分に意味や目的を持たせるための、ただパズルを解くだけじゃ単調になりかねないゲームに、味付けとしてのストーリーを与えるためのものでしかありません。

とはいうものの、その味付けに過ぎない時野若留のビジュアルに興味を持たせ、購入までに漕ぎ着けさせたのだから、その戦略は実に正しかった、そういわざるを得ないかも知れません。

時野若留、おじいちゃん子。眼鏡、ボブ、なんか腕やら腰にごちゃごちゃつけてる。機械ものの分解が大好きという、ああ、実に魅力的なお嬢さんではないですか。その左腕にはめているのは、祖父から譲り受けたというツール内蔵腕時計。各種ドライバーが、ルーペが、ナイフが飛び出して、密室脱出時に大活躍するというんですね。機械をばらし、細部の観察、ギミックの操作をしようとするその時に、アニメーションでツールが飛び出す! おお、なんかかっこいいぞ。ええ、なんのかんのいって、こうしたケレン味、嫌いじゃないのですよ。

ゲームの構成はというと、4章にわけられたストーリー、各章にふたつ、ないしはみっつほどの探索パート、分解・パズルパートがあるって感じですね。探索パートというのは、主に密室に閉じ込められた状態のこと。周囲を見回し、タッチパネルで調べたい箇所をタッチしていくというパートですね。操作盤などのギミック発見や、またそのギミックに辿りつくのに必要となるアイテム収集など行います。そしてギミック、パズルを解くのですが、めちゃくちゃ難しいというほどではない。そこそこの難しさ。とりあえず2章までクリアしてるんですけど、わからなすぎて投げたい! そういうことのない、けどそこそこ考えて、ああかな? こうかな? いろいろ試してクリアする、ほどよい達成感の得られるバランスに仕上がっています。

もともとが700円、1月6日までは600円ですね、それほど高いゲームではありません。それでこれだけ遊べたら充分よね、ええ、結構気にいってる感じ。これは『魔女の住む館』までプレイしそうだな、そんな予感がしていますよ。

あ、そうそう。ゲームの紹介に旧校舎に閉じ込められた若留たちは、無事脱出することができるのか? なんてありますけど、4章なら4章の間、ずっと閉じ込められっぱなしってことはありませんので、そのへんはご安心を。閉所恐怖とかがあって、閉じ込められた状況が続くとかきついわー、みたいな人でも問題なく遊べると思います。

メーカー公式

Nintendo

引用

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