2015年8月4日火曜日

ジョイメカファイト

 クラブニンテンドー、終わっちゃいましたね。ハードやソフトを購入するとたまるポイント、それでサントラやらグッズやらいろいろもらえるというサービスだったんですが、この手のサービス、もうはやらないのかも知れませんね。かくして終わったクラブニンテンドー。最後の最後に、ポイント交換できる商品ずらっと提示されて、まずは『ニッキーの旅するクイズ』でしょう? そして他にはなににしようかなあ。いろいろ見て、考えて、『ジョイメカファイト』のダウンロード、それを選んだのでした。ファミコン時代のゲームの復刻、Wii U用ソフトです。ほんとならハードがないといって選べない、そんなタイトルだったんですが、あれ? なんでだろう? Wii Uがあるよ!? かくして、『ジョイメカファイト』、もらって遊ぶことができたのでありました。

『ジョイメカファイト』、実は発売された当時には、ほとんどゲームしておりませんでね、その存在も知らずにいたんです。けれど、ずっとずっと後のことですよ? バイト先の控室に置かれていたゲーム機にファミリーコンピュータがあって、バイト仲間のゲーム好きが、近場の中古ゲーム店から適当にピックアップしてくる。その中に『ジョイメカファイト』があったんですね。

格闘ゲームです。ファミコンで格闘ゲーム!? シンプルなキャラクター、体に頭、手足のパーツがつながってない、そんな大胆なデザインのロボたちがですね、持てる技を駆使して戦う。基本技があって、それぞれ4種の必殺技を持っていて、どれもわりかし地味なんですけどね、けどこのシンプルさゆえのよさがあったと思っています。ゲージがあってスーパーコンボがあって、空中コンボでどうたらこうたら、みたいな派手さは皆無。かわりに、誰でもとっつきやすい。必殺技のコマンドも簡単で、そんなに苦労せずに出せるから、遊びはじめるまでの関門が少ない。かといって簡単なゲームというわけではない。うまく操作し、うまく主導権をとらないことには勝てない、そんなゲームで、またキャラクターごとの個性の違いで、有利になったり不利になったり。ストーリーモードで出会う多数の敵ロボたちの戦いに、このキャラにはこいつでいく、そういった工夫、選択、試行錯誤も楽しいゲームであったのですね。

我々の間では、スカポン最強説がありました。これ、最初に使うことになるロボなんですけど、これが結構な使いやすさで、最後の最後に待っている強キャラ相手にも、熾烈な攻撃をかわし、時にカウンターをとる。常に優勢をとるのは難しいとはいえ、充分に戦って勝つことができる。というかむしろ、スカポンじゃないと無理じゃない? いや、それは我々の間だけのことなのかも知れませんけど、いや、それでもやっぱりスカポン強いんですよ。かくして、私のメイン使用キャラは、今となってもスカポンなのでした。

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