『まんがタイムきららキャラット』2015年2月号、先日の続きです。
『カスタムメイド!』、いいなあ。マサキが実家に帰省。ユウ、理由をつけてマサキの家にいくっていうんですね。マサキの忘れものを届けにっていうんだけど、家の前で固まってるってんですね。1時間で戻ると運転士にいった、その1時間を立ち尽して過ごしてしまうという。そんなユウを見付けたのがマサキの姉。うお、可愛い。モトキっていうのか。ユウのことめちゃくちゃ気にいっちゃって、しかしこのお茶目なお姉ちゃん、グッドですよ。そして弟カツキも登場。可愛がられてるのだなあ。あの沈黙、あの間がたまりませんでした。しかし、ほんと、ユウとマサキ、いい関係築きましたね。ええ、ふたりとも、泣くこたあない。ちょっとの間じゃないか。と思うのは、自分の淡白さゆえなのかも知れませんね。
『Aチャンネル』、扉のお姉さん! 素敵! って、ちょっと待て。なんか入れてるだろ。ありのままで、ありのままでいこうよ! ねえ! めちゃくちゃ面白かったですよ。るんちゃんが兄の部屋を襲う! お兄ちゃん、私には怒らないし。もう、思いっきりのびのびと兄の留守中に踏み込んで、あっちをこっちを捜索。探してるのはドライバーなんですけどね、違うものが出てきそうとトオルが心配してるのがおかしくて、そして変なもの出てきちゃうから、困ったな、これ。兄貴、ギャルゲーマーなのか! いや、ゲームじゃないかアニメっぽいな。猫耳少女への愛が押し入れに詰まっていて、るんちゃんがね、なんかいつものるんちゃんじゃないみたい。自由なんだけど、好き放題なんだけど、けどちょっとなんかお姉さんっぽい? あるいは、これが妹としてのるんちゃんの姿? なんかすごく可愛くて、ちょっとハマるかも。あの抱き枕のくだりとか、最高でしたよ。しかし、兄貴さん、どういう反応なさったのか、ちょっと気になりますよね。愛しの妹が猫耳よ!?
『まちカドまぞく』、もう、本当に、滅茶苦茶面白い。シャミ子、その才能については母も疑問に思っているレベル。そんなシャミ子の面倒を見てくれるのが魔法少女である桃で、けどなんでなんだろう。単に可愛いと思ってるから? それとも舐めてかかってる? そう思ってたんだけど、違う、違ったんですね。そうか、魔族として覚醒したシャミ子のこと、監視してたのか。けど、あんまりにいい子だから、なのにあんまりに弱いから、心配して、気を揉んで、ああ、この桃って子も、すごくいい子だなあ。魔法少女には容赦のない人もいる。シャミ子がそういう子に出会ったら、もう目も当てられないことに。だから、シャミ子の力を引き出そうと、ちゃんと魔族としての能力が使えるようにと、レクチャーまでしてくれるんですね。自分のステッキを貸す。アドバイスもする。桃のキーワードはフレッシュピーチハートシャワー。あまりのギャップに笑っちゃったんだけど、シャミ子のはもっとすごかったなあ。みんなが!! 仲良く!! なりますようにー!!! なんていい子なんだ。もう、思わず泣けてきちゃうくらいにいい子で、ほんと、これがシャミ子の本心で、シャミ子の真実なんだろうなあ。ほんと、桃とも仲良くなって、しあわせな明日を掴み取って欲しいなあって思ったんですよ。
『ばーどすとらいく!』、これも面白かった。ひたき、クリスマスの雰囲気に当てられて、バイトの稼ぎをもらった尻から使っちゃう。自分のためにじゃんじゃん使って、それで最後にあとりとクルのプレゼントを買おう! なんていい子なんだ! けど、金がもうない。あとりのプレゼントを買うか、それともクルのを買うか、悩んで悩んで、いや、しかし、ほんと、そこまで思い詰めることないよ。ほんと、いいやつだなあ。ウートカ、せっか組が面白かったですよ。そんなひたきを見掛けて、策を巡らせる。ほんと、あとりもしあわせ。クルもしあわせ。ひたきは微妙? 本格狐狩シミュレーション? ギャルゲー渡されて、怖ろしいな。人外ヒロインが超かわいいってやつか。クルのいう贈り物の習慣、なるほど鳥の習性をそのまま引き継いでるようですが、さすがにあれはきついな……。御勘弁だ。かわりに生え変わった冠羽を髪飾りにしてプレゼントして、ええ、このプレゼント交換の風景、そのさいわいさ、実によかったです。総統も浮かれて、けど総統は残念でしたね。なんか、ちょっと可哀想かも、でしたよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第11巻第2号(2015年2月号)
『まんがタイムきららフォワード』2015年2月号、発売されました。表紙は『ハナヤマタ』でありますよ。お正月ですね、羽根つきですよ。着物を着てナルとハナが羽根つきしてるのはいいとして、おお、ナルは随分羽根を落としたようで、顔に墨のあとがしっかり描かれて、それもまたキュートです。向こうにははしゃぐハナの姿が、お、ハナは墨のあと、ないんですね。ナルの羽子板、柄がヤヤでして、そしてハナのは来年の干支、ひつじであります。めぇ〜とかいってんの。ほんと、可愛い羽子板ですよ。
いってきました、大スター宮いちごまつり! いやね、早起きできない自分が朝一番の上映をネットでもって押さえて、階段から落ちながら早起きして急いで劇場に向かったら、なんと、まだ開いてなかった。それはいいとして、まさか上映機器トラブルで映像が出ないとか、そんなことになろうとは思いもよらぬことで、いや、けど、しっかり見てきましたよ、『劇場版 アイカツ!』。でもその後、立て続けに『
封切られましたね、『劇場版 アイカツ!』。3年目にして初の映画化。1年目からの主人公、星宮いちごをメインにして、2年目のライバル、ドリアカメンバーも取り上げ、さらに当然として3年目メンバーにして新主人公である大空あかりも登場する。そしてもちろん美月さんもといった具合に盛り沢山な内容が予告されていて、さあ大スター宮いちごまつりはいかなるものになりますでしょうか。ええ、てなわけで、私、明日見にいきます。
季節のものでありますよ。『サンタクロース・オフ!』。タイトルからもわかるようにサンタクロースものなのでありますが、おお、これはまた独自のサンタクロース像を打ち出してきましたよ。サンタクロースというと、赤い衣装を身につけて白い大きな袋を担いだ白髭の爺さまが思い浮かぶところでありますが、この漫画においては、小さな、妖精を思わせるような女の子として描かれて、しかもプレゼントを届けないときた。ええ、まったく新たなサンタクロースを創出してきたというのですね。そんなサンタクロースたちと、人間の女の子たちの交流を描いたクリスマスもの、というか、クリスマスが終わっても普通にいるし! ええ、とにもかくにも一般的なサンタクロースものとは一線を画している漫画なのであります。
『黒森さんの好きなこと』、タイトルだけは知っていたのですが、読むのはこれがはじめて。ええ、単行本になりまして、書店で発見、おお、これは買っておきたい。買いまして、読みまして、いやあ、黒森さん、可愛いじゃないですか! ちょっと中二な、私ってこんなに黒かったりするのよ、みたいな、そんな雰囲気もしないでもない黒森さん。大人になって振り返った時に、いわゆる黒歴史だといって恥じたりするんだろうか。ああ、黒森さん、素晴しいな。と、ちょっと穿った楽しみ方はいいとして、黒森さん、他人の不幸が大好きだっていうんですね。ええ、タイトルにいう好きなこと、これ、他人の不幸であるんですね。
