『まんがタイムジャンボ』2012年8月号、昨日の続きです。
『かみおとめ』、驚きました。前回からきっちり続いてきて、神社に捨てられていたわんこ、ころ助。もとの飼い主にころ助の想いを届けようっていうんですね。目指すは沖縄。途中途中神様が中継してくれる、って、WWWみたいだ。神様次第だから、到着までどれくらいかかるかわからない。そんなのんびり中継なんですが、めしあ、神様たちにも愛されとるんだな。がんばってがんばってと言葉かけてもらいながら沖縄まで到着して、そして気持ちはしっかり伝わって、いい話でした、で終わらさなかったのがよかったですよ。…簡単に命を他人に託すような人に命を預けたくないよ
、この言葉、これがあるのがよかったと思います。
『乙女ほるもん』は夏、カラー、そして水着と、かなりの見せ場用意して、まずはミミ、そしてハナ、優。なるほど、本編ではああだったけど、そこを曲げてあえて優の見せ場作っているのですね。割り切りです。で、次のページ、この制服がよいじゃありませんか。あのニットのベスト、可愛いよね。暑くないのんかなあ、みたいに思ったりもするんですが、あの地味な色味、それがよいなって思うわけですよ。優がよい、そしてハナもよい。とてもよかったです。さて、海です。ミミ満喫する、ハナ女子力を意識する、優コンプレックスを癒される、そんな内容。いや、でも、もう、女子力、この人、なんのかんのいってモテモテよね。いや、でも、優さんがよかったです。ミミはもっとわがままでもいいです。
『マネーちゃんず』、面白いです。今回は、泉に投げ込まれるコインたちですよ。優雅に見える五百円玉だけど、なんか微妙に状況しょぼくて、しかし面白かったのは緑青の塊ですよ。十円玉、えらいことになってる。確かに十円玉は見事に錆びるよなあ。基本、話をしている硬貨たちはひとりづつではあるんですけど、実際は何人もいるんだっていうのがおかしい。十円玉、少なくとも三枚は緑青の塊になってるのか。かと思えばボウフラの殺戮してるのもいる。おかしいわ。へんてこ、けど面白い。なんともいえん味わい、それがよいです。
『ラン様の放課後遊戯』は、有太とりら以外の人物でてきて、小野さん、じゃないや、相田さん。この人の悩みを解消、願いを叶えようというんですが、なんともいわれん感じに叶ったのはよいとして、その記憶、消してしまうんですね。ラン様、過去になにかあるのだろうか。そんなこと思わせる描写、あんまり悲しい話じゃないといいなあ。なんて思ったりしたんですね。
- 『まんがタイムジャンボ』第18巻第8号(2012年8月号)
引用
- 桐原小鳥「かみおとめ」,『まんがタイムジャンボ』第18巻第8号(2012年8月号),100頁。
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