2010年4月6日火曜日

YAMAHA ファイフ YRF-21

 どんどん楽器が増えていきます。最近では、なんちゃって三線が手に入ったといっていました。少し前にはキーボード買ったとかいってましたね。もちろんGZ-5もなんちゃって三線も、ちゃんとした楽器というにはあまりに簡単なものであるのですが、それでもそうした簡単な楽器には簡単なりのよさっていうのがあるのです。なんてったって気楽です。そのへんに転がしておいて、気が向いたら手にして弾く。身近にあって、気を張らずに楽しむことができる。このお手軽感は最高です。そして、そうした楽器がもうひとつ。それはファイフであります。

ファイフといってもなにかわからない人も多いかと思います。ファイフ、これ横笛ですね。以前、YAMAHAの総合楽器カタログ見ていた時に、リコーダーのカテゴリーに横笛あるの見付けまして、それがファイフ。小さなABS樹脂製の笛です。その時には買うまではいかなかったのですけど、面白そうだと興味を持って、記憶にとどめていたのです。

といったわけで、買いました。買ったのは2月の末。私は管楽器はサックスとリコーダーを吹くのですが、できればそれ以外にもできる楽器を増やしたいなあと思ったりしてましてね、それはトランペット欲しいなと思ったことがおおいに関わっています。いやね、新しい楽器をやってみたいという気持ちが起きちゃったわけですよ。けど、ほいほい簡単に安くもない楽器を増やすのは危険。途中で投げ出しちゃったら、もう目もあてられないじゃないですか。だから、手を出すに出せなかったんです。

その点、ファイフはうってつけでした。この楽器、千円そこそこで買えてしまいます。投げ出したとしてもダメージは小さい、美点です。構造は簡単、いわばただの樹脂の筒です。キーなどのメカニズムがついてないから、メンテナンス性に優れている、これも美点です。そして小さい。ソプラノリコーダー程度の大きさ。そこらへんに転がしておける、美点です。気が向いたら手にして、ふーふー吹いて、疲れたら片付けてまた転がしておく。この気楽さはもう本当に最高であります。

ひと月ちょっとですかね、毎日は吹いてないんですが、気が向いたら鳴らしてみて、とりあえず音は出るようになった、タンギングもできるようになった、第1オクターブなら簡単なものにかぎりなんとか吹けるようになった、というところでしょうか。けれど、音はまだきれいじゃない。息のノイズが多くて、これは無駄息が多すぎるということでしょう。このあたりは、慣れるしかないなといったところ。とにかく、長く続けるしかありません。

ファイフが吹けるようになったら、フルートにステップアップしたいな、なんて思っています。フルートが吹けるようになったら、ボサノバやりたいなあ。まあ、このあたりはただの願望ですね。けど、夢やら目標やら持って、続ける。それでいろいろ吹けるようになったら嬉しいなあ。と、この嬉しいと思う気持ちが私をさらなる器用貧乏へと追いやるみたいです。

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