『まんがタイムきららミラク』2015年1月号、昨日の続きです。
『リメインズ・JC』、巨大台風がきちゃいましたね。まさかの堤防決壊。水が学校にも押し寄せてきて、ああ、るいよ。堤防の様子を見にいってしまったばっかりに……。まあ、戻ってくるんですけどね。畑が全滅。あの宮田の無謀、けれどその悲愴な決意は忘れられません。今回はひまりがメインといった感じですね。ちんまい子。けれどこの子がなるほど優秀。ひとり隠れてなにかしてる、まさか食べ物を独り占めしてるのか!? と、るいはいぶかしがるんだけど、なんと勉強してたのか。なんと、桐島よりも成績よかったのか。なんと、テストの結果、いつも10位以内だったのか。素晴しいな。一気に魅力が増した! ところでここで気になる言葉、あの大火事というの、もしかしてそれが彼女らの生活を一変させた? 少しずついろいろと語られていくんですね。そしてそのうちに、彼女らの人となりなんかも含まれるのだと思います。
『アンネッタの散歩道』は、なんか大変なことになっていますよ。どうも嵐が近付いているみたい。空模様見ながらそんなこといってるんですが、冗談みたいにしていたら、風に吹かれてメイヴが飛んでいってしまった! 取り乱すモリー、この子にとってメイヴがどれだけ大切か、彼女の背負っている村、そのコミュニティもまたモリーにとっての大事なバックボーンになっている。そうしたいろいろがうかがえて、と思っていたら、メイヴ、なんと、違う妖精たちの集落にて助けられて、ああよかった、そう思ったら、おおう、記憶を失ってしまっているというのですか。彼女が自分についてわかっていることはというと、小鳥や動物たちと話せること、そしてかたわらにあった剣が自分のものであるということ。剣の腕、それが確かと証明してみせて、そして近々開かれるというお祭りに参加すると決めて、しかし、メイヴの旅にこの出会い、どういう化学反応を示すのか。おおいに期待されますよ。
『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』、これ、面白い。MMOで同じ学校に通う子と出会った牧野夢子。ところが彼女が学校で見つけたその子は、ゲーム内とは全然違う内気な人見知りだったっていうんですね。中村あずき。人見知りがすぎて、夢子の前で泣いてしまうほど。けれどフレンド登録したんだから学校でもお友達、夢子の情熱に押されて、ええ、泣き顔だけどいい表情でした。しかし、夢子の家に遊びにいくのはいいけど、ノートPC持ち込みなんだ。チャットだと饒舌。けど、夢子がタイピング遅いせいで、片やチャット、片や声で返事なんだ。おかしいなあ。あずきの操るあんこによるチュートリアル。これ、なんでだろう、読んでるだけで楽しかった。途中で、アクションで踊ったりして、おかしいなあ、最高だ。そしてボン・キュ・ボン、夢子の初勝利。ちょっとした達成感あって、あずきが初心思い出したり、そしてここぞというところで助け船出したり、ええ、いいコンビネーション。ふたり、いい友達になったらいいなあ、といったところで、なんと夢子にトラブル。他人の獲物を横から奪っちゃった! はたしてどうなる? 友達になるのん? 緊迫しつつ次回へ続くですよ!
『ゆずりはコーポレーション』、薫の弟妹を虫取りに連れていくっていうんですね。亜紀乃先輩のお父さんが、キャンピングカー借りてくれたのか。目的地までの途上、売り上げについての会議をやるんですね。ああ、やっぱり下がってるのか。多分、静流が最初に高いの買ってくれた、それが影響してるんじゃないかな。しかし、この会議にクールな妹羽音も参加して、びしばしゆずりはに駄目出しする。いかすな、この妹。オーダーメイド品を作ってみようか、など、いろいろアイデア出て、ああ、うちのペットをモデルに作ってほしいとか、ありそうですよね(あります)。ライバル、ジニーがゆずりはマスコットを作ってほしいとか、ああ、これ自分も欲しい。こうして、会社の話をしっかり進めながら、虫取りの風景描いて、そこではゆずりはと彩音のコミカルさ、そして娘亜紀乃のことを見守っている親御さんの暖かさが押し出されてくる。ええ、こうした要素があるのもいいと思っています。ところで、あのケムシ、昔テグスでひっぱるこんなおもちゃありましたよね。
- 『まんがタイムきららミラク』第4巻第1号(2015年1月号)
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