『まんがタイムきららキャラット』2011年3月号、昨日の続きです。
『inote! — アイノテ!』は、ラブレター話であります。ななせの下駄箱にラブレターが入ってた。それを見て、当然女子からだと思ってるななせっていうのもすごいものがありますね。過去、どれほどに女子からのラブレターを貰い続けてきたというのか。ですが今回は、はじめての男子からのラブレター。それだけでも驚き、話が動き出そうものですが、よりによってカヤコに目撃、現認されてしまっている。口止めしても無理。ななせがおおいに悩んでいるというその最中、あちこちにいいふらしているっていうのね、むごいわ。しかし、放課後、ラブレターの男子と会っている最中にどしどし押し寄せてくる娘ども、めちゃくちゃ面白い。あの、ちえたちと喧嘩して、ななせのファンになった彼女もやってきて、竹刀装備って何事。その上、竹槍、バットか? さらにやってくるっていうのね。ほんと、面白かったです。
『アクアリウム』、ゆうさんのりのり! ではアクアリウム喫茶がいいと思う人ー!!
ものすごく可愛いな。でもね、望みかなわず。それでも元気に振る舞ってるゆうなんですが、ゲージが下がってるっていうの、わお、それゲージだったんだ! もう、ものすごく面白いです。しかし、気落ちしてるゆう、よしあきの誤解、そういうのも面白かったのですが、やっぱり生物部の呼び掛け、これに応えようとしてゲージ上げてからが面白い。クラスでは、クールでかっこいい、てなことにされてしまってるさおり、なんでもできるとか思われてるんだっけか、当然メイドとして矢面に立たされることになっていて、いやもう大変そうなんだけど、面白い。でもってアクアリウム喫茶に誘われる。すごくいいですね。ゆうの描かれ方、動きのある絵もいきいきとして、見ていてすごく気持ちいい。ええ、ものすごく面白い。そして、次回、アクアリウム喫茶に取り組もうという様子、それもきっと面白いに違いない、そんな風に思わせてくれる回でした。
『アヒルの多い雑貨店』、ホエホエのお姉さんの経営している雑貨店、いつも暇だっていうんですが、それが今日に限って大混雑。ホエホエひとりでてんてこ舞い。なので、急遽あひるとバンビも働くことになってという、ちょっとドタバタなお店切り盛り話。面白かったですよ。バンビが有能なのはいうまでもなく、けど適材適所で頑張ってるあひるもよいですね。子供からお姉ちゃんと呼ばれて嬉しそうにしてるところとか、あひる、バンビだけでなく、読んでる私もなんだか微笑ましいと感じて、ええ、ちょっとにぎやか、楽しい話でした。それで、あひる、バンビ、ホエホエも、お店で働くことになるみたいですね。これは楽しそう。働くことになるとは思ってなかったのだけど、これだと雑貨店にいるというの、自然ですものね。いや、あひるはカネトン目当てに毎日通ってたみたいですけど、だからバイトでなくても特段変ではないみたいなんですけどね。
『ねこのひたいであそぶ』、どんぐりの話でした。秋、どんぐり、焼いて食べよう! っていうんですね。灰汁抜きとかしなくていいんだ。椎の実が甘いの? こういういろいろを知ってる苗、ちょっとかっこいい。そして、それを実際にやってみようっていうみんな、この前向きさ、なんでも楽しんじゃおうっていう気持ちがすごくいいですよ。うきうきしてくるんですよね。自分もやってみたいなって思うんですよね。ほんと、すごく楽しそう。人生を楽しんでますよね、みんな。で、どんぐり、虫とかいるよなあ、と思ったら、おお、こんにちは。やっぱりちゃんとそういう話出てきて、水に漬けて虫食いをはじくんですね。でもって、炒って、食べて、こういうの、実際にやったらいい経験になるだろうな、そう思いましたよ。楽しい経験、それをちょいとお裾分けしてもらってる気分。いい漫画です。
- 『まんがタイムきららキャラット』第7巻第3号(2011年3月号)
引用
- 博「アクアリウム」,『まんがタイムきららキャラット』第7巻第3号(2011年3月号),177頁。
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