『まんがタイムきららミラク』2015年8月号、一昨日の続きです。
『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』、新しい町についに到着。ちょっと疲れたからと、AFK、離席したチェリムのプレイヤー。それで次々AFKしていく皆、けど、それで皆が戻ってくるのを待たずに、ひとりふたりとバラバラに行動するってのがこの子ららしいですよね。率先してボンがひとり行動。次いでボンを探しにあんこがひとり行動。そして満を持してキャロもひとり行動。この間、わずか10分。キャロの記念撮影がおかしかったですよ。まずはチェリに邪魔され、あんこに邪魔され、地味にへこんでるふたりが可愛くて、おかしくて、そして次の目標、決まりましたよ。レベリングだー! キャロが、タイピング遅くて、全然会話に参加できなくて、かわいそうだ! いや、気にせずに、遅くてもいいから、レベリングに参加したいといっちゃえばいいんだよ。ゆっくりしか打てないから、待ってくれっていったらいいんだよ。というか、まわりの皆も気を使ったれよ! とは思うけど、まあ、そんな人たちだとこんなには面白くならないですよね。しかし、この展開から、まさかキャロのプレイヤー赤音と、チェリムのプレイヤー、つながりができそうなんですよね。おお、クラスメートの姉っぽい! うわあ、中身、ちゃんと女子だったんだ! しかしこの漫画、このオフライン情景、それが面白い。あずき、最高ですよ。湿布、友情の香り! 夢子お迎えでキラキラあずき! もう最高でした。でもって、夢子、お姉ちゃん探してるんですね。なるほど。面白くなってきましたよ。
『音無さんは破壊神!』。音無いりす、まだあの神様に付け狙われてるんですね。朝昼晩、時間を選ばず襲ってくるものだから、息つく暇もない。なんとか退けてはいるけれど、いずれ誰かにばれてしまうかも知れない。神様撃退してる時の音、爆発音、皆に気付かれちゃってるんですね。また、半裸の女の子、あの神様ですけど、目撃されちゃったりしてて、いよいよまずい。すずがね、興味もっちゃって、探そうだなんていうんですね。けど、すずには本当のこといえない、悩んじゃって、いや、けど、これ、ばれるよね、ばれたよね? 神にとって、いりすの力は必要ではないのだけれど、負けっぱなしは悔しいから、その一心でのリベンジ。逆にいえば、そのリベンジさえすんでしまえば、心おきなく世界を滅ぼせるのか。やべえ。いりすに与えた力を取り戻そうとする神、その様子を目撃したすず、そしていりすはどう動く? なかなかの緊迫感でありますよ。
『ハルソラ行進曲』、皆、進路を考える時期なんですね。専門のコース選択、それが目下の決めなければいけないもので、総合、情報、電気、機械の4コース。なるほど、2年になると専門にわかれていくんですね。皆ね、まだ1年生。けど、それでもちょっとずつ自分の将来、考えてるんですね。図書館いって、資格について話しあったりしてね、サヤがもうね、最高でしたよ。中学の時何していらしたんですか? 正論が突き刺さる! ちょっと余談ですけど、サヤ、やっぱりいいですよね。朱莉のこと抱き上げたり、また朱莉の将来、自分が引き受けますよって、素晴しい! サヤ、大好きですよ。若乃の目標は工場の復活。だから機械コースを選びました。やなぎは楽器のリペアマンになりたい。だから総合コースを選ぶ。就職を考える朱莉は情報コースを選択し、そしてサヤは進学を視野にいれながら電気コース。ああ、皆、ばらばらになっちゃうのか。クラスこそは変わらないけど、違うコースで、違ったものを学んでいく。皆、こうして成長、大人になっていくのだろうなあ。さて、次回最終回だそうです。ああ、皆の選択、それがどう生きるのか。それが楽しみ。けど、やっぱりちょっと寂しい。この子たちのいろいろ、好きだったんです。だから、ちょっと寂しく思います。
『箱庭ひなたぼっこ』は、朝顔がきっかけになって、お姫様の話ですよ。朝顔、昼顔、夕顔、夜顔。夕顔だけがウリ科で仲間外れ。見た目もずいぶん違うっていうんですね。そしてまさか、ここから源氏物語に移行して、植物の名のつくお姫様たち。かと思えば、虫愛づる姫君を蘭になぞらえて、けど陽向に関しては、お姫様らしくないよね、それが皆の統一見解。そこからの陽向がおかしかったんですよ。お姫様を意識して、言葉づかいやら振舞いやらもろもろ、なんだかちょっといろいろおかしくて、全然身についてなくて、おかしさばかりが際立つんですよ。ほんと、それがなんだか、じわじわとおかしみ引き出して、けど陽向の魅力は、朝顔を見たときの姿、素のままの表情、笑顔にこそあった、そんな話だったのでした。全然ね、自分の魅力には気付いてないみたいなんですけど、無理なく、自分らしく、そのままで、魅力的な娘さんたち。ほんと、毎回、ちょっとおかしくて、とてもキュート、そんなありのままが発揮される漫画だと思います。あ、そうそう、ハイビスカス、咲きました。じゃあ、次回はその話ですか。
- 『まんがタイムきららミラク』第4巻第8号(2015年8月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿