2015年6月1日月曜日

Splatoon(スプラトゥーン)

 うひー、プロモデラー、ちょっと強すぎるんじゃないかって話になってますよ。プロモデラーっていうのは、昨日いってた『Splatoon』のメイン武器のことであります。見た目エアブラシの連射力特化ブキ。これ、塗り性能が高くて、また距離さえ詰められれば、しっかり撃ちあって勝てるというものだから、ことこのゲームにおいては相当な強さを発揮する。弱点である射程の短かさも、スペシャルで補える。さすがに強すぎるんじゃない? という声があがるのは、まあ理解できるんですよね。ああー、修正はいっちゃうかなあ。あるいは、プレイヤー皆がプロモデラー装備みたいになっちゃうかなあ。そうなったら面白くないなあ。しかしこれ、ゲームのデザイナーからすれば誤算といえる強さだったのかも知れませんね。

このゲームにおける強さというのは、主に2種類あります。ひとつは、撃ちあって勝てる強さ。これはわかりやすいですよね。敵と相対した時に、迅速にこれを排除し、数の優位でもって前線を押し上げることができるかどうか。『Splatoon』に限らず、この手のゲームでは重要な強さであることは、誰しも理解できるのではないかと思います。対して、『Splatoon』特有の強さといっていいものがあります。それが、最初にも少し触れました、塗りの強さです。

このゲームは、敵味方双方がフィールドにインクを撒き散らし、最終的に多くの面積を自軍のカラーに染めたチームが勝ちというルールで戦います。だから、短時間で、まんべんなく、広い面積を塗れるブキは、もう単純に強力といえるわけなのですが、ものごとはそう単純ではありません。このゲームにおいて、塗るという行為は、単に自陣を広げるという以上の意味を持っているからです

昨日、ちょこっといってました。

ブキの話しかしてないな。インクに潜って移動とかリロードとか書きたかったんだけど、まあいいか。

実は、これ、あんまりよくなかった。というのは、塗りは、移動リロードに大きく関わってくるもので、すなわちこのゲームの独自性であり、またこのゲームの根幹ともいえるシステムだからなんですね。

まず、移動について。プレイヤーキャラは普段は人型で二足歩行し、撃ちあっているわけですが、イカに変身すれば、インクの中を泳いで移動することも可能です。ただし、泳げるのは自陣側のインクだけ。敵側のインクとなると、潜れないどころか、足をとられて、歩く速度さえ落ちてしまう。圧倒的に不利な状況に立たされてしまうというわけです。そのため、戦いの優位を得るために、迅速にフィールドを塗る必要がある。塗れさえすれば、垂直の壁でも登れる。前線にいたるインクの道をすばやく作れれば、敵より先にインクの陣地を構築することもできる。裏道を塗り替えられれば、敵陣後方に踊り込み、挟撃もできるかも知れない。

塗り性能が高ければ、敵陣においても、素早く退路を塗り、泳いで逃げることも可能になります。敵と遭遇した時も、インクに潜った相手を上から塗り替えてあぶりだすことができる。逃げようとする相手の周囲を塗り、足止めかけることもできる。広く、はやく塗れるということは、すなわち優位を得ることができるということに他ならないのです。

そしてリロードの問題もあります。インクを派手に撃ちまくっていると、背中のタンクのインクが減っていって、空になると当然撃てなくなります。ボムも使えない。強力なブキほどインクの消費は激しくなる傾向がある。戦い続ける、塗り続けるためには、インク残量を常に意識し、効率的に補充してやらないといけないのですが、この補充の方法というのが、インクに潜る、泳ぐなんです。

自陣であれば、適当にぐるぐる潜って泳ぐことで、わりとすぐにインクを溜めることができます。けれど、まだ自陣になっていない場所、あるいは敵陣においては、まず塗るところからはじめないといけません。つまり、ここでも塗り性能が重要になるんですね。目の前をざっと塗る、塗った範囲を泳ぎながら進み、移動と補充を同時にすます。再び目の前を塗る。この繰り返し。塗り性能が高いということは、このサイクルを効率的に行えるということに他ならない。

やっぱり、プロモデラー、優秀すぎるのかなあ。おそらく当初予定では、はやく広く塗れるけれど、前線では心許ない。そんなブキになるはずだったのだと思います。戦うよりもサポート系。味方のために陣地を構築し、敵陣への到達性を高める、そうしたブキになるはずが、塗れる、戦える、マルチ武器になってしまった。

ああー、やっぱり修正されるかなあ。塗り性能が落ちるか、攻撃力がさらに落ちるか、あるいはインク消費量が増えるか。攻撃力が落ちるのはしかたないと思う。インク消費量は、今でもわりとぎりぎりで、リロード力を向上させるギアが欲しいなあと思ってるくらいなんだけど、これもいたしかたないかも知れない。けれど、塗り性能は落とさないで欲しいなあ。自分がプロモデラーを使い始めたのは、その塗り性能の高さあってのことだったんですよ。性格的に、塗り残しがあるとすごく気になる。だからズバーッと塗れるエアブラシが気に入ったというわけで、ああ、どうなるかなあと、ちょっとだけ心配です。

けど、プレイヤーがエアブラシとローラーばかりになるのも困るから、やっぱり調整は必要なんでしょうね。

引用

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