『まんがタイムきらら』2015年7月号、昨日の続きです。
『となりで。』、えりなが画材を買いたいというので、ショッピングモールにいきました。いろんな店が集まっている。なるほど、えりなの興奮、それがしみじみ感じられる描写が続いて、そのときえりなの発した言葉、商店街と遊びのつまった建物、っていうの、いい表現だったと思いましたよ。ネコの部屋着、あれ可愛かった。そしてアニメグッズのショップで、ついついいろいろ見失うえりながいい。本来の目的まで見失うとかね、泣くほどの決断ではあるわけだけど、ほんと、えりなはどうしたんだろう。やっぱり画材を諦めたのかな? そしてひよりの姉、ひびきのサイン会。おー、すごい人だったのか。えりなの父が拝んでる、その写真がいい味出してました。
『しゅばりえーる』は、またセリーゼたち、従騎士4人に話が戻ってきて、ほう、服屋にいきます。仕立てたりはしないのね。セリーゼのキラキラ趣味、相変わらずで、フルプレートに心魅かれちゃってる。硬い服だよ!! って、またえらいこと言い出しましたけど、普段着にするにはちょっと大変そうですよね。ヴィオレットのバケツも面白い。セリーゼを着せ替えるジャスマも実にいい感じ。みんな、エンジョイしてますよね。そして夜、皆で食事をするんだけど、楽師と一緒に皆で歌う、ここでもみんな好き勝手にやっていて、けどその自由さ、おかしかったです。楽しい光景、こういうのが続いてくれるとよいなあ。
『大正ロマン喫茶譚 ラクヱンオトメS』、時計の秘密、はっきりとしてきましたね。なるほど、時間旅行ができる時計と思われてきたこれ、実際には物語の中に入れる時計だったんですね。ふたつあった時計が入れ違いになって、その物語に関わる時計がすみれに渡った。そして壊れたその時計に物語の部品が入り込んでしまって、結果、現実と物語を相互に行き来できる、そんな時計になってしまった。物語の人物が現実に出てこられるようになった。それは同時に、現実の人間が物語になってしまうこともありうる。なんだか、気楽に大正気分を味わって、そういう話ではなくなっていきそうな予感をさせる今回。今後、波乱のまき起こることなどあるのかも、みたいに思わされます。
『ギタ×マン!』、あめりの元気がないんですね。理由は、例のアシスタントと部活、どちらをとるかという話。けれど、あめりにとってはどちらも大切、どちらも捨てがたい選択肢なんですよね。新入生勧誘のアイデア、あれは面白かった。りりあの提出した、CDよりQRコードの方がよくないかっていうやつ。あー、今はそういう手も使えるのか! 蒙を啓かれる思いがしました。って、文化祭のライブ映像! ネットに公開したのか! あの悲鳴をあげる三人が、めちゃくちゃ面白かったです。ゆもちゃんも、やっぱ駄目なのな。そしてあめり、自分の中にもうあった答。まあ、こうなりますよね。そしてあめりのポスター案。ほんと、あめり、よかったなあって思いました。こうした境地に立ち戻ることができた。その、楽しいギタマン部をふたたび見付けることができたあめりはしあわせだ、そう思わされる最終回だと思ったんですね。
My Private D☆Vは、『オリーブ! — Believe, “Olieve”?』の文月ふうろであります。と、これまたダイレクトではありませんか。なるほど、ポイントはお腹。おなか絶対領域を提唱されて、たしかにこれが魅力的という、その気持ちはわかりましたよ。添えられた、というかメインですよね、イラストがまた強力にその魅力物語っておりまして、お腹がそうなのか、あるいはその周辺も含めそうなのか、人によってもっともぐっとくるポイントは違ってくるのかも知れないけれど、それだけ多方面にうったえうる、そんなイラストであったと思いましたよ。
- 『まんがタイムきらら』第13巻第7号(2015年7月号)
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