2015年6月21日日曜日

『まんがタイムファミリー』2015年8月号

『まんがタイムファミリー』2015年8月号、先日の続きです。

『役職名はお嫁さん』、ほんとおかしいなあ。美如が風邪をひきました。お嫁さん失格だ、会社の仕事も家の仕事もできない自分にはなんの価値もないと、泣いて泣いて、いやもう、この人いろいろヤバいな! このままだと、午後からでも出社しかねない、そういって夫、陽大も休暇をとって、しかし休んだと聞いてなお取り乱す妻。ヤバいな! 有休をどう使おうが俺の勝手でしょ。うん、正しい。俺が休みたいから休んだの。すごく正しい。嫁さんが寝込んだら看病するのは旦那の仕事。わお! すごくいい夫だわ! 看病とか全然なんだけど、それでも頑張る夫の姿、微笑ましく、たとえ妻の意識が仕事第一としても、この優しさ思いやりはちゃんと通じてるんじゃないか。通じていたらいいなあ……。なんて思ったのですね。そうそう、面白かったの、握った手、それがマウスと間違えてってやつね、あれはよかったですよ。夫もがっかりだ!

『火消しなでしこ』、住吉ら学生がちょっとやそっとのことでは動じなくなってるのを残念に思ってる教官がおかしかったです。びびらせるのが好きなのか? 酷い先生だな。と思ったら、肝心の住吉はやる気あるようで、いいなあ、この子の前向きさ。リレーをするんだけど、もやい結びして戻ってくるという変則ルール。結索ならなんとかなると住吉いうんだけど、それでもなお足が遅かったか。住吉の作戦、心理戦とかいってるけど、口先介入して、不安にさせたりするって、えらい作戦に出ましたよ。かくしてついたあだ名がゲス吉さん。うん、いい名前がつきました。ゲス吉さん。今回、住吉隊、いや違った住吉の所属する浦木隊っていわなあかん、快挙でしたよ。ついに勝利です。6位以下だとペナルティ課されるところ、なんと5位ですよ! 初のペナルティ回避。と、これはいいけど、ゲス吉さん自己嫌悪。いやはや、ゲスにはなかなかなりきれない、それが住吉のよさだと思います。

『パパとあそぼう!』、めちゃくちゃ面白いな。いつだって影の薄い、どころか、娘さくらから軽く扱われてるパパがですよ、ついに復権! 外で、スーツで、電話で、仕事の話してるパパを見て、なんとさくらがちょっとときめいちゃってるみたいなんですよ。やったな、パパ! しかし、次にパパのやったことってのが、イケメン藤沢、彼に会社に留まっていてくれるよう依頼するっていうの、もう最高にいかしてました。俺のターンが終わる! けど、レストランにいったらパパのターン終わっちゃって、短い夢だったなあ。レストランでのやりとりもおかしくて、ママがしらばっくれたり、パパがいいかげんなこといったり、仲よい家族、とてもいい。そして、今回、めずらしくといっていいのかな、やっぱりパパ、かっこいいって思ってもらえてて、よかった! けど、いえのパパはふつーなんですね。

『かしこみかしこみ』、なんと山椒の母が元気じゃないんだそうです。それで山椒、急遽帰郷。父が家事まったく駄目なので、家のこととりしきるんですが、なるほどここではまだ薪を使って煮炊きする。その火のおこしかたというのが、なんと狐火使うっていうんですね。すげえ。父さんは狐火おこせないみたいなんですけどね。父のね、自分のなにもできないことを悔いるくだり、とてもよかったです。どうしても母が頑張ってしまう、それをなんとかしようと、手紙書いてみたり、そしてカセットコンロを父の日のプレゼントにして、これで料理を覚えよう。後日譚が素晴しかったですよ。母さんに料理を習っているぞ。もう、なんて素敵なんだろう。母さんの好物を作れるようになるのが目標です。もう素晴しい。しみじみと感じいるものありました。

  • 『まんがタイムファミリー』第33巻第8号(2015年8月号)

0 件のコメント: