2012年3月23日金曜日

『まんがタイムスペシャル』2012年5月号

『まんがタイムスペシャル』2012年5月号、昨日の続きです。

『銀河系女子高生ありすちゃん』は、ありすのエキセントリックさ、それが売りかと思っていたらば、あの英語の教科書。あれはいいなあ、すごくらしいイラスト。それに落書き加えてる春菜。あの子もなかなかいいセンスですよね。そしてありすが、というか宇宙人が嫌いというミチコ。その理由明かされて、なるほど春菜と増田が原因なのか。大きくなった今でも振り回されてるんですね。

放課後のピアニスト』は新部長の決定イベントです。なんと、進級するのか。って、レミが驚いてるのがおかしいですね。で、部長決定に初代部長が関係してくるっていうんですね。小石美登さん。国際大会での優勝経験者。ピアノ部を大切に思い、後輩を支援したいと思ってる。って、なんか不穏なこともいってますけど、でもなかなかできることじゃないですよね。で、レミとソラがピアノで対決。軽くコンクールといったところですよね。結果は甲乙つけがたいとか、ソラちゃんも頑張ったんだなあ。このふたりともに、なんとしても勝ちたい、短期留学の権利を勝ち取りたい。この、なんとしてもという意気込み、これがいいですよね。

『我が家のさおりさん』は、そうか、人形のさおりさん、母にそっくりなんだ。なぜ似てるのか、なぜ父はかつてこの人形を買ったのか、いろいろありそうなんですが、それが語られるにはもうしばらくかかりそうですね。しかし、このさおりさん、すごくいい子で、器用で、でなにを見ても新鮮でという、このいろいろに感激してというところ、素直さとか、これはほんとよい感じです。

シュガービーチ』は、みなとがひとりで特訓しようっていうんですが、なんと、ナンパされて、結構嬉しそう。で、ビーチバレーするお嬢さん、城崎美麗と出会って、ナンパのチャラ男と急遽ビーチバレー対決っていうんですね。しかし、ひとりでふたり相手に勝ってしまうというの、これはルール的に可能なのかな? って、連続で打ってるわけじゃないから大丈夫なのか。ペアを組んでるみなとが寝てても勝ててしまう。すごいけど、楽しくない。なるほど、これはみなとにも、それから美麗にも、なにか成長のきっかけとなる、そんな展開あるのでしょうか。けどとりあえずは、名乗りをあげた男子ふたりでしょう。いや、ほんと、主将、いいキャラクターしてます。最高です。

少女カフェ』は、葉月さん、だんだんに一郎さんへの思いに気付いていく、そんな展開みたいですね。本人はそれと意識していないけれど、それはマチコさんへの義理というか遠慮というか、あったりするんでしょうか。けれど、残念ながら江藤さんは、好いた女性の気持ちが自分には向いていないということをこんなにも気付かされてしまって、これからどうされるんだろう。やっぱりお人好し路線でいかれるのかなあ。

『アイして♥やえば』、ゲストです。歯科助手をしている歯並愛さん。歯にフェティッシュを感じるっていうお嬢さんなんですね。友達もいない、恋人なんて当然いない。けれど、歯さえあれば平気なの、っていうんですが、そんな彼女が立派な八重歯を持った青年、八重直人に出会って、好きになってしまうっていうんですね、歯に。エキセントリックな彼女。ずっとコンプレックスだった八重歯だけど、好きだといってくれて嬉しかった、そういわれて、人の顔を直視して、歯だけでなく、この青年のことを意識しはじめるって感じですね。しかし、セクハラする患者をこらしめようとするところ、あの第一大臼歯からってのは面白かったです。

  • 『まんがタイムスペシャル』第21巻第5号(2012年5月号)

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