『まんがタイムきららミラク』2012年5月号、先日の続きです。
『桜Trick』は、カラー、すごくきれいですね。姉さん、妹の色っぽいピンナップ。いやほんと、美少女姉妹だなあ。と、その間に立ってふたりを魅了してる春香、素晴しいですね。というわけで今回は肝試しであります。残念ながら春香と優、ペアにならなくて、なるほど今回はいつもと違う組み合わせで見せるのか、そう思ったら、結局は春香優ペアになるのですね。そしてふたりをつける美月会長ですよ。もう、この人の行動、妹が心配! といいながら、いやむしろ春香に興味津々といった感じで、もう素直におなりなさいな、そう思わないではおられんのです。しかし、草むらで抱き合ってキスとか、毎回毎回、もう、なんとしたものか、ドキドキのシチュエーション。しかし、美月が自分の気持ちに素直になるのはいつのことだろう。その日が待たれます!
『アイコト』、ゲスト第2話ですね。アイの、気になる相手、吉野くんとちゃんとしゃべりたい、その願いをマヤが叶えてくれる? そうじゃないんですね。邪魔をしようとしている。願いを叶えることでマヤは妖精になれるけれど、そのかわりアイの身体を乗っ取ることになってしまう。だから邪魔する、ってほんとなんだいいやつっぽいなあって思うんですね。基本的にクールなマヤだけれど、学校を珍しがってハイになってるってのは面白い。そして、マヤの先輩といっていいのかな、ハクのいう、アイの望みはもっと違うものだっていう言葉。意味深で、それはひとつ叶えばもっと多くを望んでしまう、その先にあるものということなんだろうか。あるいは、もとより大きな望みがあって、けれど今はそれにアイ自身も気付いていないということか? いずれにしても、なかなかただごとではないアイとマヤの関係。アイはマヤが願いを叶えてくれると信じてる、けれどマヤはそうじゃない。この認識の違い、これが今後どうなっていくのか、興味をそそられますよ。
『なりきりイミテーション』、ゲストです。妹ができるから、その予行演習として同い年の女の子とふたりで暮らすようにっていわれたみなり。一緒に住むことになった向子は、同い年、しかも学校では同じクラスで、学校でも家でもしっかりもの? 背も向子の方がずっと高くて、どっちが姉だろうって感じですが、向子はちゃんと妹役を演じて、甘えて、なんですね。これ、今表に出ている理由、みなりがよいお姉ちゃんになるように、そういうのだけではない訳がありそうな感じがしますね。むしろ向子の方に、なにかこれを通して得て欲しい、そういうものがあって企画された姉妹暮らしのように思うんですね。というわけで、ふたりが家では姉妹をやってるというのは学校では内緒になってて、ほんと、やっぱりなにかありそうですよ。
『福33三色パンチ』は、いよいよ夏休み。というわけで、いろいろ課題が出て、しかし課題をやるには金がかかる! って、美術も大変だなあ。画材は決して安くないって聞いてます。そんなわけで美大生のバイト事情など語られて、またそれからはずれて銀子先生と一緒に買い物、そして銭湯いったりと、ちょっと遊んで、けどやっぱり4年間はバイトの日々なんですか。ジャンルにもよるんだろうけど、実際絵の具にしろ筆にしろ、はたまたカンバスに紙にと、たくさん消耗品のあって、しかもそれらが安くないって聞きますから、大変なんだろうなと思います。しかしこれからバイトの日々が描かれるのか、それともやっぱり創作の日々なのか。どちらにしても面白そう。いきいきとした日々、その取り組みが見られそうです。
- 『まんがタイムきららミラク』第1巻第3号(2012年5月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿