2007年9月26日水曜日

リトルウィッチファンディスク — ちいさな魔女の贈りもの

 なんだか私はLittlewitchというソフトハウスのファンであるようで、なんでか知らないけれど、ここからリリースされているタイトルは全部揃えてしまったというのですから、自分のアレさ加減にはほとほと弱ります。そもそもは『Quartett!』に手を出したのがきっかけで、その後『リトルウィッチファンディスク』にチャレンジ。そしたらそれが呼び水になって、『白詰草話』まで買ってしまいましたとさ。『白詰草話』を買ったのは今年の正月(きっかり元旦に届きました)で、その後、『リトルウィッチロマネスク』も購入、PS2版も買って、あほですかあんたは? でもって、今は『ロンド・リーフレット』をちょびっとずつ進めている最中です。

そうしたらひどいんです。まだ私がクリアしていないにも関わらず『ピリオド』なるゲームが開発されているというのだそうですね。しかも来る11月30日を発売日と決めたとか! オーマイ! 一年に二作品というのは勘弁してくださいよ。ただでさえサントラ買うのに四苦八苦してる(というか、一気に買っちゃえばいいのにね)というのに、というか、それでも買っちゃうんですけど。なんのかんのいって好きだから。『ピリオド』がどんなゲームなのか、システムにせよストーリーにせよなにも知らないというのに(調べてないから)、それでも買っちゃう。私って奴はどれだけの馬鹿なんでしょう。いや、いいんです。自分の駄目さ加減は嫌になるほど自覚していますから。

カルドセプト』を遊んでみて、ボード&カードゲーム熱がちょっと再発したようでしてね、それで『リトルウィッチファンディスク』を引っ張り出してきたわけです。なぜか? 「魔女っ娘クライシス2006」のためですよ。これ、さいころを振ってボードを巡り、より強いカードを集めつつ敵方に回ったヒロインたちとカードバトル! というゲームなんです。カードは三属性あって、それぞれに攻撃力と防御力が設けられていて、三つのスタックにカードを置いて、一対一の大勝負! といいたいところだけど、コンピュータはあんまり強くないから、ちょこっと遊ぶには本当にうってつけなのです。

コンピュータが強くないっていうのは、攻撃時にカードの相性を合わせてこないとか、そういうところでして、これがもしばっちり属性あわせて攻撃するようになったら、正直気軽に遊べるゲームではなくなるだろうなあって思います。ガチ勝負? 今は私は、場に出てるヒロイン&サブヒロインカードをすべて集めて捨てないというポリシーでやっていますが、もし敵の思考ルーチンが強化されたら、そういうのやってたら勝てなくなるわけですよ。よりポイントの高いカードを集め、ヒロインだろうがなんだろうが、デッキポリシーに応じて整理、処分を徹底しないと勝てなくなる。そんなのはいやだなあ、と思うから、やっぱりこれくらいに甘めのチューニングの方が嬉しいです。

けど、もしこれがガチ勝負要求するものだったとしたら、それはそれとしてしっかりはまったような気がします。例えば『カルドセプト』にしてもCPU戦やってる場合はそれほどガチってわけでなくて、あり得ない失策をやらかしても充分勝てる程度の強さでしかないのですが、対人戦となるとそんなわけにはいきませんよね。そう、『魔女っ娘クライシス』も対人戦可能だったら面白いなあなんて思っているんです。相手の手札が見えると台無しだから、オンラインゲームみたいにするしかないと思うんですけど、マップに落ちてるカードを拾い、さまようヒロインを確保しつつ、敵プレイヤーと勝負! ダイスキックは毎回三度までとか、トータルで何回までとか制限があったらいいわけで、これは結構はまれるゲームになるんではないかなあ、なんて思うんです。

まあ、夢物語ですけどね。でも、夢を語るくらいはいいじゃない。『カルドセプト』のように、戦果を積み上げデッキをがっちり構築するタイプのゲームも面白ければ、『魔女っ娘クライシス』みたいに、その時その時の場を見てデッキを構成していくタイプのゲームも面白いなと、そんな風に思ったものだから、願わくばその面白さを広げてみたいなあなんて思ったんです。

今、巷にオンラインゲームはたくさんあるみたいですけど、『魔女っ娘クライシス』みたいなのはないんでしょうかね。あったらぜひ参加してみたいなあなんてちょっと思っています。

参考

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