先日、コミックス版『Culdcept』の新刊が出ていたもので早速確保、読みまして、いやあ驚いた。えらい急展開じゃないですか。今までも結構熾烈な戦いが繰り広げられてましたけど、今回はそれ以上というか、正直開いた口が塞がらない。一方的にやられているだけといっても言い過ぎでないほどの大ピンチ。こちらの切り札に敵がどう対処するかという点にしても、ああお見事というほかなくて、カルドセプトのルールに従って、粛々と事態は進行していって……、これ、本当にちゃんと風呂敷畳めるの? なんて心配になるくらいですが、多分ちゃんと畳めるんでしょうね。その決着のつく日が楽しみでなりません。
さて、久しぶりに『カルドセプト』の世界に触れて、うずうずと思うところありまして、我慢できず遊んでしまいましたよ、『カルドセプト・セカンド・エキスパンション』。実は私はストーリーこそクリアしていますけれど、カードはまだ集めきっておらず、さらにはメダルもコンプリートしていない、非常に不熱心なファンであるんですが、けれどこのゲームは忘れられません。今まで色んなゲームを遊んできましたが、対戦するために夜行バス乗って埼玉までいったなんて、本当、自分でも信じられない。けど、それくらい楽しかったんですね。なにより対戦が楽しくて、そして出会うセプター(カルドセプトする人をそういいます)が皆気持ちのいいのばっかでね、以前ほどカルドセプトに入れ込まなくなって(というか、ゲーム自体に入れ込んでないね)、ちょっと距離も開いてしまったように思いますけど、けど今もなお大切に思っている人たちがいます。それはやっぱり、カルドセプトというゲームを通じた思い出を共有しているためなんでしょうね。ああ、また対戦したいなあ。
なんていってんだったら、Xbox買っちゃえよ、なんて話になるのかも知れませんが、これ、相当ひどかったらしいですよね。いや、『カルドセプトサーガ』ですよ。私の友人にはカルドのためならハード買うことも辞さぬというコアなのが揃っていますから、その様子を眺めていたんですが、最初こそは楽しみだ、わくわくだ、オンライン対戦がんばるぞ、なんて声が聞かれたものの、途中からは怨嗟の声に変わりまして、いやあ、バグが半端ではなかったらしく、パッチを当てても(Xboxのソフトってパッチが当たるねんね。驚いたよ)駄目な部分が残るとか。それでもオン対戦やってる人もいるみたいですが、ちょっと残念な話だなあと、少なくとも今後のカルドの発展に対して冷や水浴びせられたと、そんな思いがします。
ところで、『カルドセプト』って今後はMSのハード用以外は出ないっていう話は本当なんでしょうか。これ、いずれPS2あたりでエキスパンションが出るだろうと思って買い控える人間を牽制したのだと信じたいのですが、いずれにせよ、今は『サーガ』をプレイしようという気はしないから、心機一転、Nintendo DSあたりで出してくれないかなあ、なんてね。これだと、ハード持ち寄って通信対戦するのも簡単だし、WiFi使ったオンライン対戦も可能だし。なにより、どこででも遊べるというのは嬉しい。キャラクターやマップをポリゴンで表現する必要なんてないんだし、それこそオリジナルカルドセプト風にドット絵でオッケー。むしろ、私はその方が嬉しい。だから、DSで出て欲しいなあ。カルドセプトの他人の手札が見える仕様はそのままで、けどオプションで手札を伏せられるようになっても面白いんではなくて? 実現するかどうかなんて私にはちっともわからないけど、希望を書くくらいはいいよね。本当、携帯ゲームに『カルドセプト』は意外にあうと思うんです。
さて、最初SEGA SATURNでリリースされた『カルドセプト』ですが、これ1997年10月30日発売でした。そうですよ。もうじき10周年なんです。というわけで、10周年記念サイトが用意されているとのこと。サイトオープンは10月6日だそうですが、本当、待ち遠しい。なんだかちょっと同窓会気分といってもいいかなあ。朋あり遠方より来るなんて気分なんですよ。
Xbox 360
PlayStation2
Dreamcast
PlayStation
SEGA SATURN
コミックス
- かねこしんや『Culdcept』第1巻 (マガジンZKC) 東京:講談社,2000年。
- かねこしんや『Culdcept』第2巻 (マガジンZKC) 東京:講談社,2001年。
- かねこしんや『Culdcept』第3巻 (マガジンZKC) 東京:講談社,2002年。
- かねこしんや『Culdcept』第4巻 (マガジンZKC) 東京:講談社,2004年。
- かねこしんや『Culdcept』第5巻 (マガジンZKC) 東京:講談社,2005年。
- かねこしんや『Culdcept』第6巻 (マガジンZKC) 東京:講談社,2007年。
- 以下続刊
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