2007年4月20日金曜日

楽器最適湿度保持剤ミュージックモイスチャー — 45 弦楽器用

こないだ、マイク を買ったという話をしましたね。M-AUDIOのAries。結構低廉なマイクではあるんですが、けれどこれコンデンサマイクでありまして、ええと、マイクについてちょっと説明しますと、マイクは大別するとダイナミックマイクとコンデンサマイクの二種類あるのですが、一般にコンデンサマイクの方が音質がいいといわれます。だもんで、私もコンデンサマイクを選んだというのですが、けど世の中うまい話ばかりではなくてですね、コンデンサマイクにもちょっとデメリットがあるのです。扱いに注意がいるっていうんですね。繊細な機器なんだそうです。衝撃に弱く、そして湿気にも弱いとか。だから保管時には防湿庫に入れましょうというんですが、そんなの私持ってない。だからタッパに除湿剤放り込んで、防湿庫がわりに使っています。

ここまで、ついこないだまでの話です。その後、調べて知ったことなのですが、コンデンサマイクの保管に際し、あまり湿度が低すぎるのもまたよくないんだそうです。マイクの内部に使われているゴムや樹脂などが低湿度のために割れを生じさせるとかいうんですね。だからあまり乾燥させないように、それこそギターがそういわれるように、50%程度の湿度を保ちましょうとのこと。いやはや、参りました。そんなことつゆ知らず、乾燥剤をそのまんま放り込んでいましたよ。これ、はじめての楽器、AriaAD-35を買ったときに入っていた乾燥剤なんですが、いわゆるシリカゲルですね。明らかに湿度をとるだけが目的でしょう。だから、ほんとはよくなかったのかなあ。ちなみに、低湿度にさらされていたマイクというのはM-AUDIOのPulsarで、見るからに金属金属した外観のマイクではあるんですが、中身となるとどうなのかさすがにわかりませんわね。もしかしたらちょっとダメージ加わってるのかもなあ、なんて思いますが、まあ過去をくよくよ嘆いても仕方ないので、これからできることを考えたのでした。

まあ、単純な話でして、除湿剤ではなく、湿度保持剤を買おうというんです。マイクを買いにいった日に、湿度を50%程度に保ってくれるような乾燥剤はないですかと聞いてみたら、出てきたのが株式会社S. I. Eの楽器最適湿度保持剤ミュージックモイスチャーでした。これ、45という数字が付されていまして、どういうことかというと、だいたい45%の湿度を保ってくれるのだそうです。45%+-5%であるそうで、ああ、これは理想的かも知れませんね。他にも除湿剤乾燥剤の類いはありましたが、保持湿度の記載のあったのはこれくらいだったので、ちょっと高かったけれど、これを買いました。帰ってきて早速マイクいれ(タッパ)に放り込んでいます。

ミュージックモイスチャーはだいたい2500円くらいするのですが、内容量は80g(2袋入り)です。マイク箱にはひとつで充分でしょう。というわけで、手もとに一個余ってしまって参ったなあ。いやね、どうもこれの有効期限というのは約一年であるらしく、だからひとつだけ使って、もうひとつは来年用になんていうのは無理そうなんです。しかし、どうしたものかなあと思って……、そうかギターケースに入れておけばいいんだ。

メインのギターはほぼ毎日出し入れされるものでありますが、ケースにこれを入れて、ある程度の湿度管理ぐらいはされてもいいかも知れませんね。これまで、約三年ほどそんなことちっとも気にされてこなかったけれど、やっぱりちゃんとすべきところはちゃんとしたほうがいいのかなあ。ということで、もう一袋の使い道も決まりました。早速放り込もうと思います。

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