2023年11月15日水曜日

フィギュアライズスタンダード 機動戦士ガンダム 水星の魔女 ミオリネ・レンブラン

  最近はやりの美少女プラモ、略して美プラ。私も気になっておりまして、カオプリ赤ずきんなど買ってしまっているわけですが、どうせなら美しく作りたい! 合わせ目消しどうしよう。ゲート処理もどうしよう。塗装は部分塗装に留めたいなあ、などなどいろいろ考えているうちに積んでしまっているわけなのですが、まずは作りやすさで定評のあるバンダイのプラモデルで様子を見よう! タイガース優勝セールで安くなっていたミオリネ、スレッタを購入したのでありました。

箱開けてみてびっくりした! なにこれ!? 袖がもうできあがっとる!

いえね、袖や足、当然に前後、左右の貼り合わせ構造だと思っていたんですよ。ところが最初から筒になってランナーについている。マ、マジか。最近のプラモデル、ものすごいな。スライド金型ってやつか。いや、もう、ほんとものすごい。ものすごすぎてリハーサルになりませんでした。

これ、普通にきれいに切り出して、普通にパチ組みするだけで充分なデキになりますよね? ほんと、ものすごい。やるとしたらシールの部分をちょこちょこ塗装してみるとか、それくらいで充分なデキになりそう。もう、本当にすごい。最近のプラモデル、すごすぎる。ものの知らなさ。時代に置いていかれている様、すさまじく、ええ、本当に驚かされっぱなしです。

塗装は正直ガンダムマーカーでいいと思ってる。ぴったりの色はないだろうから、適当に混色してそれっぽい色にしてやるといいんでしょう。とりあえず手持ちのガンダムマーカーをざっと確認してみようと思います。

2023年11月14日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2023年11月13日月曜日

『まんがタイムきらら』2023年12月号

 『まんがタイムきらら』2023年12月号、昨日の続きです。

『それでは、ステキなセッションを。』

おお、次回で最終回なのですか。ストイックにストイックを重ねるような鴫野のスタンス。はたしてその背景にはなにがあったのかが掘り下げられていった今回。そこに関係していたのがロノ。かつて頼りなかった鴫野にアイテムを渡して、その実力を引き出した。けれどその時に、アイテムの力だって説明していなかったのが裏目に出たというのですね。

アイテムによる一時的な能力の引き上げに頼らず、自分自身の力でトップになる。それが彼女のストイックの根本にある理由。ある意味、意地なのかも知れない。そのせいで、音楽を、歌を楽しむことがなくなって、ずっと苦しみの中、活動を続けている。

そんな鴫野を助けてやって欲しいと、是沢たちに期待をしている元トキオンのメンバーたち。是沢を中心とする3人は、鴫野のオーダー、楽譜通りを破り、また異なる境地を見せるのか、あるいは……。

次回、最終回にしてライブシーン。はたしてどんなスペクタクルが待っているのでしょうね。

My Private D☆V

『星屑テレパス』の大熊らすこです。

D☆Vポイントは「はんぶんこ」の文字を中心にして描かれた、女子ふたりの時の歩み。雨の日に差し出された傘にはじまり、夏の日のアイスはんぶんこ。そしてラストには、大人になったふたりの指輪にはんぶんこされたハートのマーク。

ああ、これはすなわちそういうふたりの恋愛の物語ということでしょうか。ということは、『星屑テレパス』でも期待していいんですか!? いろめきたってしまうわけですが、それはさておいても、ひとつのキーワードを軸に描かれるストーリー感じさせるイラスト。これはとてもいいと思えるものでありました。

成長と、それにともなう気持ちの成熟。表情を通してうかがい知る、パートナーに向けられた思いの深さ。その描写がまた素敵だと思わされたのでした。

2023年11月12日日曜日

『まんがタイムきらら』2023年12月号

 『まんがタイムきらら』2023年12月号、昨日の続きです。

『きみはあくまでも。』

ヴェネルを人質にとったサラロット。エクールカと対峙するにあたりこのような行動をとったのは、エクールカを揺さぶりたい一心であったのか。そしてその真意はいかなるものか。あくまでも執行者としての責務によるものか、あるいはマーシャにひかれる自分自身をも否定しようとするがためなのか。サラロットにとっても、このエクールカとの対話は自分の存在意義にかかる重要なものであるようなのですね。

悪夢を見せられたヴェネルを救うエクールカ。しかしエクールカはそれでいいのでしょうか。サラロットがいうように、人に恐れられなくなった悪魔はいずれ消滅かそれより酷い末路を迎えるようになる。その覚悟を持って、ヴェネルを救い、彼をこれからも比護しようという。そこまでのエクールカの思いの源泉、それはいったいなんなのか本当に気になるところです。

そしてラスト、まさかのエクールカ巨大化!? ええええ、なにこれ!? どうなるのん!? ほんと、思いもしない展開に、ヴェネルのみならず私も大混乱です。

『ほぐして、癒衣さん。』

本格的に癒衣と暮らすことになった夏鈴。とりあえずは最低限の身の回り品を移動させ、というのですが、その中に気になる物品が。座布団? いや、枕だそう。ぺらっぺらの布。これで大丈夫なのかという癒衣が、夏鈴にすすめられるがままに試してみたら、ああ、やっぱりあかんかったですか。ほんと、これが夏鈴の頑固な肩こりの原因なのではと思いいたるのですね。

ふたりで安眠グッズ、枕を買いにいくことになるんですね。夏鈴は枕、癒衣は抱き枕。ちょっと意味深ですね、癒衣さん。そして夏鈴、店員に勧められるままに試してみた枕ですよ。違いを実感。そして癒衣も同じひとつ枕を添い寝して試すことになるんですが、ひとりドギマギしてたら、夏鈴、速攻で寝とる! よっぽど心地いい寝具だったのでしょうね!

これがきっかけで夏鈴の睡眠の質、向上したらいいですね! からのくじ引きで当てた枕カバー。いや、こんなのくじの景品にしちゃ駄目では!? その真意に気づかぬ夏鈴。意外やといっていいのか、そういう方面に疎い模様。癒衣ひとり、その意味するところに想像膨らませたか、軽く赤面しています。

『おねロリキャバクラ』

凛と楓の関係はちょっと特別? 楓がお店にいったところ、ハロウィンの飾りつけがお出迎え。キャストの皆も仮装をしていて、今日がハロウィンということを失念していた楓は、凛からちょっとしかられちゃうんですね。

そこからのノエルのサポート。ハロウィンを忘れてた、お菓子を用意していない、というお客さんのためにと、お菓子を提供している。その時に、凛が特別に好きなお菓子、食べたいといっていたお菓子を教えてくれたりね、そうして世話を焼いてくれたの、いやもうありがたい限りですよね。

その真意、後ほどわかります。凛の楓に対する態度がちょっと違う。それを観察して楽しむ気だった!? 楓が凛にお菓子をプレゼント。でもトリック・オア・トリートの前だったからと、イタズラもついてきて、そのちょっとしたいちゃいちゃの様子、遠くから眺めてにやにやしている!

その様子をもって、やっぱり楓のこと特別だよねと聞いてみたノエル。特別とかじゃないよという答をもらうも、やっぱり察するものがある。ええ、その言葉にされない思いのほど。そのニュアンスにこそ、ノエルをにやにやさせるに足るものがあるのですね。

2023年11月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2023年12月号

 『まんがタイムきらら』2023年12月号、昨日の続きです。

『妄想アカデミズム』

同日試験に臨んだ未春。しかし英語の時間に妄想にふけってしまい、点数とれずに終了! かくして偏差値41の結果を叩き出してしまうことに……。これ、英語を省いて残る科目だけで偏差値出したらどれくらいいくんだろう。いや、さすがに未春も落ち込んじゃってるんですが、世界史と国語は平均くらいとれてる。数学も勉強してた単元は結構できてる。決して目がないわけじゃない。勉強したことは身についてる。皆の言葉で、少し持ち直すんですね。

そして問題は莉子。本人の学力、成績、テストの結果はなにも問題ないのだけど、未春が自分を追ってきていることに思い悩んでいる。未春に負担を与えてるんじゃないか。またふと耳にした言葉、高校時代を勉強だけで終わらせるなんて嫌だという声になお迷いを見せて、いやいや、それで自分は落ちようなんて思わないでくださいよ!? それ、未春も悲しんじゃいますよ!?

試験帰りに未春の家に寄った莉子。未春に部屋に通されて、未春を待つ間も悩みは深くなるばかり。そんな莉子が見つけた、未春の同日試験の結果。はたしてその内容を目にしてしまうのか。

本当、今はそうしていろいろ思い悩まないで! そう思わないではおられないハラハラが連続します。

『しあわせ鳥見んぐ』

扉の翼、めちゃくちゃ可愛いなあ! ベタだけど、こういうの大好きですよ。

さて、今回は番外編です。大恐竜展にいきました。入り口に展示されている獣脚類の復元標本相手にテンションMAXのすずが食ベラレチャウヨー! と大騒ぎ。ほんと、なんでも楽しめる子ですよね。

今回のトピックは、鳥は恐竜の子孫。どうもピンとこないすずを連れて、オーストリッチ展示園。ダチョウを展示する施設にいってみるんですが、おお、これも鳥見か! ただいつものバードウォッチングとは随分趣向が違いますよね。どちらかというと牧場見学に近い。

飛べない鳥。世界最大の鳥。そのたくましい足など見れば、恐竜の子孫というのもうなづける。なんて、話をしていたら、向こうからのしのしやってきて、踊りを見せてくれるというんですね!

しかしね、ダチョウって結構怖いですよ!? 昔、今は亡き宝塚ファミリーランドにてダチョウを見ようとしたらですよ、向こうからのっしのっしとやってきて、思わず後退りしちゃいましたからね! ええ、結構な迫力。恐竜の子孫というのもうなづけます。

ダチョウを身近に感じたすずさんが、ダチョウに応えて翼と一緒に踊ります。これがなんというか、可愛くて、けれどなんだか馬鹿馬鹿しくってちょっと変! とか思ったら、それがまさかの落ちになるとか! ええ、ほんと、すずさん、可愛い人だと思います。

『かみねぐしまい』

誰かの願いを叶えてはやく天界に帰りたい。そんな神様の思いを受けて、はやくお家に帰してあげよう、願いごとをさっさと決めたいというツギノは本当にいい子ですね。そしてツギの申し出を受けて、なんだかんだで一緒に考えたまえなもいい子。ふたり、いがみあっていますけど、こうやって方向性定まるとちゃんと結果出しますよね。

かくしてひねり出されたのが風呂掃除。神様に水着を着せて風呂掃除を依頼するのですが、見事掃除を完遂! けれどそれでも帰れる気配がない。ああ、なにかしら大きな願いじゃないと駄目なのか!?

からの、神様がふたりの母の願いを知ってることをぽろっとしゃべっちゃって、思いあたることがあるっぽいツギノ!? なにもわからなくて悔しいまえな。それで今度は神様から母の願いを聞き出そうという流れになるの!?

ほんと、しばらくは自分の願いを叶えるため神様をちやほやする、ちやほやレースが続くものだと思っていたのが、まったく違った方向に次々転換していくところ、すごいですよね。毎回、そんな方向に!? こんな展開が!? って驚かされてるように思います。ええ、次なるまえなの魂胆の行方も、また楽しみでありますよ。

2023年11月10日金曜日

『まんがタイムきらら』2023年12月号

 『まんがタイムきらら』2023年12月号、昨日の続きです。

『星屑テレパス』

海果の妹、穂波視点から描かれる姉との思い出話。引っ込み思案で苦手が沢山ある海果のことをよく理解して、そしてその上で無理に人と話さなければつらい思いをしないでいいのに。

こうした発想の出てくるところからして、理解しているけれどその気持ちまではわかっていない。姉と妹の考え方の違いというのが見えてくるのですね。

しっかり者の穂波。姉と話す時も、どうすれば話してくれるか、ようくわかっていて、その結果か落ち着いて口数少なくもしっかりコミュニケーションとれるようになった。いや、これは海果のことを見てきたこともあるかもだろうけど、穂波の特質あってなんだと思う。

感情に突き動かされる海果と違い、理性的にふるまう穂波。姉のことで、あるいはそんな穂波の姿勢が面白くないのか、からかってくる男子のことも完全に無視。割り切っているのか、そう思ったら、ああ、やっぱり姉妹といってもいいのか、姉のこととなると感情が高ぶる。と思ったら、それ以上に感情を高ぶらせてきたお姉ちゃんですよ!

穂波をいじめるな! いつも内気な海果が、この時ばかりは感情を爆発させて、妹を守ろうと必死に前に出て、ああ、ここぞという時にはこうして自分の殻を破って守ってくれる。こんな姉だと知ってるからこそ、穂波は海果のこと大好きなのかも知れませんね。

そして少し大きくなった今の海果と穂波の会話。穂波の割り切りは今もなお健在だけれど、それは自分の意見とその領分をわきまえて、その上で姉を応援している。そんな関係もまた素敵な姉妹であったと思いました。

『けいおん!Shuffle』

ん? 蘭花とリサ、ベストがお揃い? と思ったら、ちょっとずつ違ってるね。でもペア意識したようなこの私服。可愛いですよね。仲のよさ、感じさせてくれます。

さて、蘭花がピンチなんですよ。宿題が終わってないっていうんですけど、蘭花にしては珍しい、リサがそんな感想もらしたら、紫にいわれた歌詞のフレーズ集めるアレね! 先輩のこととなると思いがたくさんありすぎて一言で表せない。そういう時の蘭花の様子、方言が出てね、この子の本音に触れた、そんな感触あってよかったんですね。

と思ったら、すぐに出たというリサのこと。ちょっと複雑? リサさん。でもあれこれいいあってるうちに、親友だっていってもらえて、よかったね、リサさん。いやほんと、こうして素直に気持ちを口にしてくれる蘭花だからこそ、難しい宿題にもつきあおうって気になるんでしょうね。実に可愛いふたりでした。

そして最後に、歌詞の断片披露! いや、誰が書いたかわからないように部外の第三者に書き写してもらうってなったのですが、まさか花凛さん、読み上げます!? ほんと、最後の最後まで可愛い蘭花でした。

『スロウスタート』

志温が拾ったカメラ。落とし主が現れなかったとのことで志温のものになったのですが、ということは中の写真、見られちゃう!? 実際、こういうことってあるものなんでしょうか。ともあれSDを抜き、大会のパソコンで写真を見ようという話に。どんなの出てくるかな。ホラーかサスペンスかエッチなのかと、それぞれ盛り上がるんですけど、めちゃくちゃ不安になってる花名のいーっていう口、可愛いですよね。

そして出てきた写真。ああ、ほのぼのお子様写真だ。小さな子を写した写真。七五三? お正月? たまてのいうイベントスチルがたくさん記録されていて、これをなくしたご家族はさぞやがっかりなさっていることでしょう。なんとかして探してあげたい、と、周の知識に頼ることになるんですね。

って、すごいな周さん。小さい、可愛い女の子が好き! それはいいんだけど、実際に写真を見せたら名前どころか年齢まで即答! 住所までわかるといわれてビビる花名に冠! でもちゃんと本来の持ち主のもとに戻ったカメラと写真。お礼をいってくれる女の子、ののはちゃんも愛らしく、途中若干ヤバい雰囲気ただよわせたものの、ふんわりほのぼの、いいお話に終わってよかったです。

2023年11月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2023年12月号

 『まんがタイムきらら』2023年12月号、発売されました。表紙は『星屑テレパス』。そして独立創刊20周年の文字ですよ。もうそんなにたつのですねえ。心底驚いてしまうわけですが、だって、ついこないだってのはいいすぎにしても、そんなに昔のことだなんて思ってもいない。時のたつのははやいものです。そのめでたさを祝って、『星屑テレパス』の面々もドレスアップして乾杯ですよ。って、瞬! 君、驚きのエレガンスだな! 皆それぞれに着飾って、ああ海果も素敵な衣装にいい笑顔。本当に魅力的な情景。いい表紙です。

今月は新連載が3本です。

『ほうかごバスケット』

これとなにかに打ち込むこともなく、ひとりそそくさと帰路につく吉野けい。自らを不燃物という彼女は、きっと皆の足を引っぱってしまうとなにに対しても消極的で、しかしここに彼女が打ち込めるなにかを見つけた、そんな瞬間が描かれるのでした。

学校からの帰り、違う道を開拓してみたら見事迷子になってしまった。そんな彼女が出会ったのが、ひとりバスケをする女の子、つばさ。駅に出る道を教えてほしいと頼んだら、その代わりにとバスケにつきあってくれるよう交換条件を出され、シュートの練習をすることに。

しかし、けい、バスケットボールははじめてなのかな? ボールは届けどゴールに入る兆しも見せず、才能がないと思いながらも、一本くらいは決めたかったのか。つばさから、ここまでにしようといわれても、なお続きをと思ったけいの心のうち。不燃物だったはずが、思わず熱くなるものあったのかも知れません。

改めてシュートのコツを説明するつばさが見せた、お手本のシュート。その軌跡が描くアーチ。それがけいにつばさの好きを伝えることができたのか。見事つばさに魅入られたけいが、一歩を踏み出す、その瞬間がきたというのですね。

『異世界魔王ごっこ~魔王は姫を倒したくない!~』

好きなゲームを楽しむために、学校をサボってしまった笹木乃々。はじめての試みに無闇に不安になっているところを見るに、基本まじめで、そして小心者であるようですよ。

しかしいったいなにがどうしたものか、まさかの乃々が異世界に召喚されてしまうこととなった。しかもなんの因果か魔王として! 目覚めれば、敵対する軍勢との戦闘の真っ最中。召喚主ヴィンになんとかするよう求められるも、乃々はいまだ混乱の中。しかしそれでも、敵を退けるのに成功するのですね。

魔王としての実力はばっちり。けれどここで問題が。敵陣を率いる姫が、ゲームに出てくる乃々の推しキャラ、シェルにそっくり! 夢がかなった! なんとかお近づきになりたいと思うも、姫からすれば乃々は敵対勢力の頭領。ふたりは仲良くできない運命なのか。

しかも悪いことにこの世界にはゲーム機がないため、せっかく買ったゲームで遊ぶこともままならない。あっちも駄目、こっちも無理と、まるで思うようにいかない乃々。この子、この世界をいかにして生き抜いていくというのでしょうね。

『ばくちぬぎ!』

のっけから事件性感じさせるんですが!? 朝起きると、妹が全裸で倒れていた。って、いったいなにごとか。玄関ですよね? しかし、妹の身になにがあったのか。慌てて兄が問うてみれば、脱衣ギャンブルなる謎ワード。

なんと、学校に賭博部なる部活があって、女性同士で脱衣ギャンブルなるものに興じているという。ただ今回に関しては部活ではなく、学校からの帰り道、突然現れた黒フードに持ち掛けられた勝負の結果だという。って、それ不審者だよね? 警察に通報すべき案件だと思うんだけど!?

勝負の結果、勝負下着を奪われてしまった。それを兄に取り戻してもらいたい。しかし犯人は美少女しか狙わないというもっぱらの噂。かくして兄を美少女に仕立てて、犯人に襲わせようというのですが、妹、わりとこっ酷いこと考えるよね!

兄は妹のペースにのせられ、女性の姿のまま学校にきてしまうのですが、この格好じゃ授業にも出られない。それで賭博部部室に身を隠すも、そこに現れたのは妹から話を聞かされた賭博部部員。脱衣ギャンブルで私に勝てれば入部を認める! といわれ、しかしこれ、兄貴としては負けるに負けられない困った状況ですよね。

負ければ男であることがバレてしまう。かといって勝てば望みもしない賭博部に入部させられてしまう。はたしてどちらに転ぶのか。兄はギャンブルに特別な才能ありという。天賦の運が火を吹くのか。次回、乞うご期待でありますね。

2023年11月8日水曜日

『まんがタイム』2023年12月号

 『まんがタイム』2023年12月号、昨日の続きです。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

アツシ負傷! ということで、一週間ほど要安静です。足首をやっちゃったものだから、自宅でもなるたけ座っててと。いろいろリナが世話を焼いてくれるのは悪くなさそうなんですが、スマートフォンを探してる時の癖、これがちょっとした騒動の原因に!?

自宅だけでなく、撮影の控室でも、アツシの癖を見てリナがうっかりスマートフォンを渡してしまったというのですね。

やばい、ふたりの関係が怪しまれる! と焦ったリナ。一安心かと思った矢先に、側に座っていた子役のまりんに気づかれてるのではないかという心配が立って、いやもう大変。うかつに探るわけにもいかないしと迷っていたところ、まりんがリナのファンだったことが判明。どうもアツシとの関係に気づかれたっていうのは取り越し苦労だったっぽいと、ほっと一息つくんですね。

でも、これ、なにがいいって、まりんちゃん! アツシに密かにライバル宣言!? ほんと、これは面白くなってきました。この子からふたりの関係がバレることはないだろう。けれど、うかうかしてるとリナがまりんに奪われちゃう!? 略奪愛だーっ! いやはや、ほんとに面白くなりそうですよ。

『校長フライハイト』

困ったな。校長が好みでしかたがありません。いったいいくつなのか、そもそも女性でないのではないかとまで疑ってるのですが、ショートボブの女子高生スタイル。入学式の門前にて制服姿で記念写真を撮りたいという校長につきあわされる教頭の悲哀。

というかですね、この格好で校内うろついてても、まず校長とは思われないでしょう。ましてや入学式。見知らぬ生徒がいても不自然ではないシチュエーションです。教頭、堂々としていたらいいんですよ。

いやでもしかし、この校長、めちゃくちゃ好みです。つり目女子が好きなのかな? とか思ってたら、式の進行をしている女性もいいですね。なるほど、作者の女性の好み? 絵柄? にガツンとやられまくりであります。

そしてラストにまさかの校長メイドスタイル。なんかそれっぽいことおっしゃってますけど、ほんと、この漫画、校長のエキセントリックで押し切るスタイル。でもなに着せても可愛いよな校長。ええ、すっかり校長にしてやられているんです。

『午前0時のおねだりごはん』

新しい展開きたなあ! 久しぶりにおねだりしてきた米沢課長。牛喰も張り切って用意するんですが、あまりに忙しすぎたせいでお疲れの米沢。なかなかスケジュールがあわず、ようやく約束取りつけたと思ったら、まさかの寝過ごし! ほんと、予想もしない展開に、これからどうなるの!? とハラハラさせられたというか、新機軸だなあ!

待ちぼうけ食わせられた牛喰がですよ、ひとり食べるとろろチー鍋を写真とともに実況! 時間が時間なのでまた今度にしましょう、といいながら恨みもつらみも相当? 米沢の食欲をいかにそそるか、その一点にかけた渾身の実況が読者にも刺さるっていうんですね。いやもう、こいつは面白かったです。

で、この埋め合わせ。クリスマスデート成立させるの? ああ、今は酔ってる牛喰だけど、素面に戻った時が楽しみ。デートの約束が成立してたら、ほんとこの子どうなっちゃうんでしょうね。

2023年11月7日火曜日

『まんがタイム』2023年12月号

 『まんがタイム』2023年12月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』。編み物をしているチエちゃんです。いよいよこれから冬になろうという季節。その準備でありましょう、マフラーでしょうか、それともセーターでしょうか。楽しそうに編むその編み物は店子のためのものなのでしょうか。『百合のあいだは悩ましい』黒崎、白野ふたりが一緒に抱えるカゴにはいっぱいの毛糸玉。これからふたりで藍田のため? 編み物をしようというのかも知れませんね。『まほろば小町ハルヒノさん』はセーターにニット帽。これからの冬の寒さも完全に防いでしまいそう。お茶を楽しむ『おとぼけ部長代理』のカットもございます。

『ローカル女子の遠吠え』

じょんじょんで出勤したといって怒られている鎌木。しかしじょんじょんとはなにか? まるでわからない雲春なのですが、うん、自分もさっぱりわからない。けど、雲春が想像しているじょんじょん踊り、それはおそらく違うだろうってことはわかる。わかるんだけど、想像の陽気な鎌木、なんかすごくいいな。あの表情、浮かれた感じ? 地に足のついてない感、最高の描写だと思う。

じょんじょんというのは草履のことなのだそうですよ。って、ぞうりで出勤したの!? 夏気分とかそんなもんじゃないよ? なんでまたスーツにじょんじょん!? 靴下は!? 庭履きを誤ってはいてきたとかなの!? いやもう、たとえ夏でもそうそうない失敗だと思いましたよ。

さて、このじょんじょんがまた別の怒りに火をつけることとなるのですが、その相手はというと水馬さん。じょんじょんで富士山にくるなと怒り心頭なのですが、いや、これ、完全なとばっちり。

夏のトラウマなんだそうですよ。短パン、草履、雨具なし、富士山を甘く見ている登山者に頭を悩ました夏だった。運がよければ無事だけれど、運が悪ければ低体温で行動不能に陥りかねない。本当、山は、自然は甘く見ちゃいけないですね。

そしてりん子に富士登山をすすめる水馬の、その真意。思いのつたわるラスト。これが素敵でありました。水馬さん、本当にいい人ですよね。

『良倉先生の承認欲求』

めちゃくちゃ面白いな。SNSに溺れすぎている。上枝からそう指摘されて、一日スマートフォン断ちをすることになった良倉です。ぶんちょー紳士も禁止です。それで取り乱す良倉! 裏声でぶんちょー紳士に声をあてるとか、本当、普段じゃ見られない様子にすっかり心奪われてしまいました。最高です。

上枝との待ちあわせ。いつもならSNSをチェックしてるところが今日は禁止。それで見事に手持ち無沙汰。電車の中でも手持ち無沙汰。もう本当にスマートフォンがあるのが当たり前になって、手元にないと落ち着かない。うん、完全に中毒だと思う。

でもちょうどいいデジタルデトックスになったみたいですね。なにをするでもなくふたりで海を眺め、ゆったりした時間を楽しんでいる。まさかそれを水元と氷高に目撃されてるとはふたりも想像しなかったでしょうけど、水元たちが見るふたりの様子、客観的にも悪くなかったと思いますよ。

しかし今回面白かったのは、良倉のSNSが動かないことに焦りを覚える星畑。いい子だなあ! そして上枝の魂胆! めちゃくちゃ面白かったですよ。ほんと、ふたりはつきあってしまえばいいと思います。

『瀬戸際女優!白石さん』

白石、本当に母のスナックを手伝うんだ! でも母にしても娘が助けてくれること、嬉しいっぽいですね。お客さんがいうんですね。棚を新調したとかね、そうかあ、店を閉めるつもりでいたけど、娘が手伝ってくれるならと気持ち前向きになったんだ。本当、いい話だったと思います。

そしてここからもいろいろ。爽太が店にきてくれました! そこからの白石の仕事ぶり。お客さんたちの話を聞き、お酒飲まされてつぶれそうな若い人にはさりげなく水をすすめ、そして飲み過ぎ上司には自ら相伴申し出て酔い潰してしまう。気配り、丁寧、そしてしたたか。白石のよいところ、よく出ていたエピソードでしたよ。

そして白石の母がいうのです。爽太のこと、あの子はやめときな! その真意やいかに!?

この理由、次回明らかにされるのでしょうか。目が離せませんね。

『お天気おねえさんの晴れ舞台』

琴音の天気予報にライバル出現です! バーチャルお天気おねえさんハレ。Vの波がついに天気予報にもやってきた。ハロハレハレ〜という挨拶で、元気にお天気を伝えてくれる可愛いキャラクター。最近話題、子供をはじめ若い人にも大人気。琴音のピンチだというのですね。

ライバルに負けないよう、インパクトある企画を考えなさい。軽く無茶ぶりされた琴音が考えながら街を歩いていた時のこと。図書館にて、琴音のファンだという女の子に出会うのですね。眼鏡三つ編み、最高だ! 琴音との遭遇に慌てたその子が落とした台本。拾った琴音が気づくんです。この子、Vお天気おねえさんハレの中身だ!

琴音に憧れてお天気の世界に飛び込むこととなってしまった。最初はバイトのつもりが、局を間違えてしまったり、声質言い回しからハレの中身に抜擢されたりと、なかなか異例の経歴辿っていますが、目指すは琴音のようなお天気。その言葉を聞いて、気持ちを刷新する琴音。局こそ違えど、ともに手を取りあって、ふたりお天気を盛り上げていこう、その思いと思いが共鳴するところ、素晴しかったですよ。

そんな琴音の提出した天気予報の企画。それは基本に忠実で、視聴者の視点に立ったもの。奇抜なことをするよりも、琴音の琴音らしいところ、視聴者に近しくあるところ、それがやっぱり評価されるところも、またよい話でありました。

2023年11月6日月曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2023年11月5日日曜日

『まんがタウン』2023年12月号

 『まんがタウン』2023年12月号、昨日の続きです。

『あの世で猫になる』

生前のタマを知る女性がアパートを訪れて、詳細死因いっさいがっさいが一気に判明! あれは事故だった。酒に酔ってベランダからの転落死。衝動的でだらしなくて怠け者と、散々ないわれかたしていますけれど、実際ベランダにはがらくたやらゴミやらが積み上がっていたとのこと。酒で足元不案内だったか、あるいは友人がいうようにベランダから吐こうとして? けどその実際をタマがちゃんと思い出すんですね。なんと雑霊に驚いて! いや、でもベランダがいっぱいだったのも悪かったよね! ほんと、整理整頓、大切ですなあ。

タマの本名も判明。たまきといったんですね。なるほど、タマという呼び名がしっくりくるわけです。朝倉さんにもたまきの話、共有されて、そうか、タマのこと、たまきが飼ってた猫と解釈したんですね。こうしてあちらこちらに積み残されていたこと、それがすっきりと解決していって、となったら続くは成仏なのですかい!?

次号クライマックスだそうです。そうかあ、終わってしまうのですね。

『押しかけギャルの中村さん』

ウテナさんに、先達てのハロウィンイベントのこと、ちょいとバレてしまいました。いや、別にバレて困ることないんですけどね。中村の写真の後ろに、女装秋山が写り込んでいた。それだけで潤ってしまうウテナさん。どれほどにふたりのこと推してらっしゃるの!?

その話題、ネトゲ中に仲間に共有されましてね、それで面白そうにしてる秋山が気に食わない。仲間はずれはいや! と中村もゲームに参加するんですね。

そこからの冒険。まさかの触手に搦め捕られて密着イベント発生しちゃうとか! まさかこれを期待してのクエストチョイスじゃあありませんよね!? と思って確認したら、ウテナさんはクエスト選びに関与してませんでした。

しかし頼りになるウテナさん。ふたりのピンチを救ってくれて、そして近づくウテナと中村。このふたりが仲良くなるのもまた面白そうですよね。

さて、今回は2本立て。後半は頼りになる秋山くん、なのですが、固いビンの蓋を開けてもらう! SNSの詐欺メッセージの対処にアドバイス! そしてさらに口の中噛んじゃったところに薬塗ってもらう!

なんだこのいちゃいちゃイベント。口内炎クリーム、ちょっとだけ麻酔効果がある、ってそうなんだ! 今塗っておけばカレーができる頃には効いてるだろう。というので、普通に塗って、指でいいからと無邪気に口開けて待っちゃうんですね。

本当、これ、秋山に対する信頼の証なんだと思う。その後の話も、秋山がいるの当たり前、秋山がいてくれないと寂しい、秋山がいてくれると嬉しい。そんな感じの振る舞いが見てとれて、いやもう、中村さん、秋山大好きですよね。

それだけに、サークルの関係で家を空けるかも知れないという話。ひとりこの家に残される中村、はたしてどうなるのでしょうか。ひとりでちゃんとできる? 寂しくて泣いたりしない? それとも距離がふたりの仲を育てる系!?

次回、実際秋山が家を空けるかどうかも不明ですが、中村、その内心やいかがなるか。その心のうち、なにかしらはっきりする、そんなイベントになりそうです。

それはそうと、カレー食べてる中村さん、可愛いですよね。

『ホントはダシたい山車さん』

山車とおつきあいすることになった佐藤。社内で公表するべきか、迷っていたら他のカップルに先を越されてしまいました。

さて今回のテーマは赤だしです。赤だしは塩からくて苦手という佐藤に、赤だしと味噌汁の違いを教えてくれる山車。で、その時の意味深なやりとりが目撃されて、つきあってることが社内に流布! ああ、公表のタイミングどうしようとかもう悩む必要なくなりましたね。結果オーライだったのではないでしょうか。

そして赤だし。味噌汁は味噌が主役で、赤だしは出汁が主役というの、こういうのはじめて知りました。といっても、うちでは基本赤だしは作らず、たまに飲むことがあっても、インスタントだったりしたからなあ。でもこうして味噌汁と赤だしが違うと聞かされれば、どこかちゃんとしたところで味見してみたい。なんて気持ちにもさせられて、そうした興味を引く見せ方。毎回、すっかりやられてしまっているんですね。

そして次回最終回。ああ、ふたりの結婚が決まったりするのでしょうか。

2023年11月4日土曜日

『まんがタウン』2023年12月号

 『まんがタウン』2023年12月号、発売されました。表紙は『押しかけギャルの中村さん』。片手にカップのドリンク持った中村さん。もう冬目前? ニットにふわふわファーの帽子、といいたいけれど、肩も脚も出ているね!? これは季節は秋なのか冬なのか、わからん! でも冬っぽいんだよなあ。12月号、もう年末、クリスマス時期なのかも、なんて感じがするんですね。そして中村さん、いい笑顔で手を引いている。ああ、秋山がいるのね!? イルミネーション? 輝く街へと繰り出そうとする、そんな浮きたつ気持ちが感じられるようです。

今月は新規ゲストが2本です。

『姉ちゃんなんて大キライ』

さすがのといっていいのでしょうか、安定の面白さですね。読み切りゲスト、ということでキャラを絞ってきっちりふたりがどういう人物であるか紹介しつつ、話のフリから、さらにはまさかの展開、大ゴマ使った見せ場を用意し、次へ次へと話を進めていく。

その話の動きとともに、登場人物の変化する内心も描いてみせる、この巧みさ。漫画としての見せ方、話の練り上げ、そしてすっきりと落ちをつけて、きれいに終わらせる手腕。一本の短編として、完成度高く仕上げてきなすった! もう、本当にうまい漫画だったと思いました。

しかし、この姉ちゃん。弟思いなのはわかるけど、普通に迷惑ではあるな! ほんと、姉というのはこういうものなのか。そうした解像度。作者にも姉がいらっしゃるのでしょうか。

『のうのうと高校生』

インパクトある作風! これ、『ザ・小学生ズ』の人だ。前回も印象的だった。クラシックな雰囲気。ちょっと辛辣で不気味ささえ感じさせる絵柄。なんていってましたけど、今回は登場人物が高校生になったことで、不気味さよりもナンセンスさがより強く押し出されるようになった。そんな風に感じました。

この漫画は絵柄含めた見せ方で押す、そんな作風なのだと思います。描かれる内容はそこまで斬新ではない。ナンセンスなネタを真顔で押し切る、そういう押しの強さが持ち味。好き嫌いは強そうですね。けれどこうしたアクの強めの作風もあっていい。今の流行りとか関係なく、多様な個性が発揮できること、それがジャンルの幅の広さを作るのだと思うんですね。

『もくもくもくのキャン』

ひとり、焚き火をする木野。そこにおはようと話しかけたのは、原田ならぬひとりの男性。木野が応えて、草太さん。ああ、木野の夢だこれ。夫とのキャンプの日々を夢に見ている。しかしこの夢の結末、テントに入った夫に続きテントに向かった木野の見た情景。無人のテントを前にした木野のその表情。胸がしめつけられるような寂寥感あって応えました。

けれどそこで原田と話をするでしょう? 夫とキャンプする夢をいつも見る。それが木野にとっての救いとなっている。今日原田と一緒に過ごしたキャンプも、また夢で夫との時間になるだろう。それを楽しみという木野。ああ、この人がひとりキャンプを続ける理由、その一端がまた垣間見えた、そんな気がしたのでした。

木野と原田、ふたりで眺める朝日。また一緒にキャンプにいこうと話しているふたり。これからも続くだろうふたりの関係、それを思えばなにかほっとさせられるような気持ちにさせられます。ただ一緒にキャンプにいく。それだけのことかも知れないけれど、ただそれだけではなかった。長い時間をかけて、少しずつ歩みよりながら理解を深めていった。その過程あったからこそ、この感慨なのかと思います。

『兎なりのウサギさん』

寒くなると、人もウサギも調子を崩します。寝始めの頃はまだちょっと暑かったのが、明け方にかけて冷えちゃったんですね。それで紅詩もみたらしも調子を崩してしまった。紅詩は風邪、みたらしは腹痛。あまりの不調に青枝に助けを求めて、みたらしを動物病院に連れていってもらう。

青枝、さすがですね。鬱滞と申し出て、レントゲンからの治療です。このレントゲン写真、もしかして本当のウサギのものですか? そして治療ではまず注射。それから内服薬。薬を飲ますのはそれはそれは大変で、バナナにかけても食べない。加工しても食べない。なのでスポイトで強制給餌というのですが、風邪をひいてる紅詩が大奮闘!  この迫力! この鬼気迫る表情!

ほんと、それまでは風邪ひいてる紅詩さん、色っぽいなあとか思っていたのが、一発で吹き飛びました。時には気迫も大事です!

2023年11月3日金曜日

『まんがホーム』2023年12月号

 『まんがホーム』2023年12月号、昨日の続きです。

『はなまるゲーセン飯!!』

メインどころが揃ったのかな? 田舎に引っ越してきた内気少年田貫源。憩いのゲームセンター&食事処あがいんで出会った店員が、なんと同じクラス。花崎園香。学校での関係とあがいんでの関係、マルチに展開していきそうな気配。いいのではないでしょうか。

学校は女子校から共学になったばかり。周囲は女子ばっかりで、そこに東京からの少年が投げ込まれたからさあ大変。興味持った女子にむらがられても、ぼっち歴の長い田貫にはいかんともしがたい! この学校でのアウェイ感あったればこそ、あがいんが彼にとってのホームになろうというのかも知れませんね。

さて、あがいんでの再会ですよ。園香とその幼馴染み、尾花沢樺恋。めっちゃ可愛いな! この樺恋がですね、ことあるごとに園香と田貫に焼き餅を焼く! めっちゃ可愛いな!

かくして放課後あがいんでゲーム、そして軽食いただいて、樺恋に嫉妬される。田貫の日常生活、そのパターンが決まった瞬間ですね。

『座敷童子あんこ』

喫茶店のモーニングってそんなにはやく終わるの? 朝寝坊のあんこはそのせいでモーニングにありつけず、目覚ましをいくらしかけようと、あんこ自ら破壊しては二度寝三度寝を決めこむ始末。そんなあんこにパパ上からのアドバイス。仕掛けでもって、時間になったら清めの塩を大量投下しようというんですが、パパ上、あんこが妖怪ってわかってやってるよね? これでバレてないっていうんだとしたら、野生の勘とかニュータイプ的ななにかなんですかね。ほんと、この漫画最大の謎、それはパパ上です。

しかしこの仕掛け、問題がありますよね。目覚ましが鳴る→時間を空けて塩が落ちてくる、だったら鳴ってすぐ時計を止めたらあんこは助かります。けど、これ、鳴る即投下よの? あんこは塩攻撃を避けられない仕組みなのでは!?

かくして案の定塩を食らったあんこ。本人は平気そうだから大丈夫だけど、これ一歩間違えばあんこ消滅していたのでは? だとしたら、捕獲できなかったパパ上かわいそう! いやもう、このふたりの関係、改めて剣呑ですよね。

『歌詠みもみじ』

キャッシュレスに挑戦するパパさん。いや、設定その他はお家でやっつけておきましょうよ! といいたいけれど、この焦るシチュエーション、わかりますよ。店頭で開いたらログイン状態が消滅していて、あたふたして結局現金で決済したことありますからね。ええ、あのパパさんの焦り、わかります。

しかしたまさかレジにいたのが千恵ちゃん。めちゃくちゃ可愛いな! パパさん前にして困り顔なとこもいい。

この漫画の登場人物、みんな可愛いんですけど、なかでもトップはやっぱりママさんなのではないかと改めて思わされましたよ。そんなにカニ好きじゃない。そういって、パパさんに剥かせる。でもって加えてもう一度あーんでしょう? ほんと、めちゃくちゃ可愛い。いつかもみじもこんな感じになるのかも知れませんね。

『うちの秘書さま』

はじめが当てた温泉旅館宿泊券。家族向けなのかな? 4人までご招待というので山田も誘われたのですが、だとしたら残るふたりは七瀬と田中さんだな。そう思ったら、違った! マジか! 収集つかんから、あえて田中さんは外してきたのかい!? ええ、最後のひとりはメイドさん! おお、メイドさんの浴衣姿。きれいな人はなにを着せても似合うのだなあ! まさしく眼福のエピソードでした。

しかし創業300年の老舗旅館。その雰囲気やあやしくて、はじめにとってはお化け屋敷。でもこれ旅館側もわかってますよね? だって、部屋に通して最初にお出しするお茶、あえてひとり分多く出してくるっていう! いやな女将ジョークだなあ! ほんと、おかしかったですよ。

そしてはじめの不思議体験。ゲームコーナーにいってみたら、囲碁をするご老人に誘われて数時間を過ごすことに。しかしその老人たちは……! というんですが、あ、よく見たら着物が左前だ! ほんとよくできている、というかこんなにほがらかフレンドリーな幽霊なら、遭遇してもそこまで悪くないかも知れませんね。

2023年11月2日木曜日

『まんがホーム』2023年12月号

 『まんがホーム』2023年12月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。テーマは収穫の秋でしょう。カゴに野菜、というかニンジンいっぱい収穫しているらいか。一本さっそく食べてるんですが、新鮮なニンジンはそのまま食べられるんです! みたいな感じです。『ガチ恋カウント2.9』はメイデン様を背後にネギを構えるリコ。『ヲトメは義母に恋してる』鈴さんと寿々さんが一緒にトマトのカゴを持ってます。そして『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は、白菜、そしてカブラ。このあたりは三国志の頃にもあった野菜なのかも知れませんね。

『こんなにカワイイ音瀬くんが女の子のはずがない』

皆でキャンプですよ! メンバーは音瀬に森川、そして橘&有樹。言い出しっぺは橘なんですが、間違い電話で森川が、道具目的で有樹が参加することになって、カワイイどころふたりと男ふたりでの泊まり掛け。ああ、これは間違いがおきますね! おきますよね? おきないんですか? おきてくださいよ。

しかし非常に不安なキャンプですよ。橘と森川、ふたりのキャンプ知識は話題のキャンプアニメ視聴レベル! 期待の星、有樹はというと道具はあっても一人用。まったく足りていない。どうしようというので、橘がキャンプ道具をレンタルしようと提案。これで問題なくキャンプを楽しめる! と思ったら、橘は本当に駄目だな! なんでテント二人用しか借りてないの!? というか、この意思疎通がまるでできてないグループ! ほんと、駄目駄目では!?

こうなったらしかたない。二人用に四人でぎゅうぎゅうになって寝るしかないね。密着だね? ああ、これは間違いがおきますね! おきますよね? 期待していますよ? おきなかったら承知しませんからね?

『孔明のヨメ。』

燃え上がる船団! いよいよ戦いの火蓋が切って落とされた。さあこれから激しい戦いが、と思ったら、冒頭に船の便所に放置される黄蓋の図……。ほんとなのか、マジなのか、こんなの記録されてるんだ、すごいな三国時代。

今回も光るのは曹操の判断力でしょう。船団に火を放たれた。謀られたと知るやいなや、ここまでの準備積み上げを惜しむことなく即退却と決断。自ら陣に火を放ち江陵へと脱出を図るんですね。いや、本当、配下も感心していますが、普通ならこれまでの労を、取れるはずだった勝ちを惜しんで決断も遅れかねないところが逃げの一手に徹する。こうした果断さ、実利を重んじ感情に絆されないところ、これあっての覇者たる器であるというのでしょうね。

そして戦いは続きます。思うように進めない水上部隊に陸上部隊。そこに駆けつけるのは劉備配下の張飛益徳。ああ、またここに見せ場が展開されそうです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

幼ない頃の夢を見たはじめ先生。初代にゃーたにざりざり頬を舐められて泣いちゃった思い出。実際に頬を舐めていたのはめておだったのですが、この夢をきっかけにしてめておと初代にゃーたが似てると気づいた。ああ、これは謎の猫、めておの出自ないし正体に迫る、そんな情報かも知れません。

今回は、はじめ先生中心のエピソードでしたね。かつて一緒に暮らした動物たちの思い出。猫が大好きだったゴールデンレトリバーの社長。社長に舐めまわされて怒ってたにゃーた。そうした懐かしい思い出の日々は、今のこの環境に繋がる思いの源泉たるものあるのかも知れませんね。

そして最後にめておがいう大型犬が苦手な理由。舐められたらビショビショになるから! なるほど! このレトリバーのポポちゃんとめておの会話、なんか可愛くていい感じでした。

『ガチ恋カウント2.9』

理想の姿を覆面レスラーマスク・ド・メイデンに託した冬根芽生子。リングの上での強く気高いその姿と実際の彼女のギャップ。その谷の深さこそが、芽生子の夢の現れなのかも知れませんね。腑甲斐ない自分を変えたい一心、それがマスクをつけた自分、メイデンを生んだ。メイデンの華麗さは、本当の自分へのネガティブの裏返しなのでしょう。

さてその可愛い芽生子さん。まさかのリコと出会ってしまいました。髪の色と香水から、リコ察して、あなたはもしやメイデン様!?…… の大ファンなんですね! って、まるでバレちゃいねえ! でもってここから自己紹介、からの結婚願望を本人に語っちゃったよ、リコさん!

ほんと、これどうなるんだ。リコは練習生募集に通らないものと覚悟決めてますが、まさかの提案を受けて上司とともに絶叫! このくだり最高で本当に好きだったんですけど、そしてまさかジムにて再会メイデン様!

さあ、どうなる。マスクの下で驚いてる芽生子がいいですよね。ふたり、いつか結婚する日がくるのでしょうか!

2023年11月1日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2023年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2023年12月号、昨日の続きです。

『うさパン焼いて悪いかよ!』

今回はハチがひたすら可愛い回! 雑誌で見たウサ耳パーカー欲しさに、こっそり街に出てみたら、良にネムにさらにはクマにまで出食わしてしまってさあ大変。なんとしてもウサ耳パーカーの秘密は守りたい。つきまとってくる良たちを誤魔化すべく適当な服ひっつかんでみれば、試着せよと、こないだ太ったとこだろうと、わりかしまともな突っ込み受けて、ここからハチの着せ替えがはじまるんですよ。

いや、しかし可愛いじゃないですか。一番最初の適当にひっつかんだやつがいいよね。ちょっとお姉さんっぽい。からの、まさかの着替えてるところにクマが乱入してくるというハプニングあり、それはそれは大変なことになっちゃったわけですが(クマが)、結果的にクマチョイスのウサ耳パーカー入手にいたったから結果オーライ。

いやほんと、パーカーにつつまれて満足げなハチ、めちゃくちゃ可愛かったですよ。

『ササエルの中には誰もいない』

お、終わってしまうのかい、ササエル!? と、その前にササエルとクジベェくん、東京進出ですよ。B級グルメのイベントに招待されて、これぞ機会とやる気なんですが、どうにもうまくいかないもので、台風直撃!? からのサービスエリアにササエル&常子置き去り!?

ほんと、ここからのふたり一緒のヒッチハイク紀行。あやしいやらあやういやら、ほんと財布持っててよかったよね? なんとか東京つくも、目的地がわからず、迷子の心細さから、ササエルは泣くわ常子も泣くわでもう大変なんだけれど、この紀行がSNSに晒されることで日和子とも落ち合えるわ、さらにいえば宣伝にも役立ったのでは? ほんと、なにがさいわいするかわかりません。

そして目的地、ご当地最強決定戦。しかし、これまともなイベントなの? B級グルメイベントというけど、普通に出店して営業するだけで、ここで勝ち負けは決まらない。じゃあどうやって勝敗つけるのかというと、プール渡ってローションまみれの山を登って、フラッグ掴んだものが勝者! って、いやいや、そんな無茶な! と思うのだけど、そういう無茶があるのがこの漫画でした。

運動性となると光るのがクジベェくん。あの動きづらそうな着ぐるみで、華麗な跳躍、強烈な蹴り。傍若無人ではありませんか。そしてぬるぬる山を苦もなく登っていく。どういう理屈!? 足裏にスパイクついてるの!? でも、ここでササエル2号の姉妹愛がササエルを優勝に導く! 日和子、肩強いな! はいいとして、ここで感動のあまり? いや緊張? ともあれ、いらんこと口走ったことでヤッチーと稲井に身バレ!?

最終回に向けての急展開。ほんと、ササエルの明日はどっちだ!