2023年11月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2023年12月号

 『まんがタイムきらら』2023年12月号、昨日の続きです。

『妄想アカデミズム』

同日試験に臨んだ未春。しかし英語の時間に妄想にふけってしまい、点数とれずに終了! かくして偏差値41の結果を叩き出してしまうことに……。これ、英語を省いて残る科目だけで偏差値出したらどれくらいいくんだろう。いや、さすがに未春も落ち込んじゃってるんですが、世界史と国語は平均くらいとれてる。数学も勉強してた単元は結構できてる。決して目がないわけじゃない。勉強したことは身についてる。皆の言葉で、少し持ち直すんですね。

そして問題は莉子。本人の学力、成績、テストの結果はなにも問題ないのだけど、未春が自分を追ってきていることに思い悩んでいる。未春に負担を与えてるんじゃないか。またふと耳にした言葉、高校時代を勉強だけで終わらせるなんて嫌だという声になお迷いを見せて、いやいや、それで自分は落ちようなんて思わないでくださいよ!? それ、未春も悲しんじゃいますよ!?

試験帰りに未春の家に寄った莉子。未春に部屋に通されて、未春を待つ間も悩みは深くなるばかり。そんな莉子が見つけた、未春の同日試験の結果。はたしてその内容を目にしてしまうのか。

本当、今はそうしていろいろ思い悩まないで! そう思わないではおられないハラハラが連続します。

『しあわせ鳥見んぐ』

扉の翼、めちゃくちゃ可愛いなあ! ベタだけど、こういうの大好きですよ。

さて、今回は番外編です。大恐竜展にいきました。入り口に展示されている獣脚類の復元標本相手にテンションMAXのすずが食ベラレチャウヨー! と大騒ぎ。ほんと、なんでも楽しめる子ですよね。

今回のトピックは、鳥は恐竜の子孫。どうもピンとこないすずを連れて、オーストリッチ展示園。ダチョウを展示する施設にいってみるんですが、おお、これも鳥見か! ただいつものバードウォッチングとは随分趣向が違いますよね。どちらかというと牧場見学に近い。

飛べない鳥。世界最大の鳥。そのたくましい足など見れば、恐竜の子孫というのもうなづける。なんて、話をしていたら、向こうからのしのしやってきて、踊りを見せてくれるというんですね!

しかしね、ダチョウって結構怖いですよ!? 昔、今は亡き宝塚ファミリーランドにてダチョウを見ようとしたらですよ、向こうからのっしのっしとやってきて、思わず後退りしちゃいましたからね! ええ、結構な迫力。恐竜の子孫というのもうなづけます。

ダチョウを身近に感じたすずさんが、ダチョウに応えて翼と一緒に踊ります。これがなんというか、可愛くて、けれどなんだか馬鹿馬鹿しくってちょっと変! とか思ったら、それがまさかの落ちになるとか! ええ、ほんと、すずさん、可愛い人だと思います。

『かみねぐしまい』

誰かの願いを叶えてはやく天界に帰りたい。そんな神様の思いを受けて、はやくお家に帰してあげよう、願いごとをさっさと決めたいというツギノは本当にいい子ですね。そしてツギの申し出を受けて、なんだかんだで一緒に考えたまえなもいい子。ふたり、いがみあっていますけど、こうやって方向性定まるとちゃんと結果出しますよね。

かくしてひねり出されたのが風呂掃除。神様に水着を着せて風呂掃除を依頼するのですが、見事掃除を完遂! けれどそれでも帰れる気配がない。ああ、なにかしら大きな願いじゃないと駄目なのか!?

からの、神様がふたりの母の願いを知ってることをぽろっとしゃべっちゃって、思いあたることがあるっぽいツギノ!? なにもわからなくて悔しいまえな。それで今度は神様から母の願いを聞き出そうという流れになるの!?

ほんと、しばらくは自分の願いを叶えるため神様をちやほやする、ちやほやレースが続くものだと思っていたのが、まったく違った方向に次々転換していくところ、すごいですよね。毎回、そんな方向に!? こんな展開が!? って驚かされてるように思います。ええ、次なるまえなの魂胆の行方も、また楽しみでありますよ。

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