昨日の続きです。
『まんがタイムきらら』2023年12月号、『それでは、ステキなセッションを。』
おお、次回で最終回なのですか。ストイックにストイックを重ねるような鴫野のスタンス。はたしてその背景にはなにがあったのかが掘り下げられていった今回。そこに関係していたのがロノ。かつて頼りなかった鴫野にアイテムを渡して、その実力を引き出した。けれどその時に、アイテムの力だって説明していなかったのが裏目に出たというのですね。
アイテムによる一時的な能力の引き上げに頼らず、自分自身の力でトップになる。それが彼女のストイックの根本にある理由。ある意味、意地なのかも知れない。そのせいで、音楽を、歌を楽しむことがなくなって、ずっと苦しみの中、活動を続けている。
そんな鴫野を助けてやって欲しいと、是沢たちに期待をしている元トキオンのメンバーたち。是沢を中心とする3人は、鴫野のオーダー、楽譜通りを破り、また異なる境地を見せるのか、あるいは……。
次回、最終回にしてライブシーン。はたしてどんなスペクタクルが待っているのでしょうね。
My Private D☆V
『星屑テレパス』の大熊らすこです。
D☆Vポイントは「はんぶんこ」の文字を中心にして描かれた、女子ふたりの時の歩み。雨の日に差し出された傘にはじまり、夏の日のアイスはんぶんこ。そしてラストには、大人になったふたりの指輪にはんぶんこされたハートのマーク。
ああ、これはすなわちそういうふたりの恋愛の物語ということでしょうか。ということは、『星屑テレパス』でも期待していいんですか!? いろめきたってしまうわけですが、それはさておいても、ひとつのキーワードを軸に描かれるストーリー感じさせるイラスト。これはとてもいいと思えるものでありました。
成長と、それにともなう気持ちの成熟。表情を通してうかがい知る、パートナーに向けられた思いの深さ。その描写がまた素敵だと思わされたのでした。
- 『まんがタイムきらら』第21巻第12号(2022年12月号)
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