2023年11月12日日曜日

『まんがタイムきらら』2023年12月号

 『まんがタイムきらら』2023年12月号、昨日の続きです。

『きみはあくまでも。』

ヴェネルを人質にとったサラロット。エクールカと対峙するにあたりこのような行動をとったのは、エクールカを揺さぶりたい一心であったのか。そしてその真意はいかなるものか。あくまでも執行者としての責務によるものか、あるいはマーシャにひかれる自分自身をも否定しようとするがためなのか。サラロットにとっても、このエクールカとの対話は自分の存在意義にかかる重要なものであるようなのですね。

悪夢を見せられたヴェネルを救うエクールカ。しかしエクールカはそれでいいのでしょうか。サラロットがいうように、人に恐れられなくなった悪魔はいずれ消滅かそれより酷い末路を迎えるようになる。その覚悟を持って、ヴェネルを救い、彼をこれからも比護しようという。そこまでのエクールカの思いの源泉、それはいったいなんなのか本当に気になるところです。

そしてラスト、まさかのエクールカ巨大化!? ええええ、なにこれ!? どうなるのん!? ほんと、思いもしない展開に、ヴェネルのみならず私も大混乱です。

『ほぐして、癒衣さん。』

本格的に癒衣と暮らすことになった夏鈴。とりあえずは最低限の身の回り品を移動させ、というのですが、その中に気になる物品が。座布団? いや、枕だそう。ぺらっぺらの布。これで大丈夫なのかという癒衣が、夏鈴にすすめられるがままに試してみたら、ああ、やっぱりあかんかったですか。ほんと、これが夏鈴の頑固な肩こりの原因なのではと思いいたるのですね。

ふたりで安眠グッズ、枕を買いにいくことになるんですね。夏鈴は枕、癒衣は抱き枕。ちょっと意味深ですね、癒衣さん。そして夏鈴、店員に勧められるままに試してみた枕ですよ。違いを実感。そして癒衣も同じひとつ枕を添い寝して試すことになるんですが、ひとりドギマギしてたら、夏鈴、速攻で寝とる! よっぽど心地いい寝具だったのでしょうね!

これがきっかけで夏鈴の睡眠の質、向上したらいいですね! からのくじ引きで当てた枕カバー。いや、こんなのくじの景品にしちゃ駄目では!? その真意に気づかぬ夏鈴。意外やといっていいのか、そういう方面に疎い模様。癒衣ひとり、その意味するところに想像膨らませたか、軽く赤面しています。

『おねロリキャバクラ』

凛と楓の関係はちょっと特別? 楓がお店にいったところ、ハロウィンの飾りつけがお出迎え。キャストの皆も仮装をしていて、今日がハロウィンということを失念していた楓は、凛からちょっとしかられちゃうんですね。

そこからのノエルのサポート。ハロウィンを忘れてた、お菓子を用意していない、というお客さんのためにと、お菓子を提供している。その時に、凛が特別に好きなお菓子、食べたいといっていたお菓子を教えてくれたりね、そうして世話を焼いてくれたの、いやもうありがたい限りですよね。

その真意、後ほどわかります。凛の楓に対する態度がちょっと違う。それを観察して楽しむ気だった!? 楓が凛にお菓子をプレゼント。でもトリック・オア・トリートの前だったからと、イタズラもついてきて、そのちょっとしたいちゃいちゃの様子、遠くから眺めてにやにやしている!

その様子をもって、やっぱり楓のこと特別だよねと聞いてみたノエル。特別とかじゃないよという答をもらうも、やっぱり察するものがある。ええ、その言葉にされない思いのほど。そのニュアンスにこそ、ノエルをにやにやさせるに足るものがあるのですね。

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