2023年11月22日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年1月号、一昨日の続きです。

『さうのあっ!』

芹香さん、めちゃくちゃ可愛いですよね。扉のチャイナも可愛い。学校での委員長スタイルも可愛い。面白みのない子と思われてるかも、なんていってますけど、いやいや、そのおすましがいいんじゃありませんか。といいたいけれど、こかげがいうように、その自己評価はちょっと実像とかけはなれすぎてない!? ほんと、自分が普通と思ってる系のマニアさんなんですね。素敵です。

今回は、そんな友人たちの評判を調べる話。芹香の評価は教師からも高いんだけど、校庭で斧を持ち出した件! あった、ありましたね。ほんと、やっぱり隠された一面、そのギャップは強烈なんですよ。クラスの皆からの評判も、うまく突飛な一面を隠せているという感じ。

そしてついでに高野の評判も調査して、そうしたら意外や愛されキャラ! いいですね、皆、それぞれによさを評価してもらえているようですよ。

今回こうして皆それぞれの印象や評価をいろいろ話しあって、その果てに友達でスよ、親友ですよとくるところ、ほんとよかった。ええ、こかげが怯みながらも、その友人という認識してもらえてるの受け入れるところ、とてもよかった。そして芹香も同様。ええ、皆、いい仲間です。

『エイティエイトを2でわって』

ああ、やっぱり美弦、腱鞘炎だったのですか。あんまり無理すると酷くなって、最悪手術とかになるよ!? 気をつけて!? といいたいけれど、早速無理しようとする美弦です。ああ、これは焦るわ。無茶しかねない美弦をしっかり引き止めてくれる奏が本当に頼もしい。制止してちゃんとケアして、そして美弦のかわりにステージに!

ああ、ピアノに向かうのが怖い、手が震えてしまう奏。この局面をどう乗り越えるのだろう。そう思ったら、脳裏に浮かぶは美弦の言葉。わたしの為に弾いてくれ! その思いに呼応して、弾き出したのがショパンの『エオリアンハープ』。かつて奏の演奏を聞いた美弦が気にいって、いろいろ褒めてくれたりした思い出の曲。ここでこうした展開がくるところに、美弦と奏のつきあいの長さ、その時間や一緒に経験したことが積み重なって、ふたりの歴史を彩っていること感じさせてくれて、ああ、なかなか素直になれない奏ですけれど、美弦のこと、よく見て、覚えて、そして思っていてくれたんだなあ。

今回のステージ。奏にとっては本当に大きな転換点だったのだと思います。彼女にとって、ピアノと向きあう意味や理由、そして音楽というものの質が一変した。この経験は、いつかまたふたたび奏が羽ばたく日に、大きく背を押す、そんな力になりそうに思いました。

『SAN値直葬!闇バイト』

こよは美術部だったんですね。久しぶりに部室に顔を出したら、不気味な絵を描くことで知られる日熊がひとりイーゼルに向かっているだけ。聞けば、日熊が描く絵を気味悪がった部員たちが離れていってしまった。とはいえ、この子の絵、確かに陰鬱として、この世の理を裏から見ようとする、そんな不穏さがある。

日熊の家にお呼ばれされたこよ。家へ向かう道々、いろいろまた不穏なことを聞かされて、そして通された地下室には不気味な井戸。絵に描かれた井戸のそばにはグール、食屍鬼の姿があって、しかしこのグール、日熊の想像ではない。実際に井戸から這い出してきて、こよに襲いかからんとする!?

いやほんと、たまたまアメンパインから魔術を教わっていたから助かったものの、そうでなければこよは助かりませんでしたね。いやもうほんと、この町がそうなのかどうなのか、不穏なものがうろうろしすぎてる! こよならずとも、身の危険がいっぱいすぎて、いやはや落ち着かんですよ!

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