一昨日の続きです。
『まんがタイムきららMAX』2025年10月号、『スポチャン!』
学生連盟から届いた全日本学生大会への紹介状。スポチャン部の皆で観戦しにいくのですが、いった先で問題発覚! 姫と呼ばれしももの真実が、大学生ふたり、りおんときらりにバレてしまった! 無敗の姫、朝比奈レイとは目の前にいる彼女ではなく、その横にいる黒髪ロング! あの時、レイのかわりにももがいくことを知らせてなかったがための誤解なのですが、これをあかりにとがめられて、今日のレイはスポチャン禁止です。
でももしここで大学生とレイの対戦が実現していたら、どんな結果が出たのでしょうね。あっさり大学生ふたりを降しちゃうのでしょうか。しかしレイがスポチャン禁止だから、我らが姫、ももとりおんの対戦がなって、明らかになるりおんの変態性! から、りおんに勝つための策を打ったもものカウンターと、それをいなすりおんの強さ!
本当に強い先輩たちなのですね。
その強さは今回の最大の盛り上がり、グランドチャンピオン戦にても見せつけられて、きらりが新人の部で、りおんが上級の部で勝利。本当、素敵な先輩たちじゃありませんか。そんな先輩に見込まれたもも。この子の将来もまた期待でありますね。
『追放令嬢は技能実習生になりました。~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』
お米の話題です。米不足からの高騰。為政者への批判を口にするアーシャですが、このアーシャさん、日本から米を持ち帰って、広めるつもり満々だ!
ということで、今回は米づくりを学ぶアーシャ様ですよ。アーシャが見つけた種籾を選別するところから田植えまでやるんですけど、塩水に漬けて選別。それをお湯で消毒するの、機械がないと温度管理大変そう。消毒から、催芽から、機械があればお任せだけど、ないと人間がたびたびチェックしなければならない。でもその発芽待ちのアーシャがですね、いつにも増してわくわくしてて、なんと、アーシャ、好きなものとなればこんなにも能動的!
野菜は好かんが米は好き! そんなアーシャの今回の学び。苗は農協から買ってるところを、アーシャのために特別に実習させてくれたようなもの。そだちに感謝しつつ、しっかり手植えするアーシャが本当に頼もしいエピソードでした。
『SAN値直葬!闇バイト』
アーシャ様が米をつくるなら、あかりだって負けません。勝手にどんどん土地が増えるトラペゾヘドロンの特性を最大限に活用すべく、田を起こしはじめるあかりです。すべては利益のため。米不足、価格高騰を受けて、ひと儲けを考えての行動。ああ、アーシャ様とはずいぶん違った動機です。
動機が違えばその手法も大きく違って、なごみの能力を活用しての害虫駆除はいいとして、雑草対策にジャンボタニシ導入したり、波動やなんやゆうてみたり、こよちゃんってこんなにヤバい人だったっけ!? ひとりかれんが常識で忠告してくれるんですが、まるで通用しない! ほんと、あかんやつや。手がつけられないやつじゃないですか。
でも、もっと手をつけられないのがありました。田植え前に落ちてきた隕石。小さくなって消えた隕石。こいつがあかんかった。米が、虫が、異常に育ちすぎる。奇妙な色。不自然な様相。こんな米、食べて大丈夫なのか? と思ったら、メガジャンボタニシによる食害が!
さらにはあかりにまでこの症状が出始めて、この病やいったい!? なんと、あの隕石、星を渡る「色」の仕業だというのです。
「色」に侵食されるあかりの精神。あかり、危うし! と思ったら、どす黒いあかりの精神が逆に「色」を侵食し撃退してしまった!
っていいのか、あかり、だいぶ人間を捨ててしまっていますよ!?
でもほんと、同じ米づくりを題材にしても、こんなにも差が出るというんですから、漫画というのはおもしろいですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第10号(2025年10月号)
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