昨日の続きです。
『まんがタイムきららMAX』2025年10月号、『プロジェクト・ユリフォーミング!』
地球を滅ぼす気でいるマツバ。リリーの制止が効くわけもなく、頼むはイオリママのみ!? 地球の思い出づくりにと海へと誘って、皆で一緒に景色を、海を楽しもうという。そこに降り立つイオリママのエグめの水着。静かにイオリにダメージを与えるも、この魅惑がマツバに効けば地球の存続も確かなものに? 頼むはイオリママのみという、まさに地球の危機なのです。
しかしリリーよ、イオリにルナの水着に大興奮。ポロリを期待していますが、そういうときはまず自分からと中国の故事にも申します。ともあれ、ルナはもっと自信を持って胸張ってほしい。心の底からそう思ったエピソードでした。
さて、今回の見どころは、手に手をとって一緒に海に入っていくイオリママとマツバのくだりでしょう。美しい印象与えて、即溺れるマツバですよ。しかしイオリママの奮闘でこの危機を脱し、そしてマツバからの求愛を受けて、ともに助かる地球よ。ああ、マツバにとって地球はイオリママのついでであったか! でもそれでもいい。地球が助かってなによりでありました。
そしてイオリにとってリリーもまた気の置けない気になる相手と明示されて、ええ、ふたりもまたいい関係築いているんですね。実にかわいいふたりでした。
『子供部屋ドラゴン』
すごいな今回。中二病だなんだと思われがちな伊勢原たまの面目躍如! ぎゃおを求めてこちらの世界にやってきた雷龍さっちゃん。異世界攻略最速記録を持つ、いわば天才少女のさっちゃんが、ぎゃおかわいさに逆上、ひまりに稲妻を放つも、それを軽くいなしたたまの実力やいかに!
いやもう本当、びっくりした。なんかね、ドラゴンスレイヤーだ龍狩りだといわれてきたたま。さっちゃんを見て、S級と判断。S級ったら、普通はトップ層だと思うのですが、冷静に敵じゃないと宣言。からの龍殺剣召喚のかっこよさ! ああ、これまでずっとたまが好きといってましたが、このギャップには脳まで焼かれますよね。ほんとかっこいい。最高なのでは?
さっちゃんは恐怖のあまり泣いちゃってますけど、このかっこいいたまさんの見せ場を作ってみせただけでもファインプレイでしたよ。ええ、だからこそぎゃおのテレパシーキスというご褒美も、よかったね! さっちゃん! 心からお喜びさしあげる、というか、さっちゃん、人事不省では? 大丈夫? 上も下も大事故よ?
『アイドルビーバック!』
元Pが福島の山奥にいると知り、車を出すあんじゅです。って、この子、免許持ってるのか! 父から借りてきたという社用車ですが、これ、廃車になったりしない? めちゃくちゃ心配したのですが、すごいな、あんじゅさん、しっかり運転するんだね! でも途中、狸に猪、鹿に大興奮。いやいや! 狸はともかく、猪、鹿は接触したら大事故になるから! 気をつけて! ほんと気をつけて!
福島某所に辿りついた一行。ここで自然の洗礼を受ける椿ですよ。夜、こうこうとかがやく自販機にむらがる巨大な蛾に恐怖! いや、わかりますよ! 私もこどものころ、嵐山の自販機にとまった巨大な蛾におののいて、逃げるように立ち去ったことありますから。田舎の夜の自販機は、昆虫パラダイス。椿がおびえるのもしかたがない。
そこに加えて謎の男性が逆光で現れたら、よけいにパニックになりますわな! 叫ぶ椿。そのシルエットは元P!? 椿にはトモコ王子が寄りそって、この情報量過多のなか、まずは一夜を明かして明日行動しよう。
いったん落ち着こうとしたのは正解でしたよね。
翌朝、ライブハウスを探す面々。こんなところにあるのかライブハウス!? という疑問を胸に、現地の人、プリティーおばあちゃんに情報求めれば、公民館でライブをやっているという。
その情報はまさしく確かで、公民館にて聴衆を集める元Pの姿! 猫を肩に乗せ、ギターを抱えたその人の表情や、懐かしの少女漫画を思わせるキラキラ! この中高年のアイドルが新生アイビバの救世主となりますか!? いや、きっとなってくれるはず! ここで曲の許諾が得られればきっと躍進の助けとなりますよ。
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第10号(2025年10月号)
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