2015年5月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2015年6月号

『まんがタイムきらら』2015年6月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』。ゆずこがぺたんと座りこんで、てるてる坊主作ってるんですけどね、それが縁と唯になってるんですね。なんか、ぽーんと素朴な笑顔のゆずこがやたら可愛くて、そしててるてる縁にてるてる唯も可愛くて、その背景にあるね、矢印描いて、Yuzuko! とか、Teruteru Yukari chan! 、Teruteru Yui chan! っての、すごく可愛くて、なんともいえないよさのある表紙だったと思います。

チェリーブロッサム!』、まさかの大胆大咲! いや、まあ、これは夢だろうな、そう思ったら、ちょいんす!! やっぱり夢だったんですけどね。大倉山先輩、可愛いなあ。メイドに悩み相談しようと思ったら、ベッドにまさかのお義姉さま。妹の悩みなどお見通しでありましたね。しかしそれで、とっとと大咲にメール打って、約束とりつけて、そしたらそれが当然デートみたいになる。そして切り出す、なぜ私を選んだのかという問。この時点では、なにがどういう方向に転ぶかわからん、わからんなあ、そう思いながらページをめくったら、うおー! 一歩、着実な進行を見せたー! 大倉山先輩感涙、大咲も感涙、ささのん撃沈……。ああ、これはもう、こんなこと、素晴しい! しかし、これ、まだ彼らの周辺に同様をはらんで、ドラマが生まれそうですよね。

箱入りドロップス』、これもまた素晴しいなあ。陽一と雫がデート。ハイテンションすぎる陽一がおかしくてたまりません。寝ろ、ほんとちゃんと寝た方がいい。これ、半徹夜のテンションも手伝ってるよね。対して雫は、おでかけが楽しみで、映画館も楽しみで、ほんと、なんにでも感動してくれる子を見てると、そりゃもう嬉しくなるよな。というか、陽一さん、かわいい、可愛い、カワイイしかいってないっすよ? 3Dを甘く見ている雫、あれ、次の展開、その反応にめちゃくちゃ期待させられますよね。さらにここで相ノ木、桂木ペアも参加してくるの!? もう、どうなるのかと思ったら、まさかここで遭遇ということはなく、順当にニアミスですみましたね。映画終わってからの雫、もうたまらんな。ほんと、いいデートだったんじゃないんですか? そう思ったら、桂木はもっとなのか! 化粧してるのかーっ! うおー! いやほんと、こちらのデートも大成功だったんじゃないですか? いいなあ、セイシュン!

『きらきら★スタディー — 絶対合格宣言』、新連載です。おお、受験ですね、やる気ですね、と思ったら、これ、夢なのか。ヒロイン、高校二年生、美崎真零。お隣の面倒見のいい子、間城満と幼稚園から小中高とずっと一緒で、これからもずっと一緒、夢はみちるちゃんのお嫁さん、なんていっちゃってるまれいなんだけれど、もしかしたらそれもここまでかも知れない。将来の進路について、真面目に考えてこなかったまれいだけど、みちるは違った。自分の進む路をちゃんと見つめて、大学進学をきっちり考えて、だからまれいとはここで路が一旦わかれちゃう。それ聞いて、同じ大学にいくって決めるんだけど、みちるの目指す大学、赤門大学って、ああー、国立のあそこね? まれいの合格率0%だそうですが、これ、ここから改善をはかるわけですね。はたして逆転大勝利となりますか、ですね。

『Dear my sweet flowers』、ゲストです。ある日、育美が学校から帰ってくると、自分の庭の、育てている花のそばに、見知らぬ女の子がいましてね、いったい誰かと思ったら、なんと花の妖精だというのです。はぐみ、自分の花に愛情をそそいできた、それが花の妖精たちをこうして呼び出すまでにいたったという。それぞれの子の性格は、花言葉などが加味されて、そこにはいつも世話してくれるはぐみへの感謝があり、甘えてきたり、励ましてくれたりと、ああ、これは美しい夢のような話だなあ、そう思わされたのでした。スズランの子がね、まさか有毒植物だから、そのへんも反映してたりするのかな? って思ったけど、そういうことはなくって、本当に、はぐみがそうだったように、その美しさに癒される、そんな漫画に仕上がっていたと思います。

  • 『まんがタイムきらら』第13巻第6号(2015年6月号)

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