2015年5月6日水曜日

007 ジェームズ・ボンド ブルーレイ・コレクション

 ボンド、ジェームズ・ボンド、の名乗りで知られる、おそらくは世界で最も有名なスパイ。コードネーム007の活躍も痛快な映画シリーズ、今も制作されていますが、これがですね、好きなんですよ。昭和の昔、って、海外の映画だから20世紀というべきか、あるいは冷戦の時代というべきか、西側の世界秩序を守るべく、時には陰謀、時には悪の組織と戦い、世界各地の観光地をめぐる、我らの愛したスパイ。ボンド役は誰がいい。やれショーン・コネリーだ、やれロジャー・ムーアだ、そんな議論があったり、あるいは毎回恒例の秘密兵器、そのギミックに心踊らせたり。あの頃は、子供も大人も大好きだったような気がするんです。けど最近テレビでやらないなあ、と思ってたら、こんな素敵な商品があったのでした。

これ、堂々の23枚組、最新作こそ入っちゃいないが(だってまだできてませんからね)、スカイフォールまで収録されて、2万円程度で購入できるというんですから素晴しい。けれど、最初は初回限定と銘打たれて、知った時にはもう買えなくなっていた。残念だなあ、プレミア価格になってるのを買うのもなあ、しばらくうじうじ悩んでいたんですが、再プレスでもあったのでしょうか、予約受け付けてるよって表示が変わりまして、またどうせ手違いとかじゃないのん? 半信半疑で注文しといたら、正規の価格でちゃんと新品が届きました。

もうそれからは007三昧! といいたいんですが、007に関しては、自分ひとりで見るんじゃなくて、家人と一緒に見ているから、双方の時間がうまくあわないといけない。というわけで、未だサンダーボール作戦までしか見られておらず、って、おい、4本目じゃん! この調子だと、全部見終わるまで2年かかるなあ。なんていってます。

初期のころの007見ますとね、結構なセクハラ野郎だな、ボンド。おおっと、こっちはパワハラじゃんよ。みたいに思えてくるから面白い。スパイとしての必要技能なのか、あるいはそれが時代の空気というやつなのか。まあ、後者でしょうね。今の目から見ると、これいいのんか、そう思えたりもするんだけど、当時のノリで楽しんで見ちゃうのがきっといい。それからね、改めて見ると、昔は結構わからんまま見てたんだなあ、そう思わされることたくさんでして、今はWikipediaとかで予習復習したり簡単にできますでしょう。それでもって、敵の目的や作戦の概要、また登場人物についてなど、裏話まで含めていろいろ知ることができる。そうすると、やっぱりより面白くなりまして、急いで、駆け足で全部見るんじゃなくて、ゆっくりその内容やらを咀嚼しながら、楽しんでいきたいと思っていますよ。

0 件のコメント: