『まんがタイムきららキャラット』2015年2月号、昨日の続きです。
『こみっくがーるず』、MAXからのゲストですよ。かおすちゃん、雑誌に読み切りが載ることになったっていうんですが、皆の喜びとは裏腹、どうにも不安が拭えずにいるんですね。わお、担当さんの言葉がこわい! 前回アンケすごく悪かった。お、おおう。怖ろしいな。かおすちゃん、その言葉受けて、精一杯頑張るつもりでいたというのに、緊張のあまりちっとも描けずにいたっていうんですね。もっとはやく皆に相談したらよかったのに! しかし面白かったのは、かおすちゃんのお母さんですよ。デビュー作のアンケート、たった一通の応援のメッセージの主がお母さん。ガッツでファイト!! かおすちゃんのいう生き恥、それを受けてるきがいう、まんが家なんてみんな何かしら恥をさらして生きてる! そ、そうなんですか? けど、表現する人はそうなのかも知れないなあ。皆で助けあって、なんとかできあがった原稿と、届いた3通の応援メッセージ。お母さん省くと2通! なんでも簡単にはいかんのだなあ、そんな風にも思いながら、恥を怖れないってことも大切なのだろう。そんな気持ちがしたのですよ。
『ぱわーおぶすまいる。』は、なんかカオスな感じですよ。宗馬の三者面談にやってきたマッチョな男ども、一体なにごとかと思ったら、なるほど宗馬の父の同僚、消防士たちっていうんですね。この人たちの、遠慮のない踏み込みがおかしくて、環を見ては、美少女だ、美少女だ。宮乃を見ては高い高い。やりたい放題で、けど景佑との筋肉での語り合い。わけわからんですよ。どの女子とも進展してないっぽい宗馬を見て、まさかさっきの男子と……。反応してる宮乃がナイスです。そして面談で飛び出した母の心配。女装して男に色目使ったり、まゆに性的いたずらをしたりって、いやもう、とんでもないことになってるんですが、けど進路についてはちょっとシリアスで、で、宗馬、結局は環に接近していくのでしょうか。うむ、まゆで確定と思ってたから、この展開、なんともわからなくなってきましたね。
『へんてこバスと飴玉くるり』、前回出てた怪獣の影、あれって町の影じゃなかったのか。なんか月光号を追ってきてましてね、はたしてこれはいかなることに。次の町は出子町、時計台で知られる町で、また蕎麦が名物みたいですね。かつて訪れたビー玉ちゃんが、椀子蕎麦? ならぬ皿蕎麦の記録を打ち立てていて、338枚食べた。その偉業は町に残るポスターが物語っていて、そして今日はビー玉ちゃんだけでなく、くるりも食べる食べる。よりによってお代わり無料デーに! ほんと、なんか、面白いなあ。今回のトラブルは時計台の破壊、と思いきや、それがレプリカで、そして本物の時計台も張りぼてに覆われていて、と、この顛末の面白さ。また怪獣の正体も判明して、その怪獣要素が月光号に! ほんと、他にはない、なんともいえない味わい。それが生きていて、実にいい、そう思いますよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第11巻第2号(2015年2月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿