2015年1月16日金曜日

『まんがタイムきららミラク』2015年3月号

『まんがタイムきららミラク』2015年3月号、発売されました。表紙は『幸腹グラフィティ』、きつねうどんを抱いて横になるリョウと、うどんに興味津々のきりん、そしてなんだかぼうっと天井見上げてる椎名、三人娘を真上から見下ろしましたって構図でありますよ。なんだか面白いイラスト。うどんはかつてのあのうどん思わせるうどんで、左肩にはおいなりさん。ええ、アニメの1話にあわせてきたんでしょうね。しかし、この不思議なポーズ。あちらこちらに皿、湯呑みが置かれてる、ああ、リョウが体を伸ばしたらお茶がこぼれちゃう! なんとも不思議可愛いイラストです。

『春色グラッセ』、ゲストです。動物好きな女の子、つばめが料理をしていたら、鍋からポコーンと現れたのがうさ耳つけた女の子。いったいどういう子なのだろう。まったくもってわからない。とりあえずニンジンが好きみたい。けれど肉もいけるみたい。そんな正体不明の女の子だけど、それが可愛いからとニコニコ見守ってるんですね。その子、ポプリっていうんですね。ちゃんと言葉もわかる。テレビ見て喜ぶ、その表情は豊かで、どうもなにかここにきた理由ありそうなんですけど、今のところはさっぱりわからんのですね。そしてつばめの友達、あかねから電話。なんとあかねのところにもなにか出たらしい。フルーツシリアルから出てきた、この子はネズミ? タヌキ? なんだか不思議なことが起こってるっぽいですよ。

『アルカトラブル!』、ゲストです。気がついたら謎の洋館に閉じ込められていた。そこには謎の眼鏡美女がいて、迷い込んできた子、有香のこと新人と、ようこそと、仲良くしましょうと。どうもこの洋館からは容易に出られないみたいなんですね。この変わりものでデリカシーのない眼鏡は、もう何年という単位でここに暮らしているみたい。けどアルカは逃げたくて仕方ない。当然ですよね。そして向かった先は、ずらっと扉の並んだ廊下。開けてみたらそこには海が広がっていて、ええ、なんともわからない世界なのであります。この扉のどれかが出口? つまりこれから、ひとつひとつ開いていくってことなのでしょうか。アルカトラズとアルカのトラブル、そんなタイトルと思わせて、しかしこの先、なんかとんでもないことになりそうですね。

『ツバメノス探偵社』、ゲストです。なんともいえない独特な雰囲気の漫画です。探偵たちが我先にと探しているのは、犯罪者? いや、どうも吸血鬼みたいなんですね。そんなのに出会って、助けて、騙されて? 危なく取り憑かれて、体を奪われてしまうところだったっていうんですね。その吸血鬼、世紀の大犯罪者シトリー・アルバートであるらしい。かなりの賞金がかかっているらしい。そしてそんなのと一緒に暮らすことになった? そしてこの子が探偵燕と関係を深めていく? のでしょうか。仲間になるのか追われるのかで全然違ってきそうですよね。

『まわりの天秤』、中学生になったばかりの女の子、島村ちかはちょっとドジ。その子が通学の途中で出会ったのが、同じく今日から中学生という四鳳まわりなんですね。なるほど、司法でありますね。制服に法服を羽織って、弁護士になるのが夢という。六法全書も常備。そんなまわりが、にぶちんちかちゃんの顧問弁護士となって、身の回りの危険からまもってあげようっていうんですね。そしてなるほど、ちかにはちょっとコンプレックスがある。自分がこの学校に入ったのは、母が校長、理事長をやってるから。最初っから決まっていて、だから自分の意思はなかったっていうんです。けれどまわりには、自分の夢がある。そうしたこと話し合って、ああ、これはふたり仲良くなって、いずれちかは自分の目標などを見出していくのかな? なんて思わされる第1回でした。うまくまとまりあって、読みやすくわかりやすい、そんな感触ありました。

  • 『まんがタイムきららミラク』第4巻第3号(2015年3月号)

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