『まんがタイムジャンボ』2015年2月号、一昨日の続きです。
『タヒチガール』、消えたマイを探しに出たマハナ。ちゃんとその気持ちを慮ってくれているリンがいいですね。そしてマハナ。マイを見付けて、語りかける。会場を間違えた、そう思ってたのか。けれどマイの気持ち、姉がいないと笑えない。みんなに迷惑をかけてしまう。そんなマイの気持ちを受けて、けれど持ち前の明るさでマイを引き込んで、強引な振舞い、その果てにマイの笑顔も生まれたっていうんですね。皆でオリタヒチ。助けあって、踊りを続けて、そして自然に浮かぶ笑顔。ええ、ひとつの達成ですね。ええ、いいエピソードでありました。
『お隣さんゲーム』は、ライバル出現に焦る舞子であります。さてそのライバル見てみれば、決して嫌いな感じじゃない。ってところで気がついた。ああ、蘭子お姉ちゃんに似てるんだ。それで蘭子を研究するっていうんですね。しかし楓、この人はいいなあ。男は蘭子みたいな女性が好きだ。そう決めつけてしまってる舞子に冷静に指摘してくれる。ほんと、いい兄さんだと思います。と、この舞子エピソードを展開しつつ、蘭子賢司の展開もするという、こういうところも見事だったと思いますよ。
『事件です!シャーロッ子さま』は前回登場の鷲丘先生、この人と穂華の関係、きっちりわかりやすく整理されましたよ。そんな感じのエピソードです。しかし、鷲丘先生、着任早々、職員室を離れておさぼりって、駄目っすよ。と、そのへんは適当に流して、ああ、鷲丘先生のこと、穂華はずっと意識してきた、そんなところがあるんですね。というか、鷲丘先生のデリカシーなさ、そんなところもあるみたいだけど、もともとはそんなに嫌ってない、むしろしっかりして大人な自分を見せたい、なんて思ってきたみたいなところがあるんですね。今回の件も、怒りはしたものの、ちゃんと頭を冷やして、それでちゃんと仲直りして。昔の恥ずかしい頃を思い出して赤面する穂華、いやもう、よかったですよ。
『人魚嬢ルリ』は、江頭がずんずんルリの生活圏に踏み込むようになってきてるんですね。なるほど、キャミソール一丁でくつろいでるルリは、メアリーの目からは丸出しに見えるのか。で、それを偽りのお尻だから大丈夫といっちゃうルリ。いいのか? 本当にいいのか? 今回ばかりは江頭が正しい、そう思ったのでした。そして江頭をつけ狙うミカミ。いや、狙ってるのはルリか。この子はどこまで踏み込むことになるんでしょうね。さすがにSNSはまずいですよね。
- 『まんがタイムジャンボ』第21巻第2号(2015年2月号)
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