『まんがタウン』2015年2月号、昨日の続きです。
『押しかけ時姫』、風雲急を告げる展開ですよ。なんと大内家の娘が海斗のことが好きとかいっちゃうんですね。さらには、海斗が欲しいのか? 時姫の問にもうんと答えて、なんということか。基本発想がずれてる時姫がおかしくて、真に欲しいのは我であろう! こちらはさすがにお断りされちゃうんですね。海斗との交換に城とか、まだあの誤解とけてなかったんだ。しかしこれ、すごいのが、海斗ですよ。時姫の面倒見てるからそんな暇ない。わお、断っちゃうのかい!? そんな海斗に、まず私を好きになって、大内の娘、素敵な申し出で、けど来週までか。時姫、不機嫌そうなんですね。家来をとられるからか? いや、そうではない。海斗大事で帰りづらくなって、さらには海斗のような若者であればよいのう。うん、時姫、海斗が大事なんだなあ。そのほのかな思い、素敵でありました。
『涙の数だけ輝いて!』は、唯の家で新年会。わーい、唯メインだー。と喜んだら、なんと、すっかりできあがってしまった晴香がメインといった具合。いや、この子もいいですよね。今回は感情が素直に最前面、見ていてすごく気持ちよかったです。まず、IDLに文句。はじっこの方の人直子と、彼女に届く熱心なファンからの手紙。あー、晴香だ。これ、晴香の過去が知れてから、ほんと面白くなりましたね。ビデオ見てる時の晴香も最高で、容赦ないチェックが入る! まだアイドルオタクとしての自己認識があるってのがおかしくて、ほんと、この子の押しの強さ、その根っこになにがあるのか、それが見えたかに思えました。
『居間には今外国人がいます。』、今回はマッキーと部活ですね。なるほど、確かに部活動って日本独特らしいですね。マイケルのいうように、地元のスポーツクラブとかに入るのが普通で、日本のような活動形態はなかなかないとのこと。漫画やアニメに描かれる部活の風景も、誇張されたフィクション、ファンタジーと思われている、そんなこともあったりするらしいですよ。さて、諸般の事情から部活をやってなかったマキが、部活に入るかも知れません。よって、第一部完! 次回から高校編がはじまるよ! って、わお、高校生マッキー、可愛いじゃん! すっかり娘らしくなっちゃって。と、まあこれ嘘なんですが、ともあれミカイールと一緒に部活に入る。かも知れない。けど、ミカの人見知り、ほんと深刻で、気心知れた人、少人数となら大丈夫なのかなあ。とりあえず同好会作ることにするんですが、完全に本末転倒ですよね。けど、マキのこれだと思い付いたアイデア、いったいどういう同好会に結実するんでしょうね。次回が楽しみですよ。
『大正乙女カルテ』は、かのとさん編の完結ですよ。兄の結婚問題を発端に揺れ動いたかのとの乙女心。自宅から路乃の家に家出して、さらに路乃宅からも家出するというダブル家出ですよ。ほんと、彼女の行く先はどうなるのか。心配していたんですが、白紙答案の件は、路乃の懸命の弁護でよい方向に向かって、しかしテストの順位が10位以内だったら、全部がきれいに解決するかも! 15位ですね。うわー、うまくはいかんもんだ。校長先生のおはからいは、かのとにとっても嬉しいもので、そしてマルさんの働き掛けがかのとの頑なさを溶かして、ええ、最後の診察室での語らい。家族会議を経ての大団円。大変によかった。最後にすっきりとして、本来の調子を取り戻したかのと、実に魅力的で、そして今度は清志ちゃんと路乃父との争い勃発。次のエピソードの中心はここに!? しかし、かのとを巡る物語は、彼女の成長ふくめいろいろ描いて、大変よかったです。かのと、本当はいい子だものなあ。
- 『まんがタウン』第16巻第2号(2015年2月号)
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