2014年8月20日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2014年10月号

『まんがタイムきららMAX』2014年10月号、昨日の続きです。

『ぶらまり — 時給800円の吸血鬼』、眼鏡がテーマでありますよ。おお、扉のマリーが超素敵。けど、この好奇心が彼女の運命を変えるんですね。テストの一夜漬けでへろへろになってるななこ、彼女の眼鏡を試しにかけて、壊してしまった。つばめの発案で、接着剤使うも、貼り付ける場所を間違えてしまった。って、そりゃねーだろ! もう逃げるしかない。いや、弁償だと眼鏡屋にいって、そしたらそこで興味のまま視力はかってみたりするんですね。おお、マリー、視力20なのか。って、どうやって計るんだ! 思うようにはいかなかったんだけど、気持ちが汲んでもらえた。あのラストね、駄目なんですけどさ、よかったですよね。

『アイはぐ』は衣替え。夏服になって、ええ、夏服もまた可愛いですね。本番まであと一週間。皐のダンスもよくなったといってるところで、しれっと中間テストが犠牲になったことを明かしてる結音。そうか、皐のテストは犠牲になったのか。衣装を決めます。制服ベースにちょっとアレンジ。ポスターとチラシを作って、宣伝にも余念がない。娘たちのステージを応援しようと頑張る父と常連たちがすごくいいですよね。ママにも知らせたい、けど絶対きてもらえない。ちょっと切ないですよね。そして、ひかり、当日遅刻。起きた時点でばっちり遅刻が確定していて、罰ゲーム。これ、ステージを飾るなにかになったりするのでしょうか。

『みことの一手!』、明日は予選の反省会。みことの気分がすぐれないのは、やっぱりわかってるんでしょうね。なにがまずかったか。だから気分がすぐれない。母のファッション誌を見て、自分も髪形変えようか。これもまた逃避なのかも知れませんね。いや、けど、可愛いですよ。ボブみこと。部屋着もすごく可愛かった。この思い付きのボブが、全敗を反省しての行動と勘違いされて、ゆるされる。あの全然わかってないみこともよかったです。私たちにはなにが足りていないのか。文香が光の側面で、蛍が闇の側面なのか! 悔しさ、妬みといった感情。それは本気で打っているからこそのものだという蛍の言葉に、自分に欠けていたものを思い知る、そんなみことの様子が見えて、ほんと、みことの本気、怖れを超えて本気で打てる日はいつのことになるのだろう。見ていてすごくもどかしくて、だからこそみことから目がはなせない、そんな気持ちになるのだろうと思うのですね。そしてみことの思う蛍の心情。これがなにかのヒントになるのでしょうか。

『ハナイロ』、うるみがなんか調子悪そうなんですね。ぼーっとしてる。失敗続き。心ここにあらずといううるみを見て、ホームシックなのではないか? 昨夜、親からの手紙が届いていた。元気づけようと皆でいろいろやってみるんだけど、うまくいかない。あの笑わせる作戦、あれ明らかに姉に遊ばれてますよね。しかし、これ、うるみがホームシックというのが皆の勘違い? そんな展開もあるかなと思ったら、考えすぎでした。皆が、私達が一緒にいるよ、まっすぐに気持ちを伝えて、うるみが元気を取り戻して、この素直さ、それがこの漫画の美点だなあ、本当にそう思わされました。

  • 『まんがタイムきららMAX』第11巻第10号(2014年10月号)

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