『まんがタイムきららキャラット』2014年10月号、昨日の続きです。
『ばーどすとらいく!』、クルの夏休みですよ。寮でひとり過ごしてるクルの様子、やたらマイペースで、よいなあ。と、そんなクルを誘いにあとりたちがやってくる。行き先は博物館、恐竜展を見にいきます! あとりが博物館大好きとか、よいなあ。素晴しい。そしてクルも恐竜にはまる。そうそう、恐竜って鳥の先祖っていいますから。むしろ、最初にクルがそうと気付かなかったのに、あれ? って思って、そうか、クルの星と進化の系統が違うわけか。なるほどちょっと面白い。しかし、あの見事に恐竜に魅せられちゃって、まるで神話の世界だ、しびれて震えてるクルが実にいい。総統への報告も、クルの熱意、あの表情が恐竜愛を物語っていて、おかしかったです。
『ののかノート』、みんなでお祭りですよ。浴衣着るんですけど、ひよこさん、いろいろエロいです。勘弁してください。穏やかじゃありません。今回は、あやかのののか愛がいろいろ炸裂してまして、久しぶりですよね。ええ、お姉ちゃんのやばさが久しぶりに見られて嬉しいです。ののかはといいますと、いろいろ大人ぶろうとしましてね、けどなかなかそうはいかない。でも、頑張るののかはすごくいい。ののかを甘やかさないように、心を鬼にしてる玲緒奈ですけど、直視すると負けるのか。ののかとひよこのマッチング。発想が似てたり、一緒に遊んだりするところ、その様子、ほんとによかったです。ところで、最後に提示された宿題祭。これどうなるのでしょう。ののかには厳しそうですね。
『あまゆる。』、なんでしょう、ハルにアヤ、のっけからものすごく輝いてません? って、ああ、畑だから? 寮の畑、綺麗に手入れされてる。誰が世話してるのかずっと気にしてたアヤ。その様子を真似するハルがすごくいい。ああ、ハルがやるとこんな感じになるんだ。ほんと、すごくいいですよ。先輩たちはもう卒業しちゃうから、畑を後輩に譲るんですね。そうとなったらアヤ、ハイテンション。国名考えちゃうんだ! ほんと、ハイテンションアヤは素敵です。先輩との出会い、ちょっと遅過ぎた、そういって落ち込んでるアヤがいい。この子、人見知りなんだけど、その分なのか、人との縁をすごく大切にしますよね。雪の日、雪合戦して遊んで、ハルのやりたい放題が光ってた。そうなんだ、ユウにも勝っちゃうんだ。そして畑の世話をして、ええ、皆ちゃんと畑を大切にしてる。その様子をうかがう先輩たちの姿からは、これまでみんなで畑を大切にしてた、大切に受け継いできたんだ、ってことが伝わってくる。そういう気持ちの繋がってると感じられるところ、実によかったんですね。
『フレラジ☆』、メインの面々、それぞれに動きがあって、なかなか複雑な感じですよ。はじまった当初は、基本ラジオの収録をメインにして、個々人のエピソードはサブエピソードみたいな展開を見せるのかと思ってた。けど、全然そうではない。ひとりひとりのエピソード、それがメインであり、それがフレラジの場で交差するんだ。そうしたことを感じさせます。葵がね、英語の能力を買われて、海外からきた映画監督の通訳頼まれたのだけど、どうも監督は日本語しゃべれるみたい。けど、なにか思うところがある? 映画の撮影を見においでと誘われて、連れてきたい人がいたらその人もどうぞ。なるほど、フレラジメンバーでいくのかな? あるいは茜を呼ぶのかな? そう思ったら、そうはならなかった。ええ、私の予測をまったく受け付けない展開、見事に引き込まれておりますよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第10巻第10号(2014年10月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿