2010年6月12日土曜日

『まんがタイムラブリー』2010年7月号

『できる女には秘密がある』、扉絵が可愛いなあ。というわけで、『まんがタイムラブリー』2010年7月号、昨日の続きです。

『シュガーライフ』、本誌初登場とのことですが、ゲスト? ものすごく可愛い絵柄。ちょっと、『LOVE ME DO』などを思い出させるような雰囲気もあって、けどこちらは毒入りって感じはしません。夫婦ものです。ちょっとどんくさいお嬢さん、サエさんが奥さん。なんかマイペースでね、それでもって可愛くて、四コマ誌でこういう雰囲気、久しぶりに思います。

『ママうた』、これもニューフェース。ライブカフェバー「ママうた」を舞台にした、お店とお客さんとの交流ものといったらいいのでしょうか。母ひとり、娘ひとりのお店、ステージがあって、ママが歌う。でもってこのマイペースなママがお客さんから人気で人気で、でもママには夫がいます。父ひとり。てっきり、母娘できりもりしてるのかと思いましたよ。雰囲気はとてもよかったと思います。雰囲気は主にママが、ネタとしての面白さは娘の音々が担っていると感じました。

『喫茶甘口どんぶり!!』、喫茶店からどんぶり屋に改装。その強引さ、さらにメニューの強引さ。ケーキ丼はちみつがけ。これがおいしいらしいよ? その味覚に疑問の残る長姉汐美がきりもりするどんぶり屋。どうなるんだろうという不安ぶくみのスタートです。ちょっと普通からはずれた感覚を表現しようとしているところ、うまくはこんだら、いいネタになるのかな、なんて思います。

だんつま』、かっちゃん以外に旦那は出てこないのかな、なんて思っていたら、出てきましたよ、出てきました。未歩さんの旦那。人のよさそうな人。トラック運転手ってきいてたから、もっと荒々しい人と思っていたら、そんなことありませんでした。偏見はいけませんね。しかし、未歩さんの旦那大好きなこと。これまでにも描かれていましたけれど、それが具体的に描写されて、それが実に面白かったです。いい話っぽく見せて、あんまりそういうことでもないらしいというところとか、実によく、そして未歩さんの秘密、というわけでもないみたいですが、あの最後の落ちは予測のとおりでした。ミステリアスな人であります。

  • 『まんがタイムラブリー』第17巻第7号(2010年7月号)

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