『まんがタイムラブリー』2010年7月号、発売されました。13日発売の雑誌。けど、今月は11日に出て、13日が日曜だから前倒しされるのはわかる。でも、なんで二日も!? 6月12日は雑誌の流通が休みとか、そういう話なんでしょうか。さて、表紙ですよ。七夕ですね。『Welcome! つぼみ園』、ことみ先生が両手に織姫彦星のパペットをはめている。そのパペットもまた可愛くて、ああ、つまりは園長作なのでありましょう。
『少女カフェ』、夏目前に新サービス、新メニューの考案ですよ。残念ながら新サービス案は採用されませんでしたが、あの夏メニュー、ミントソーダは彩りも清涼感じさせて、実際魅力的だと思わせられるものでありますよ。私はジンジャーシャーベットが気になります。まあ、からだ冷やしたくないから冷たいものは頼まない、つまりは季節感を楽しまない、つくづく無粋者なのですけれど。以前も登場した浪人生、宮嶋さん、今回も出てきて、またも食えない男だなあ。とても魅力的ですよ。この飄々としたキャラクター、こういうの大好きです。女性は凜としてピリッとして、刺激的に可愛くて、男性はやさしげで、この空間、すごくよいです。こんな喫茶店身近にあったら、いってみたいところですよ。ええ、もちろんお父さんが目当てです。
『前略・ここにいます』、ああ、ゆかりさん、可愛いなあ。眼鏡だからだけじゃないよ? あの服装、あのスタイル、魅力的。けど、やっぱりなにか謎を隠しているっぽい。どんな謎なんだろう。先を知りたいと思う。どんな道のりを辿ることになるのだろう。すごく気になります。ところで、くさかべ食堂に住み込んだりすることになったりするの? いや、それはないのかな、やっぱり。
『Good Job! 桜さん』、初登場です。サポート課にて働くお嬢さん田中さんがヒロイン。明るく元気な働くお嬢さんものですね。悪くないなって思いました。現場で働く桐山さん、田中さんが桐山さんのこと気になってるっていうの、みんなにばればれらしいっていうのが面白い。まあ、桐山さんはそうではないみたいですが。この設定というべきか、この雰囲気というべきか、『ラブリー』らしいなって思います。よかったです。
『トノサマガァ〜ル』、前回たまげた漫画ですが、2回目、いきなり出落ちみたいだった信長設定の下地が整理されて、なかなかいいかもなどと思いはじめています。小さなことにはこだわらない。けど、時代の変わってしまったこと知らされた瞬間の信長の表情、思わせるものがあってよかったです。馬鹿馬鹿しい設定の漫画です。けど、馬鹿馬鹿しさも含め、おかしみをきっちり盛り込んでくれる。苦しんだ方がいいこの人は!!
その落差とか面白かったです。しかし、信長さまの復活、どんなタイミングなんだ。
『あねざかり』、藤凪かおるの新作です。姉弟もの。母子家庭、働くお姉さんと、高校を卒業して働くことになった弟、しかし勤務時間の違うためにすれ違うっていうね。美人で元気なお姉さん、どんな漫画になるんだろう。それはまだちょっとわからない。けど、にぎやかで楽しそうな雰囲気、第1話にすでに感じられるから、期待しちゃってもよさそうだ、なんて思っています。
- 『まんがタイムラブリー』第17巻第7号(2010年7月号)
引用
- 池尻エリクソン「トノサマガァ〜ル」,『まんがタイムラブリー』第17巻第7号(2010年7月号),72頁。
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